重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

2015 安田記念 回顧


まいどー!!です、bera-an2です。

印的にはかなりブッサイクでしたが、一応3連複は取りましたよ~。ということで、意気揚々と回顧することにします。

レース結果

2015年 6月 7日(日) 3回東京2日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第65回安田記念
3歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) 芝 1600m 17頭

LAP 12.4-10.8-11.1-11.6-11.4-11.2-11.3-12.2=1:32.0
通過 34.3-45.9-57.3-68.5  上り 68.8-57.7-46.1-34.7


馬 名騎手タイム着差通過順位上3F
6モーリス川田1.32.0
03-0334.51
13×ヴァンセンヌ福永1.32.0クビ12-1033.73
12クラレント田辺1.32.21 1/405-0434.512
10フィエロ戸崎1.32.41 1/205-0634.62
15ケイアイエレガント吉田1.32.53/402-0235.211
11ブレイズアトレイルC.ル1.32.508-0834.517
16
カレンブラックヒル武豊1.32.5ハナ12-1034.29
8
レッドアリオン川須1.32.73/403-0435.17
17
エキストラエンド蛯名1.32.7クビ14-1434.116
2ダノンシャーク岩田1.32.7ハナ10-1334.25
1サンライズメジャー池添1.32.8クビ08-1034.610
9
リアルインパクト内田1.32.91/201-0135.66
14
サトノギャラント柴山1.32.9クビ17-1733.814
4
メイショウマンボ武幸1.33.0クビ10-0835.015
5×ミッキーアイル浜中1.33.0クビ05-0735.14
3ダイワマッジョーレM.デ1.33.0ハナ14-1434.48
7
サクラゴスペル横山1.33.11/216-1634.213

単勝  6 \370
複勝  6 \210 / 13 \240 / 12 \740
枠連  3-7 \990 (5)
馬連  06-13 \1740 (5)
ワイド 06-13 \910 (5)/ 06-12 \4590 (57)/ 12-13 \4030 (51)
馬単  06-13 \2680 (5)
3連複 06-12-13 \40690 (129/680)
3連単 06-13-12 \127190 (387/4080)

ペース・展開おさらい

内からミッキーアイルが好発もすぐさま押さえる気配。中からリアルインパクトと外からケイアイエレガントが押して主張も前者がハナを取り切ってのペースメイクとなった。ただ決して競っていたわけではなく、3Fの通過はむしろやや遅め…だが例年は気持ち緩みが出る年もある中盤区間で、5F目からペースを上げて、そのまま末脚勝負に入ったのが特徴的だった。その分ラストはLapを落としてFinishしており、マイルの総合力が問われるレースになったといえるだろう。ただ前半が緩かった分、そこで前の位置を取れた馬は若干のアドバンテージがあったとも言える。

馬場としては稍重の土曜から日曜の朝イチには良馬場…そのまま、かなりの状態まで回復しこのレースを迎えたと思われる。前週ほど内が優勢というわけではなかったものの、いくらかはそういった感じは出ていたのではないだろうか。

各馬ひとこと

モーリス

好発というわけではなく、気持ち遅めの出から巻き返して先団へ。そのまま持ったままで残り400mから追われると、2着馬の追撃を何とか振り切り4連勝での戴冠となった。ラストは少し掛かってしまったが、後ろから来られるとまた伸びたような面も見受けられ、決して止まってしまったというわけではないだろう。こんな流れでも末脚は活かせると思ってはいたが、より安定した結果を残せる前付けは完全に想定外。それにあっさりと応えた馬も見事というより他ない。先行できるなら、京都のLapももんだ無くこなせると思われ、順調なら秋も最有力と言わざるをえない。

ヴァンセンヌ

折り合い重視で馬なりで中団やや後方から。道中で内に入れ、直線でも内目を捌こうとしたのだが、坂下あたりから最内のコースが詰まり、最終的には3着馬の外に出して伸びてきた。勝ち馬にも余裕が有るように見えただけに何とも言えないのだが、着差を考えればかなり悔やまれる部分があるのではないだろうか。この馬も今年に入りレースの幅を一気に広げてきており、2強と評してもおかしくない存在と言える。

クラレント

ポンと出て好位付けという正攻法。勝ち馬には並ぶシーンすら見られなかったが、自信の脚はしっかりと使って3着キープ。前2走は明確な敗因があり、左回りでスムーズなレースさえ出来ればワンチャンスあると思っていただけに、そのとおりの結果となった。現状G1では噛み合えば…という域は出ないと思うが、左回りのマイルなら十分やれるだけのものを持っているはず。そう、関屋記念富士Sで会いましょう。

フィエロ

好位の内。直線も手応え十分に見えたが、いまいち伸び切れなかった。決してロスのある道中ではなく、今回に関しては上位との差を感じる内容だったと言わざるをえない。OP後は京都のみ、しかも高速馬場での好走が目立ったいるだけに、東京は少し不向きなのかも。そうであれば秋に向けて巻き返しの要素は十分といえるのだが。

ケイアイエレガント

この馬も外からかなり押していたのだが、結局外目の2番手に落ち着いての競馬となった。ただ決して前に楽な競馬ではなかったし、前走よりは数段格上のメンバーともしっかりやり合えたことは力の裏返しと言える。次、どこで買えるのかはちょっと微妙…夏は休むようなので、府中牝馬辺りなら何とかなるかもしれないが。

ダノンシャーク

気持ち遅めのスタートで中団内から。脚をため直線でやや外に出して一瞬反応する場面もあったのだが、最後はガス欠のようになってしまった。流れとしては決して悪いものではなかったし、もう少し見せ場は作って欲しかった所。決してここで威張れるほど力が抜けているわけではないのだが、状態面で微妙だった可能性も考えておきたい。

ミッキーアイル

好発から引っ張って押さえ好位に収まったものの、直線では余力なし…短距離路線の走りは決してスプリンターのものではなかっただけに、ここで控えて結果が出れば先が広がると思っていたのだが、最悪の結果になってしまった。こうなれば思い切って行ってしまうしか方法がないのでは?


G1初出走のいわば新星2頭のワンツーとなりました。これで低調なマイル路線に少しでも動きが出てくれればいいのですが…ただすぐ近く…香港にはエイブルフレンド(Able Friend)という怪物級の馬がいます。このレースに出てくるのかとおもいきや、次週イギリスのロイヤルアスコット開催でのクイーンアンSに遠征…そのレースには現在6連勝中のソロウSolow)も出走し一騎打ちムードが漂っている模様です。モーリスがそれらの馬に敵うかどうかは個人的にはかなり微妙なんじゃないかと思っております。怪物と呼ぶには時期尚早でしょうな。



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