重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

2015 東京新聞杯 回顧


まいどー!!です、bera-an2です。

このエントリは予約投稿…今頃、伊丹空港に降り立っているはずです。何とか追いつきましたが、次週以降でまた大きく離されるのは目に見えているのですがね。

レース結果

2015年 2月 8日(日) 1回東京4日 天候 : 曇  馬場状態 : 稍重
【11R】 第65回東京新聞杯
4歳以上・オープン・G3(別定) (国際)[指定] 芝 1600m 16頭

LAP 12.7-11.7-11.9-12.0-12.2-11.8-11.3-12.1=1:35.7
通過 36.3-48.3-60.5-72.3  上り 71.3-59.4-47.4-35.2


馬 名騎手タイム着差通過順位上3F
6
ヴァンセンヌ福永1.35.7
07-0734.63
13
アルフレード柴山1.35.7クビ15-1334.39
10
フルーキー岩田1.35.8クビ12-1334.41
4シャイニープリンス後藤1.35.91/210-1034.64
3リルダヴァルF.ベ1.35.9クビ05-0535.08
12
エキストラエンドC.デ1.35.9ハナ15-1634.22
5マイネルメリエンダ柴田1.36.01/203-0335.37
9
ダノンヨーヨー三浦1.36.1クビ12-1334.615
2
アンコイルド田辺1.36.1クビ01-0135.611
16
タガノグランパ菱田1.36.21/211-1034.96
14
サトノギャラント北村1.36.3クビ12-1035.15
1
メイショウヤタロウ内田1.36.3クビ04-0335.510
7
フェスティヴタロー江田1.36.72 1/207-0735.614
8
フレイムヘイロー大野1.36.81/202-0236.213
15
マイネルホウオウ松岡1.37.01 1/407-0735.912
11
ハノハノ蛯名1.37.21 1/205-0536.316

単勝  6 \600
複勝  6 \240 / 13 \790 / 10 \180
枠連  3-7 \1550 (8)
馬連  06-13 \14690 (35)
ワイド 06-13 \4170 (41)/ 06-10 \680 (3)/ 10-13 \2800 (30)
馬単  06-13 \21360 (60)
3連複 06-10-13 \19820 (61/560)
3連単 06-13-10 \155940 (427/3360)

ペース・展開おさらい

戦前から明確に主張する馬はいなかったのだが、フレイムヘイローとアンコイルド馬体を合わせての譲り合う様なペースメイク…2F目の11.7がそれを如実に示しているし、実際に前半3Fは馬場を考慮しても遅めの通過と言えるのだが、中盤は思ったほど緩まずに標準程度…その分、上がりに寄せる様なLap構成になった。ただ一気にペースを上げるのではなく、コンマ4秒・5秒と小出しのペースアップをしてからのラスト1Fは我慢比べ…どちらかと言えば、後傾持続力勝負の要素が強いレースであった。もちろん先行馬が粘れないレースではないが、それらの馬が元々強くなかった事、渋った馬場が味方しなかったなどの要素が絡んだ結果と言えるのではないだろうか。

ちなみに馬場は9R以降、稍重というには重すぎの状況…それでも内が壊滅していたわけではなく、そうなってやっと内外イーブン位の見立て…要は雨が降る前はイン偏重馬場だったということである。

各馬ひとこと

ヴァンセンヌ

少し出負けも中団まで巻き返し、4角までは馬群の中…直線ではこれでもかというくらいポッカリと前が空き、そこを突いての押し切り…4連勝での初重賞となった。速い上がりがない分、準OPの様な出し抜けを使ったりする必要があるのだが、今回はその必要がない位馬場が渋った事が味方…立ち回り以外も恵まれた部分が目立った結果と言える。まぁディープだけに高速馬場や速い上がりへの対応力がないとも思えないのだが、個人的に現時点では、マイラーズカップ辺りに出てくるのであればちょっと厳しいのでは?という見立てにしておく。もちろんまだ隠れた引き出しがあるという見方も出来なくはないのだが…

アルフレード

ココの所定番となった後方からのレース。終始外目の追走から直線は大外に出してよく伸びた。ここ数走の走りを見る限り、復調加減にはあると思うのだが、速い馬場への対応ができていない印象…その分、このような舞台では走れるのだろうが、2歳~3歳春時のパフォーマンスが戻るかはまだ半信半疑。

フルーキー

道中馬群の中でほぼ動けず。直線も外への機会を伺ってはいたのだが、最後は最内に突っ込んできた。溜まりに溜まった分、ラスト1Fでの伸びは際立ったのだが、仕掛け遅れには違いなく、力は出し切れていないだろう。ただ決していい脚が長く続くタイプではないだけに、今後も力は出せても取りこぼすシーンが定番になる恐れもありそう。ダービー卿辺りで、ソコソコ流れる中をチョイ差し…みたいな競馬がいいのではないだろうか。ちなみに力のいる馬場は得意。

シャイニープリンス

スタートは悪くなかったが、敢えて下げるような競馬で中団から。直線は勝ち馬の後を付いていこうとしたのだが、反応が悪く他の馬に挟まれてしまった。このようなペースでも十分対応可能な範疇であり、加速力で負けてしまったのは少し残念な結果だが、休み明けでもあり悲観的に取る必要はない。いつも人気になりにくいキャラだけに、狙い所はまだまだあるはず。

リルダヴァル

積極的に前を取りに行き、直線は敢えて外目をチョイスしたが、ラスト1Fで力尽きてしまった。ペースも悪くなかったし、立ち回りも然り…個人的には狙いすぎたということだろう。ちょっと次は買えそうにない。

エキストラエンド

出負けして後方から。直線は馬群の中に突っ込んだが、伸びはイマイチだった。前走を見ても分かる通り立ち回りを生かすタイプだけに、こういうレースになると届かないケースは十分考えられた。馬場も合っていなかった事は間違いないが、次以降も軸でしっかり狙える馬と言うわけではない事は覚えておきたい。

マイネルメリエンダ

跳びが大きな馬で、渋ってしまうとかなり厳しい…ここは参考外で良いだろう。


正直、雨の降る馬場での後傾Lapというのは、見立てが非常に難しいです。いずれにせよ、特殊な条件であったことには違いなく、ここでの好走はあまり鵜呑みにしないほうがいいでしょう。





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