2014 チャレンジカップ 回顧
です、です。
よく考えたら、もう明日有馬記念の枠順が決まるんですよねぇ。そういや、今回は抽選で選ばれた順で好きな馬番を選べるのですが、これっていろいろ不都合…というか、陣営の思惑が透けて見えるケースが出てきますよねぇ。例えば3頭出しの角居厩舎…恐らく最も気のある馬はエピファネイアでしょうが、もし3頭の中でデニムアンドルビーが一番最初に抽選を引き当てたら、エピファネイアの為に有利な内目の枠を避けて選んだり…まぁこんなシチュエーションもあるんじゃないかと。もちろん他の馬に入られてしまう可能性もあるので、リスクは小さくないのですが、その辺りを読み解くのもアタリに近づく一つの方法なんではないかと…いうのは、邪推しすぎでしょうかね。
戯言はほどほどにして、さっさと遅れを取り戻すことにしますw
レース結果
2014年12月13日(土) 5回阪神3日 天候 : 晴 馬場状態 : 良【11R】 第65回チャレンジカップ
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指) 芝・外 1800m 12頭
LAP 12.6-11.2-11.5-11.8-11.7-11.6-11.0-11.6-12.9=1:45.9
通過 35.3-47.1-58.8-70.4 上り 70.6-58.8-47.1-35.5
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
6 | トーセンスターダム | 武豊 | 1.45.9 | 11-11 | 34.6 | 5 | ||
5 | デウスウルト | 川田 | 1.45.9 | クビ | 09-06 | 34.9 | 9 | |
11 | フルーキー | 浜中 | 1.45.9 | 同着 | 07-06 | 34.9 | 2 | |
8 | アズマシャトル | 和田 | 1.46.1 | 1 1/4 | 04-03 | 35.3 | 6 | |
7 | ダイワマッジョーレ | W.ビ | 1.46.2 | クビ | 09-09 | 35.0 | 7 | |
3 | スマートレイアー | 池添 | 1.46.2 | クビ | 12-12 | 34.7 | 3 | |
9 | マコトブリジャール | 秋山 | 1.46.5 | 1 3/4 | 02-02 | 35.9 | 11 | |
10 | ウインフルブルーム | 国分 | 1.46.8 | 1 3/4 | 03-03 | 36.1 | 4 | |
4 | エイシンヒカリ | 岩田 | 1.46.8 | 頭 | 01-01 | 36.4 | 1 | |
1 | アドマイヤタイシ | 小牧 | 1.47.0 | 1 1/2 | 04-03 | 36.2 | 8 | |
2 | シゲルササグリ | 菱田 | 1.47.2 | 3/4 | 07-09 | 36.0 | 12 | |
12 | バッドボーイ | 幸英 | 1.47.2 | クビ | 04-06 | 36.3 | 10 |
単勝 6 \1520
複勝 6 \380 / 5 \750 / 11 \170
枠連 5-5 \11240 (31) / 5-8 \1060 (9)
馬連 05-06 \12050 (40) / 06-11 \1850 (12)
ワイド 05-06 \5900 (41)/ 06-11 \1420 (14)/ 05-11 \2190 (22)
馬単 06-05 \22430 (67) / 06-11 \4480 (28)
3連複 05-06-11 \33620 (77/220)
3連単 06-05-11 \167840 (522/1320) / 06-11-05 \118990 (439/1320)
ペース・展開おさらい
エイシンヒカリのしっかりペース。とは言え、前半の3Fは速すぎず遅すぎずの入りだった。特筆すべきはやはり中盤…コーナー部分もほぼ息を入れずに直線へ。消耗戦と言っていい決着になった。もちろん後ろから進めた馬に分があったレースであることは間違いない。馬場的には差しも届く状況。特に外回りではその傾向が顕著に出ていたが、決して前の馬がダメだったわけではなくイーブンに近い状況だったと言える。
各馬ひとこと
トーセンスターダム
馬なりで後方から。直線も少し外目に出すだけでうまく前が空き、そのまま前を一気に捕らえた。ポジションの利があったとはいえ、この流れで上がりを強調できるとは少し驚き。逆に言えば、クラシックは適正外の条件ばかりを走らされていたということなのだろう。個人的には見立てに少し見直しが必要と感じる一頭…ただG1ではさすがに厳しいだろうが。デウスウルト
後方の内から徐々にポジションを上げていき、直線も内目からしぶとく伸びた。京都内回りの上がり4つの勝負を差しきってOP入りを果たしたのだが、昇級戦の全く違う条件でも即結果を出した。ココに来ても徐々に力が付いてきていると言っていいだろう。極端に上がりに寄るレースは難しいと思われるが、それ以外の条件のG3レベルなら引き続き注意が必要。フルーキー
この馬らしい差し脚を生かすような位置取りだったが、ジワジワとしか伸びなかった。個人的にはこの流れならもっとやれて欲しかったというのが本音だが、ひとまず目処はたった。京都金杯に出るなら人気でも絶対に買わなくてはいけない。アズマシャトル
正攻法の競馬も直線伸び負け。位置取りを考えれば仕方ないが、いい脚が少ししか出せないというのも原因だろう。やはりコーナー4つのレースがベターということで良いのでは。ダイワマッジョーレ
スタート悪く後方からの競馬。直線もそれなりに伸びてはいたが、馬券圏内をにぎわすほどの見せ場はなかった。トップハンデだっただけに決してそれなりに評価はできるが、復活の兆しが見えたかと言われれば…スマートレイアー
金にならない予想があたったwww という訳でここは参考外で良い。マイルなら流れ問わずに安定して脚を使えるだけに京都牝馬Sなら無条件で買えると思われる。ウインフルブルーム
強力同型がいて、当初から控える予定だったようだが、それでは持ち味が活きない事が証明された。このコースでもマイペースならいい勝負が出来るだけのものはあると思うが、ベストはコーナー4回のコース。条件替わりで見直し可能。エイシンヒカリ
この流れで勝ちきるためには1分44秒台で走破せねばならず、さすがにここはオーバーペースだったということ。他の馬がしっかりと付いてきたのも災いした。ただ現状で言えるのは、そこまで強いというわけでもなさそうだということ。特にコーナー2回のコースなら嫌って妙味ある馬になりうるのでは。この時期のハンデG3というのは、適正を考えず一生に一回だからと言う事で使われるクラシック路線から開放されて初めて走る馬が多かったりします。今年のトーセンスターダムもそんな感じの一頭でした。そういう意味では今後注目ですね。
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