2014 阪神ジュベナイルフィリーズ 回顧
です、です。
丸々1週間分、更新が空いてしまっております。年末でバタバタしているのですが、年内に追いつくことを目標に少しずつ進めていきますので、しばしお待ちくださいませ。
レース結果
2014年12月14日(日) 5回阪神4日 天候 : 晴 馬場状態 : 良【11R】 第66回阪神ジュベナイルフィリーズ
2歳・オープン・G1(馬齢) (牝)(国際)(指定) 芝・外 1600m 18頭
LAP 12.5-11.0-11.5-12.2-12.0-11.4-11.5-12.3=1:34.4
通過 35.0-47.2-59.2-70.6 上り 70.9-59.4-47.2-35.2
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
16 | ショウナンアデラ | 蛯名 | 1.34.4 | 13-12 | 34.0 | 5 | ||
11 | レッツゴードンキ | 浜中 | 1.34.5 | 1/2 | 09-10 | 34.3 | 2 | |
4 | ココロノアイ | 横山 | 1.34.6 | 1/2 | 09-08 | 34.5 | 4 | |
18 | ムーンエクスプレス | 松山 | 1.34.7 | 3/4 | 03-04 | 35.0 | 12 | |
3 | アルマオンディーナ | 幸英 | 1.34.7 | クビ | 04-05 | 34.9 | 11 | |
5 | スマートプラネット | 酒井 | 1.35.2 | 3 | 01-01 | 36.0 | 13 | |
15 | レオパルディナ | 武豊 | 1.35.3 | 1/2 | 09-08 | 35.2 | 7 | |
1 | ロカ | 和田 | 1.35.4 | クビ | 16-16 | 34.8 | 1 | |
8 | オーミアリス | 国分 | 1.35.5 | 1/2 | 16-16 | 34.8 | 8 | |
13 | コートシャルマン | 川田 | 1.35.6 | 3/4 | 05-06 | 35.6 | 3 | |
14 | ダイワプロパー | 高倉 | 1.35.6 | ハナ | 15-12 | 35.2 | 15 | |
12 | カボスチャン | 嘉藤 | 1.35.9 | 1 3/4 | 08-06 | 35.9 | 14 | |
17 | ダノングラシアス | W.ビ | 1.36.0 | クビ | 12-10 | 35.8 | 6 | |
10 | クールホタルビ | 小牧 | 1.36.3 | 2 | 07-15 | 35.8 | 9 | |
9 | アローシルバー | 藤田 | 1.36.6 | 1 3/4 | 14-12 | 36.3 | 18 | |
2 | エフェクト | 藤岡 | 1.36.8 | 1 1/2 | 05-02 | 37.5 | 16 | |
6 | トーセンラーク | 四位 | 1.37.0 | 1 1/4 | 16-16 | 36.3 | 10 | |
7 | アカリアイドル | 国分 | 1.37.3 | 2 | 02-02 | 38.0 | 17 |
単勝 16 \980
複勝 16 \260 / 11 \170 / 4 \230
枠連 6-8 \1130 (5)
馬連 11-16 \2200 (9)
ワイド 11-16 \780 (6)/ 04-16 \990 (13)/ 04-11 \570 (4)
馬単 16-11 \5110 (21)
3連複 04-11-16 \3530 (8/816)
3連単 16-11-04 \22780 (68/4896)
ペース・展開おさらい
押して主張するような馬はいないものの、どの馬も宥めながらの序盤戦…それでもスローではなく標準的な入りと言えるもの…中盤も緩みこそあったものの、どっぷりという感じではなく、直線でのギアアップを経て坂上からはLapを落とす我慢比べ…やはり2歳牝馬には苦しいレースで総合力が試されたレースだったと言えるのではないだろうか。馬場的には差しも十分届く馬場も、外は厳しく馬場の中ほどまでを使って伸びてくる馬が目立った週だった。前残りはペースが緩めば…という感じで、特に極端なバイアスは掛かっていなかったと見てよいだろう。
各馬ひとこと
ショウナンアデラ
出負けを巻き返し、中団後ろの馬群の中からの競馬。残り1Fまでは馬群をさばきながら進出しラストは外に出して一気に交わし去った。ラストのLapが落ちた部分でも全く脚は衰えず、逆にその部分での伸び脚が際立つことになった。これまではソツのないレース運びで勝ち上がってきたが、苦しいレースでもしっかりと上がりを繰り出せたことは評価して良い。立ち回りが上手く、幅があることも好材料で、少なくともオークスまでは楽しめると思われる。ただ去年や一昨年のような抜けた存在ではない事は付け加えておきたい。レッツゴードンキ
中団馬群のまっただ中から。直線だけ軽く外目に出して、一旦は抜けたのだが、勝ち馬には並ぶ間もなく交わされてしまった。総合力で上位であることをしっかりと見せた内容。賞金的には秋まで十分なものを積み上げただけに、道中の折り合いなどを改善できれば、主役に十分なれる馬と言える。ココロノアイ
うまく折り合いを付けて中団のイン。直線も内からジリジリと伸びてきた。ロスらしいロスも無かったのだが、この馬自身、内枠が良いというわけでもなさそう。また阪神外回り・内枠での立ち回りとしては完全に負けパターンで、もっと負けておかしくないものだっただけに、この結果であれば、上積みあれば主役を喰う可能性を秘めるという判断をしておきたい。ムーンエクスプレス
大外だったが、コーナーまで距離があったおかげで、さほどロスなく運ぶことが出来た。差し馬台頭の中で良く前で残したという印象はあるものの、そこまでロスがあったわけではないだけに、決して弱いわけでないが、必要以上の評価はしないほうが良さそう。もちろん距離短縮条件で狙いたい。フィリーズレビューは超有力。アルマオンディーナ
前にいたのを少し控えて5番手から。4角から直線にかけて上手く4着馬の外まで持ちだしたが、前を交わすまでには至らず。3着馬と違い、内枠の不利を帳消しにする騎乗だったものの、2戦目がG1の中でのパフォーマンスであれば上々と言えよう。仕上がり早のキンシャサノキセキ産駒だけに、大きな上積みがあるかは微妙だが、一応桜花賞までは注目しておきたい。ロカ
出遅れの影響はあったわけだが、この馬が好勝負するには、控えて外から進出するしかないと思っていただけに、個人的には思っていた競馬をしてくれたという判断にしておく。決して弱い馬ではないが、このクラスでも大威張り出来るほどの存在でもないと言う事でよいのでは?コートシャルマン
立ち回りも悪かったわけではなく、力負けの印象。次以降狙いづらくなった。ダノングラシアス
外々を回らされたロスはあったものの、他コースの外枠ほどの影響はなかったはずで、もう少しどうにかして欲しかった。コートシャルマンと共にりんどう賞はレベルが大したことなかったということだろうか…さすがにG1らしく地力も問われるレースになりましたね。例年通り、同じコースの桜花賞に直結できる馬も何頭かいたと思います。ただレベル的には昨年・一昨年と比べるのはやはり可哀想ですね…逆に言えば、まだ見ぬ新星がいても決しておかしくないということなんですが。
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