重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

2014 チャンピオンズカップ 回顧


まいどー!!です、bera-an2です。

有馬記念、枠順ドラフト…要は抽選で選ばれた順に好きな枠順をチョイスできるって事ですよね。まぁやり方はそれでもいいと思うのですが、それで1時間番組を作れるって、さすが世界で一番馬券が売れるレースですよね。

レース結果

2014年12月 7日(日) 4回中京2日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第15回チャンピオンズカップ
3歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) ダート 1800m 16頭

LAP 12.6-11.7-13.2-12.9-11.9-12.2-12.4-11.7-12.4=1:51.0
通過 37.5-50.4-62.3-74.5  上り 73.5-60.6-48.7-36.5


馬 名騎手タイム着差通過順位上3F
8ホッコータルマエ幸英1.51.0
02-02-02-0236.42
4ナムラビクター小牧1.51.11/205-05-04-0436.38
12ローマンレジェンド岩田1.51.23/405-05-02-0236.63
7サンビスタ松田1.51.41 1/412-10-08-0736.315
11ワンダーアキュート武豊1.51.53/414-13-13-1335.95
5
ワイドバッハ蛯名1.51.5ハナ15-15-16-1635.410
13
カゼノコ秋山1.51.61/215-16-15-1535.814
9クリノスターオーR.ム1.51.7クビ01-01-01-0137.27
6
グレープブランデー北村1.51.7ハナ03-03-04-0436.913
15×インカンテーション大野1.51.83/412-13-11-1136.54
2ベストウォーリア戸崎1.52.01 1/205-07-08-0736.99
14コパノリッキー田辺1.52.21 1/408-10-11-1036.91
10
ニホンピロアワーズ酒井1.52.41 1/403-03-07-0737.512
3
クリソライトW.ビ1.52.9308-07-04-0638.16
1インペラティヴK.デ1.53.11 1/408-10-13-1137.611
16
ダノンカモン松山1.53.31 1/208-07-08-1338.216

単勝  8 \590
複勝  8 \190 / 4 \440 / 12 \270
枠連  2-4 \1900 (7)
馬連  04-08 \5470 (18)
ワイド 04-08 \1470 (14)/ 08-12 \720 (6)/ 04-12 \2400 (27)
馬単  08-04 \9020 (32)
3連複 04-08-12 \11730 (35/560)
3連単 08-04-12 \70890 (209/3360)

ペース・展開おさらい

まさかのコパノリッキー立ち遅れでクリノスターオーのペース…前半4Fまではドのつくスローの様相だったが、さすがに後ろが突っつき出して5F目からペースアップ。そのままゴールまで凌ぎ合いが続いた。残り3つ目でペースが落ちているが、これは4角のカーブがキツいため…その分、直線でグンと加速するようなLapになるのだが、その部分への対応も問われる一戦だった。

各馬ひとこと

ホッコータルマエ

ガッチリ番手キープから直線の叩き合いも凌いでの復活星。向正面で自ら前をつついてペースを上げさせた様な形になったが、前半の緩さで得た貯金で十分に対応できた。予想段階でも書いたが、持続力に加え直線でのギアアップ能力にも優れており、ペース、コース特性に対する適性も十分だったと言える。まだ5歳でペース適性的に走れるレースも多く、当面ダート王の称号は手放さないだろうが、かなり厳しいペースになった時には唯一取りこぼす可能性があり、現状ではそれ待ちとしか言い様がない。

ナムラビクター

上手く好位のインから直線もしぶとく前に喰らいついていったが、前を交わすまでには至らず。力的には十分足りると思っていたのだが、コーナーでの機動力を持ち味としているこの馬が、このコースの内枠で上手く立ち回れるかを疑問視して、評価を下げただけに、これだけ立ち回れてしまうと、この結果になるのもうなずける所。などという負け惜しみはさておき、逆に言えば、このコース以外でももう少し落ち着いて対処できそうで、一層幅が広がりそう。ただ東京マイルの適性はかなり微妙…

ローマンレジェンド

4F目にペースが落ちた時に勝ち馬と付かず離れずの位置に上がって、直線早々に場合を併せにいったのだが、坂上からじりじり離されてしまった。勝ち馬に対しては力負けの印象が強いが、この馬の力は出せており仕方なしの敗戦。ペース適性は幅広いだけに今後も買い続ける必要はあるだろうが、内で揉まれるような競馬になる時は評価を下げたほうが良い。

サンビスタ

中団の内目からジリジリとポジションを上げると、ポイントの4角では勢いを殺さないように自然に外目に出してよく伸びた。Lapとポジション取りを比べてみると、最も脚を長く使っており、またそれを生かす上手い乗り方だったと言える。小回り巧者でもあるが、コーナーリングの上手さも光っており、今後牡馬相手でもそれなりにやれるシーンはありそうだ。

ワンダーアキュート

溜めれば上がりは出せる馬だけに、JRA馬どおしの争いであればあの位置取りはむしろ必然と言える。コーナーでの押し上げが難しい中で直線のみで脚は使えており、仕方ないところもあるか。まだ能力の衰えはなさそうだ。

ワイドバッハ

この馬も自身の脚は使えている。根岸Sで負けてフェブラリーSで巻き返すローテを希望しておこうか。

カゼノコ

3歳のアロワンスがあまりない中でもよく走っている。しっかりと流れるようなレースでも脚が使えるのであれば、来年以降面白い存在になれるはず。

クリノスターオー

ペース的に上がり5つの勝負であれば、もう少しやれても良かったのだが、直線入って一気に突き放され、その後も大きく止まっていない所をみると、その部分への対応力で劣ってしまったということだろう。条件変われば見直し可能としておきたい。

インカンテーション

中団外目から脚を伸ばす作戦も、コーナーでの押し上げも見られる見せ場なし。とは言え、コース形態上コーナーで外を捲くっていくこと自体、決してプラスにならないコースだけに、どうしようもなかったというのが正直なところかも…特に評価は落とさない。

ベストウォーリア

これといったロスもなかったが、見せ場も作れなかった…やはりこの距離は長いと言わざるをえない。メンバーが揃えば尚更と言うことか。

コパノリッキー

出負けで中団の外を回らされ、3~4角で強引に進出していくというこのコースでやってはいけない典型的な乗り方だった。スタートの時点で仕方なしの部分もあるのだが、頭数揃ったフェブラリーSは明らかに舐められ逃げ…それ以降は中央の数頭だけを相手にする地方交流G1での結果しか出していなかっただけに、この舞台での評価としては少し過剰だったという見方も出来るだろう。さすがに東京大賞典でも大負けはしないだろうが、勝てないシーンはあってもおかしくないのでは。


今更感は漂う…というかただの負け犬の遠吠えなんですが、最初の◎候補はクリノスターオーナムラビクターの2択でした。ナムラは上に書いたとおり、立ち回り面でコースに合わないと判断して一気に△まで下げたのですが、コースが合わなかったのはむしろクリノの方という間抜けなオチになってしまいました…ホントださださですわ。



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