2014 エリザベス女王杯 回顧
です、です。
ようやく先週分です…昨日出張から戻ってきたのですが、来週は上海行きとなりますので、またもや更新頻度的に厳しい状態になりそうです。とりあえずG1から…頑張ります。
2014年11月16日(日) 5回京都4日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第39回エリザベス女王杯
3歳以上・オープン・G1(定量) (牝)(国際)(指定) 芝・外 2200m 18頭
LAP 12.2-10.8-12.4-12.7-12.2-12.8-12.9-12.2-11.5-11.3-11.3=2:12.3
通過 35.4-48.1-60.3-73.1 上り 72.0-59.2-46.3-34.1
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
1 | × | ラキシス | 川田 | 2.12.3 | 08-07-07-07 | 33.4 | 3 | |
5 | ○ | ヌーヴォレコルト | 岩田 | 2.12.3 | クビ | 04-03-04-03 | 33.6 | 1 |
15 | ディアデラマドレ | 藤岡 | 2.12.5 | 1 1/4 | 14-14-12-12 | 33.1 | 6 | |
2 | △ | フーラブライド | 酒井 | 2.12.6 | クビ | 11-08-10-10 | 33.4 | 10 |
3 | ◎ | キャトルフィーユ | C.ル | 2.12.6 | 頭 | 06-05-05-05 | 33.8 | 8 |
12 | △ | ショウナンパンドラ | 浜中 | 2.12.7 | 3/4 | 13-13-12-12 | 33.3 | 4 |
13 | コウエイオトメ | 北村 | 2.12.8 | 1/2 | 14-14-14-15 | 33.2 | 16 | |
18 | アロマティコ | 三浦 | 2.13.0 | 1 | 18-18-18-16 | 33.1 | 9 | |
7 | サンシャイン | 藤岡 | 2.13.1 | 1/2 | 01-01-01-01 | 34.9 | 18 | |
16 | スマートレイアー | 武豊 | 2.13.1 | クビ | 14-14-14-12 | 33.6 | 5 | |
10 | ヴィルシーナ | 内田 | 2.13.2 | クビ | 02-02-02-02 | 34.8 | 7 | |
6 | × | メイショウマンボ | 武幸 | 2.13.3 | 1/2 | 03-03-03-03 | 34.8 | 2 |
17 | △ | ブランネージュ | 秋山 | 2.13.5 | 1 1/2 | 10-08-08-08 | 34.5 | 15 |
14 | サングレアル | 戸崎 | 2.13.5 | ハナ | 17-17-16-16 | 33.7 | 12 | |
9 | ホエールキャプチャ | 蛯名 | 2.13.7 | 1 1/4 | 07-08-08-08 | 34.8 | 11 | |
11 | レッドリヴェール | 福永 | 2.13.9 | 1 1/4 | 08-11-10-10 | 34.7 | 13 | |
4 | オメガハートロック | 小牧 | 2.14.1 | 1 1/4 | 12-12-16-16 | 34.4 | 17 | |
8 | グレイスフラワー | 柴田 | 2.14.2 | 3/4 | 04-05-05-05 | 35.5 | 14 |
単勝 1 \680
複勝 1 \190 / 5 \140 / 15 \320
枠連 1-3 \610 (1)
馬連 01-05 \970 (1)
ワイド 01-05 \390 (1)/ 01-15 \1240 (13)/ 05-15 \770 (6)
馬単 01-05 \2140 (3)
3連複 01-05-15 \3030 (5/816)
3連単 01-05-15 \15570 (28/4896)
【ペース・展開おさらい】
ヴィルシーナが出ることろをサンシャインがパスしていき、2F目あたりではハイペースの予感もあったのだが、1角ではすでに落ち着き、逆に中盤は例年以上に緩みが入る展開…さすがに坂の下りからはペースが上がっていったのだが、それでも12秒台で実質は坂下からの3F上がり勝負…しかも尻上がりにペースの上がるLap構成で、単純な上がり性能を問われたレースになったと言えるだろう。中長距離でこの展開になってしまうと、まずはインの前目である程度の上がりを見せられる馬が有利、次に上がり性能に長けた差し馬ということになるのだが、今回もまさにそのような結果になってしまった。
【各馬ひとこと】
ラキシス:意外と控える競馬だったが、直線も内目を捌いてしっかりと伸びてきた。上がり性能的にはこなせる範疇だったが、3Fのみの上がり勝負でもしっかりと対応できたのは収穫といえる。これまで使われてきた距離からもスタミナ面での心配は無さそうで、上がり特化の流れであれば、牡馬と対峙してもそれなりにやれそうな予感もするのだが、その舞台がどこなのかと言われれば…とりあえず、来年の京都記念辺りを目指してみるか…
ヌーヴォレコルト:3番手の内ラチ沿いからの正攻法。ペース適性も上位で立ち回りとしては完璧だった。それで2キロ重い古馬に差されてしまったのだから、勝った馬を褒めるしか無いだろう。この馬自身は走れるペースが多岐にわたっているだけに、今後も馬券に加えるシーンはいくらでもあると思うのだが、また何かに取りこぼす、器用貧乏な感じが続きそうな気も。
ディアデラマドレ:終始外目を回しながら、直線では一瞬差しきるまでの勢いを見せたのだが、最後は脚色が鈍り気味になってしまった。外々で早めの仕掛けになった分だろうが、逆にこの馬が瞬発力特化型であることを示した結果とも言えるだろう。引き続き、しっかりと流れた時の対応力がカギになる馬で、個人的には適正外のレースで人気になって飛んでくれることを妄想したいタイプである。
フーラブライド:中団の内目から。最後までそのまま内を差して来た。立ち回りは光ったが流れとしてはこの馬のものではなかっただけに、上がり負けと同時に負けて強しの内容だったと思われる。ただ牡馬相手ではやはり荷が重く、次にどこで走れるかと言われれば、まず思い浮かぶのが来年のこのレースという感じになりそう。
キャトルフィーユ:この馬にしては意外と後ろ目からの競馬…元々このようなペースに対応できる馬ではないだけに、上がり負けという評価でよいと思うのだが、4角で少し追い出しを待つような形になってしまったのはそれなりに響いたと思われる。とは言え、ヴィクトリアマイルが適正内かと言われればそれも微妙なだけに…
ショウナンパンドラ:上手く内に入れた前半戦だったが、勝負どころからは馬場の中ほどから外目に振り出したが思ったほど伸びなかった。上がり負けという程ではなかったが、展開的に向かなかったのも事実であり特に評価を落とす必要もないだろう。
スマートレイアー:いつもどおりの作戦だったが…やはり溜めてキレで勝負するにもこの距離は長すぎるということ。なぜ今週のG1に出ない…
メイショウマンボ:瞬発力勝負で上がりの脚を強調できるタイプではないし、行きたがっていた部分もあるだけに、情状酌量の余地もあるのだが、やはり負け過ぎの印象が強い…マイルの厳しい流れでも対応出来るだけに、来春に向けて立て直せるか…
スローは想定出来ましたが、ここまで上がりに寄ったレースになるとは、全く想定外です…そういう意味では◎の5着はなるべくしてなったという感じであり、あまり悔しさが湧いてこないというのが正直なところだったりします。今週のG1もあまりペースは上がりそうにないのですが、どうなりますやら…
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