重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

2014 富士ステークス 回顧


まいどー!!です、bera-an2です。

えー…またまたスイマセン。菊花賞より先にこちらの回顧が出来てしまいました。というわけで、こちらを先に上げておくことにします。

その前に少し前から気になっていた話題を…ラジオNIKKEIの米田元気という実況アナをご存知でしょうか?比較的最近デビューされたアナウンサーなんですが、民放の福島テレビ出身らしく、いい意味でラジオNIKKEIらしくない実況をしていたのが特徴的でした。個人的には好感を持っていたのですが、ここ1ヶ月位、彼の実況が息継ぎの際に「ヒュッ」という音がマイクに入り込んで、非常に聞きづらい状態になっております。馬で言えばノド鳴りみたいな感じでしょうかね。聞いてる方はそのうち咳き込むんじゃないかとビクビクしてしまうんですが、ゴール前の力の入るシーンになるとその症状が出なくなったりするので、テクニック的なものか精神的なものか…どうなんだろうと気にしておりました。そんな彼が先週の東京の実況を急遽キャンセル…オフィシャルでは体調不良ということでしたが…その辺のことが関係していると思います。いずれにせよ、あまり型にはまらず、彼らしさを消さない実況で復帰してほしいものです。

閑話休題…早速、振り返っていきましょう。


2014年10月25日(土) 4回東京6日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第17回サウジアラビアロイヤルカップ富士S
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(指定) 芝 1600m 16頭

LAP 12.6-11.3-11.7-12.0-11.8-10.9-11.2-11.7=1:33.2
通過 35.6-47.6-59.4-70.3  上り 69.3-57.6-45.6-33.8


馬 名騎手タイム着差通過順位上3F
16
ステファノス戸崎1.33.2
10-1032.92
7
シャイニープリンス柴田1.33.2クビ09-0933.212
11
レッドアリオン小牧1.33.33/412-1232.85
4
ロサギガンティア柴田1.33.3ハナ06-0633.63
9
エキストラエンド田辺1.33.313-1232.99
12
ミトラF.ベ1.33.41/206-0633.77
14
ダノンシャーク福永1.33.5クビ03-0234.01
10
メイショウヤタロウ吉田1.33.71 1/410-1033.516
8
ダノンヨーヨー江田1.33.7クビ15-1432.915
2
キングズオブザサン蛯名1.33.7ハナ03-0434.14
6
コスモソーンパーク松岡1.33.81/201-0134.414
5
クラリティシチー北村1.34.0102-0234.56
13ブレイズアトレイル藤岡1.34.0ハナ14-1433.310
1
トーセンレーヴP.ブ1.34.11/208-0834.211
15
シェルビー武豊1.34.31 1/403-0434.78
3
インパルスヒーロー田中1.34.72 1/216-1633.713

単勝  16 \610
複勝  16 \250 / 7 \760 / 11 \350
枠連  4-8 \8370 (24)
馬連  07-16 \14780 (49)
ワイド 07-16 \4370 (56)/ 11-16 \1600 (15)/ 07-11 \4310 (53)
馬単  16-07 \22700 (81)
3連複 07-11-16 \46230 (137/560)
3連単 16-07-11 \266760 (789/3360)

【ペース・展開おさらい】
コスモソーンパークがハナに立つと競る馬も特におらず、道中の動きも殆ど無いまま直線へ…想定通りの上がり偏重Lapでの決着となった。タイム的には準メインの同距離1000万下よりコンマ1秒遅く、このレベルのスローならもう少し上がりをまとめてもというのが正直なところだが、前を行く馬にしっかりと上がりを纏められる馬がいなかったという事もあり、瞬発力に長けた後方からの馬に有利に働いたレースだったと見てよいだろう。

馬場としては、決して外差しが良いというわけではないのだが、このレース同様に、スローになれば決め脚のある馬が差し届き、逆にソコソコ流れるようなペースだと逃げた馬が波乱を演出というシーンも見られ、内外イーブンで展開次第という状況に近いものの、何となく違和感を思える馬場だった。うまく説明できないのだが…

【各馬ひとこと】
ステファノス
好発も馬なりで下げて控える競馬。4角までは外に出さず直線で持ち出すと一気に弾けた。白百合Sで決め手勝負にも対応していたが、個人的にはぜひ菊花賞へと思っていたくらいの馬だけに、この距離の重賞での決め脚勝負を勝ちきれることは尚更の驚きだった。ただこうなってしまえば、一貫Lapで更にメンバーのあがるマイルCSで同じパフォーマンスが出来るのかというのが疑問に思えてくるのは当たり前の話なのだが…

シャイニープリンス:流れとしては昨年に近かったのだが、しっかりと結果を出した。条件問わずにマイルならしっかりと走れる馬なので、後は力関係…ただ常に人気のない馬だけに、小銭投下を続けていてもいつかは返してくれるはずという思いから、次走も買うだろうな…きっと。

レッドアリオン出があまり良くなく後方で折り合い専念。ベタに外をぶん回して追い込んできたが…厳しいレースで前に行って結果を出した事もあったが、現状では末を生かす乗り方のほうがあっていそう。今回は上位2頭とは立ち回りの差があっただけに、あまり悲観する必要はない。恐らくペースが上がったほうが競馬はしやすそうで、ようやく次以降に期待できる態勢が整ってきた。

ロサギガンティア今回は出負けせず、中団の内目から。直線狭くなりかけたが、大きな不利には至らず位置なりに自身の脚は使えての結果と見ておきたい。まだ上があるのであれば別だが、現状ではこれより上の舞台で積極的に買いたいと思える要素はない。

エキストラエンド3着馬と合わせて伸びてきたが、4角までは内を通っており、そういう意味では一歩評価が下がる。復調の気配は出ているものの、これより上のクラスで通じるかと言われればかなり微妙。

ダノンシャーク今回は先行からの正攻法。単純に言えば上がり負けなのだが、もう少し際どく粘れても…の気持ちもある。まぁ大きくも負けていないのも事実で評価を落とす必要もないが、次も主役級かと言われれば…。

キングズオブザサン:内で脚をためていたが、直線で前が壁に…さらに行きたい所はロサギガンティアに入られてしまい万事休す。前が空いてからはそれなりに伸びており、ここは参考外で良いだろう。マイルCSに出るなら今一度内枠を…ただ賞金的には恐らく無理かと。

ブレイズアトレイル:出が良くなくて後方からになったのだが、この流れならもう少し上がりが使えてもというのが正直な所。サマーマイル皆勤後の反動が出ているのやもしれないが、次の狙い目が非常に決めにくくなってきたのも事実…

トータル的に見ればマイルCSに繋がりにくいレースなのですが、近年は比較的絡んでいる馬も多くなっています。それらの馬は決して人気馬ばかりではありませんし、ここでの着順がいい馬ばかりではありません。タイム自体は大したことなかったですが、今年もそんな存在が出てきてもおかしくない内容だったように思えます。



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