2014 スプリンターズステークス 回顧
です、です。
凱旋門賞はこんなもんかな…というのが、正直な感想。やっぱり最低限1戦は現地で叩かないといけないでしょうね…また、日本の馬場への適正が上位の馬では、限界が見えているだけに、強さうんぬんではなく、ロンシャンの馬場にあった馬を連れて行くべきなんでしょうね。
2014年10月 5日(日) 3回新潟8日 天候 : 小雨 馬場状態 : 良
【11R】 第48回スプリンターズS
3歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) 芝・内 1200m 18頭
LAP 11.9-10.5-11.3-11.9-11.3-11.9=1:08.8
通過 33.7-45.6-56.9-68.8 上り 68.8-56.9-46.4-35.1
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
18 | スノードラゴン | 大野 | 1.08.8 | 11-10 | 33.9 | 13 | ||
9 | ストレイトガール | 岩田 | 1.08.9 | 1/2 | 09-10 | 34.2 | 2 | |
13 | レッドオーヴァル | 田辺 | 1.08.9 | 頭 | 05-05 | 34.5 | 5 | |
14 | グランプリボス | 三浦 | 1.08.9 | 頭 | 04-03 | 34.6 | 4 | |
12 | ベルカント | 武豊 | 1.08.9 | ハナ | 03-03 | 34.7 | 10 | |
8 | アフォード | 蛯名 | 1.09.0 | 1/2 | 11-13 | 34.1 | 15 | |
16 | セイコーライコウ | 柴田 | 1.09.0 | クビ | 07-06 | 34.4 | 9 | |
10 | マヤノリュウジン | 池添 | 1.09.1 | 1/2 | 17-17 | 33.8 | 6 | |
5 | マジンプロスパー | 小牧 | 1.09.1 | ハナ | 05-06 | 34.7 | 14 | |
17 | サンカルロ | 吉田 | 1.09.1 | クビ | 18-17 | 33.7 | 17 | |
2 | ローブティサージュ | 秋山 | 1.09.1 | 頭 | 09-08 | 34.4 | 7 | |
6 | コパノリチャード | 浜中 | 1.09.2 | 1/2 | 14-13 | 34.1 | 3 | |
15 | ハクサンムーン | 戸崎 | 1.09.2 | ハナ | 02-02 | 35.1 | 1 | |
3 | トーホウアマポーラ | 幸英 | 1.09.3 | クビ | 07-08 | 34.7 | 11 | |
1 | アースソニック | 石橋 | 1.09.4 | 1/2 | 14-13 | 34.4 | 16 | |
4 | ガルボ | 津村 | 1.09.4 | 頭 | 11-10 | 34.5 | 12 | |
11 | ハナズゴール | D.ペ | 1.09.7 | 1 3/4 | 14-13 | 34.6 | 8 | |
7 | ダッシャーゴーゴー | 勝浦 | 1.09.8 | 3/4 | 01-01 | 36.1 | 18 |
単勝 18 \4650
複勝 18 \650 / 9 \170 / 13 \380
枠連 5-8 \2260 (9)
馬連 09-18 \7360 (24)
ワイド 09-18 \1790 (16)/ 13-18 \4370 (48)/ 09-13 \860 (4)
馬単 18-09 \26040 (72)
3連複 09-13-18 \19580 (58/816)
3連単 18-09-13 \190930 (561/4896)
【ペース・展開おさらい】
先手候補のコパノリチャードが出遅れ…ハクサンムーンが様子見で出て行くような感じであったが、結局は内目からダッシャーゴーゴーが主張してのペースメイク。前後半差は+1.3と平均の範疇と言える前傾LapでのFinishとなったのだが、特筆すべきは4F目で溜めが入り5F目で一気にコンマ6秒も加速するLapになったと言うこと。これによりまず、溜めが入った部分で差し馬が容易に前との差を詰めることが出来た、また先行馬で加速能力に長けた馬がおらず(これは短距離馬なら仕方のないところなのだが)これが大した前傾Lapでもないのに差しが届くようなレースになった最大の要因ではないだろうか。
馬場的にも弱いながらも切れ間なく雨が降り続く中でのレース。朝から徐々にダメージを与えていた事も間違いないのだが、それを差し引いてもこの勝ち時計はやや遅め…これも前の馬が踏ん張れる下地が無かったことも影響していると思われるのだが、ロードカナロアがいなくなった後の明確な後継馬が現れていない証とも取れるだろう。
【各馬ひとこと】
スノードラゴン:スタートはしっかり出て思ったより前目からの競馬。終始外目の追走だったが、緩んだ時にしっかりと前との差を詰め4角ではすでに前が射程圏に入っていた。ラストまで脚を切らさずに初重賞、そして初の芝勝ちがG1という快挙達成となった。時計の掛かる馬場は歓迎なだけにそれを十分に活かしての差しきりと言えるだろう。高松宮記念からの連続好走だが、共に時計の掛かる中での勝負。逆に速い時計でのパフォーマンス比較で苦しいのは間違いなく、買える場面とそうでない場面がハッキリしている馬と言える。
ストレイトガール:終始馬群の中での競馬。3角で少しゴチャ付くようなところもあったが、外は目指さずに馬場の3分どころをうまく差し込んできた。個人的には通った位置含めて上手い立ち回りだったと思っているが、決して力負けという感じではなく、高松宮記念同様に、むしろこの馬場でよく走ったという印象。是非マイルCSに向かっていただきたいものである。
レッドオーヴァル:先行しながら枠なりに外目を追走。その分直線ではやや遅れを取ったのだが最後までジリジリと伸び続けた。小回りは合っていると思うのだが、このような馬場は不向きなだけに、こちらもよく走っていると言ってよい。7F戦までなら次以降も注目。
グランプリボス:意外な先行策。3着馬と合わせながらよく頑張っているのだが…この所、順調に使われなていない中でも格のみで好勝負を繰り広げている以上、次も決して無視できない存在。
ベルカント:上手くスピードをコントロールしながらの先行策。直線も前を交わしてからは最内であわやのシーンを作った。直線でギアアップを要求される流れは決して良くはないだけに、よく踏ん張った印象の方が強い。前走ではあまり強くないという表現をしてしまったが、この距離ならちょっと注目して良いのかも。
ハクサンムーン:高松宮記念こそ出遅れから追い込んでの掲示板だったが、そもそもは高速馬場の時計勝負が適した馬でこんな馬場は合っていないのかもしれない。ただこの展開で控えに回ることが本当に良い結果を生むのか…そちらの方は疑問を投げかけたい。
さすがに10週連続でAコースというのはなかなか無い条件…馬場読みは相当難しかったと言えるでしょう。それはジョッキーも同じで、一日の中でも一定の展開になるケースが少なかったことも馬券の難しさに繋がったのではないでしょうか。正直、東京に変わってホッとしております。
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