2014 オールカマー 回顧
です、です。
現在、ニューヨークのラストナイト…明日の昼便で日本に戻る予定です。とりあえず、1本だけはここで仕上げて残りは帰りの機内で…何とか頑張ろうと思います。
2014年 9月28日(日) 3回新潟6日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第60回産経賞オールカマー
3歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定) 芝・内 2200m 18頭
LAP 13.0-11.0-11.4-12.2-12.9-12.2-12.4-12.1-12.0-11.4-11.6=2:12.2
通過 35.4-47.6-60.5-72.7 上り 71.7-59.5-47.1-35.0
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
11 | マイネルラクリマ | 戸崎 | 2.12.2 | 02-02-02-02 | 34.8 | 2 | ||
6 | ラキシス | 川田 | 2.12.3 | 1/2 | 03-04-06-05 | 34.6 | 7 | |
5 | クリールカイザー | 吉田 | 2.12.3 | 頭 | 12-12-10-09 | 34.4 | 12 | |
13 | フラガラッハ | 高倉 | 2.12.3 | 頭 | 17-17-18-15 | 33.8 | 14 | |
17 | アロマティコ | 三浦 | 2.12.3 | ハナ | 17-17-16-15 | 33.9 | 6 | |
16 | フェイムゲーム | 北村 | 2.12.4 | 3/4 | 10-10-10-09 | 34.4 | 4 | |
4 | カレンブラックヒル | 秋山 | 2.12.4 | ハナ | 01-01-01-01 | 35.2 | 5 | |
18 | ナカヤマナイト | 柴田 | 2.12.6 | 1 | 07-09-07-05 | 34.8 | 16 | |
10 | アドマイヤギャラン | 小牧 | 2.12.6 | 頭 | 15-15-15-15 | 34.3 | 10 | |
3 | ムスカテール | 北村 | 2.12.7 | 1/2 | 03-02-03-05 | 35.1 | 11 | |
7 | ニューダイナスティ | 吉田 | 2.12.7 | ハナ | 07-06-07-08 | 34.9 | 9 | |
1 | アスカクリチャン | 勝浦 | 2.12.7 | ハナ | 11-10-13-13 | 34.6 | 13 | |
2 | エバーブロッサム | 石橋 | 2.12.7 | ハナ | 07-06-07-09 | 34.9 | 18 | |
9 | クランモンタナ | 田辺 | 2.12.8 | クビ | 03-06-03-03 | 35.2 | 3 | |
12 | セイクリッドバレー | M.エ | 2.12.9 | 3/4 | 14-14-13-13 | 34.8 | 17 | |
8 | サトノノブレス | 和田 | 2.13.1 | 1 1/4 | 03-04-03-03 | 35.5 | 1 | |
14 | トラストワン | 松岡 | 2.13.1 | クビ | 15-15-16-18 | 34.7 | 15 | |
15 | マイネルメダリスト | 蛯名 | 2.13.2 | クビ | 12-13-10-09 | 35.2 | 8 |
単勝 11 \720
複勝 11 \250 / 6 \450 / 5 \850
枠連 3-6 \4130 (19)
馬連 06-11 \6250 (22)
ワイド 06-11 \1760 (19)/ 05-11 \3000 (32)/ 05-06 \6030 (60)
馬単 11-06 \11430 (37)
3連複 05-06-11 \56470 (156/816)
3連単 11-06-05 \255930 (686/4896)
【ペース・展開おさらい】
ハナにこだわる馬がいない中で距離延長で臨んできたカレンブラックヒルのペース…とは言え、流れは非常に遅く5F目では12.9を記録し、一団での競馬となった。そこからペースは持ち直すのだが、直線手前までは12秒台で直線だけ11秒台を記録するかなり変則的なLapでのFinish…ラストだけが11秒台になっている事から、どの馬も脚を余してしまった可能性が大きく、適正うんぬんより位置取りと立ち回り、そして荒れ馬場適性が問われる一戦だったと言えるだろう。
馬場はAコースでの末期状態。内から10頭分くらいはメンテナンスで必死で保たせている様な状況なのだが、そこから外も抜群に良い状況ではなく、距離ロスを考慮すれば、結果内目を回る馬の方に分があるといった感じ。脚質もペースや立ち回りによってコロコロと変わっており、そういう意味では公平な馬場とも言えるのだが…
【各馬ひとこと】
マイネルラクリマ:うまく番手で我慢し、直線は馬場の3分どころを通して後続を完封…元々力上位であることに加え、先行して上がりが纏められるタイプであることや、特殊馬場への適性の高さも後押ししたといえる。この流れでの結果では距離克服に関してはイマイチ確証が持てないのだが、個人的には一線級と伍するには距離が伸びたほうが良いと考えているだけに、ここは順当と考えておきたい。故にもし買うなら秋天より有馬記念…もっと言えば春天だったりする。
ラキシス:前の馬数頭を見ながらのマイペース。直線は勝ち馬の内目からジリジリと伸びて連対は確保。この馬の好走は前半緩めからある程度上がりをまとめるような流れに集中しており、今回の流れであれば十分に対応できるものだった。故に厳しい流れになった時には、まず第一に消し対象になると思うのだが、エリザベス女王杯自体、そこまで厳しい流れにならないだけに、そうなれば買わざるをえないのだが。
クリールカイザー:馬なりに中団イン。勝負どころも外には出さずそのままの位置で直線を向くと勝ち馬のやや外に持ちだしてよく伸びた。一見、外の馬に勢いで劣ったような感じにも見えたのだが、それらを交わせたのは立ち回りの差だったといって間違いないだろう。速くなり過ぎない上がり勝負であれば対応可能でここも対応出来る下地はあったと言えるのだが、今回は色々な面で大きな加点を得ての結果で、次も同じようになるかと言われれば、少し疑問…舞台によっては嫌って面白い存在になるかも。
フラガラッハ:いつもの競馬…短い区間で上りを生かすのは得意なだけに、この特殊Lapを十分に味方につけての好走だったと言える。今は完全に中距離馬…確実に末は使える馬だけに、次以降も小銭投下位は常時気にかけておきたい。
アロマティコ:後方のインから。この馬も4角では外を回していない。直線に入り、4着馬の後ろから進路を探すのだが、そこで一瞬躊躇するようなところがあった。結果4着馬の直後から内に併せるようにして伸びてきたのだが、それが地味に痛かった。外を回すより馬群の中に突っ込んでナンボの馬だけに、同じような状況が作れるのであれば、エリザベス女王杯でも通用しそうだが…
アドマイヤギャラン:自身は外目を進んでいたのだが、直線でフラガラッハに外をフタをされて、その後かなり下手な乗り方になってしまっている…ラストの伸び脚はしっかりと見せていただけに、次走の巻き返しに期待。ただ府中牝馬の上がり勝負は向きそうにないが…
クランモンタナ:一言で言えば上がり負けなのだが、それでももう少し抵抗して欲しかったというのが本音だろう。まぁ力負けのレベルではないだけに、G3クラスなら巻き返しも可能と言えるが、更に上になるとそのレベルまでには至っておらず、次走もメンバー次第といったところ。
サトノノブレス:こちらも上がりに対応できないような負け方だったが、決してそんなキャラではなく、負けるるにせよ掲示板は確保しておかねばならない位置取りと流れだった。正直、ちょっと良くわからないが、個人的には今回は目をつぶって考えたい。
特殊馬場、特殊Lap、そして全馬1秒内の入線とあまり差を語る必要もないレースになってしまったというのが本音ですかね。さすがに今の新潟の馬場はジョッキーたちも持て余しているような感じで、そういう意味でも流れやバイアスが一定にならないのでしょうね…来週が思いやられます。
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