2014 セントウルステークス 回顧
です、です。
思いの外、ハノイでの案件がスムーズに終わりましたので、夕食までの時間で積み残し確定だと思っていた重賞回顧を上げておこうと思います。
2014年 9月14日(日) 4回阪神2日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第28回セントウルS
3歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定) 芝・内 1200m 15頭
LAP 11.8-10.3-10.8-11.0-11.2-12.3
通過 32.9-43.9-55.1-67.4 上り 67.4-55.6-45.3-34.5
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
1 | リトルゲルダ | 丸田 | 1.07.4 | 06-04 | 34.0 | 4 | ||
15 | ハクサンムーン | 戸崎 | 1.07.6 | 1 1/4 | 02-02 | 34.6 | 1 | |
3 | エピセアローム | 浜中 | 1.07.7 | 1/2 | 08-08 | 33.9 | 2 | |
6 | スギノエンデバー | 岩田 | 1.07.7 | クビ | 13-13 | 33.2 | 11 | |
2 | マヤノリュウジン | 池添 | 1.07.8 | クビ | 15-15 | 32.9 | 5 | |
10 | メイショウイザヨイ | 幸英 | 1.07.8 | ハナ | 03-03 | 34.6 | 8 | |
9 | バクシンテイオー | 秋山 | 1.07.9 | 3/4 | 12-11 | 33.5 | 7 | |
4 | トーホウアマポーラ | 福永 | 1.07.9 | ハナ | 09-09 | 33.8 | 3 | |
13 | フォーエバーマーク | 村田 | 1.08.2 | 1 3/4 | 05-06 | 34.7 | 12 | |
5 | プリンセスメモリー | 勝浦 | 1.08.2 | クビ | 10-11 | 33.9 | 14 | |
11 | アルマリンピア | 川須 | 1.08.3 | クビ | 10-10 | 34.1 | 15 | |
8 | アンバルブライベン | 田中 | 1.08.4 | 1/2 | 01-01 | 35.5 | 10 | |
7 | リアルヴィーナス | 藤岡 | 1.08.5 | 1/2 | 14-13 | 33.9 | 13 | |
14 | ダッシャーゴーゴー | 川田 | 1.08.9 | 2 1/2 | 07-06 | 35.3 | 9 | |
12 | エーシントップ | 武幸 | 1.09.2 | 2 | 03-04 | 35.9 | 6 |
単勝 1 \780
複勝 1 \200 / 15 \130 / 3 \150
枠連 1-8 \1180 (5)
馬連 01-15 \1180 (3)
ワイド 01-15 \470 (3)/ 01-03 \560 (5)/ 03-15 \370 (1)
馬単 01-15 \2680 (7)
3連複 01-03-15 \1900 (2/455)
3連単 01-15-03 \11510 (18/2730)
【ペース・展開おさらい】
抜群のダッシュと二の脚の速さでアンバルブライベンがペースを作る…他の馬に追撃の隙間を与えなかったのだが、3F32秒台の通過は過去10年で一度もなく、前後半差+1.6もこのコースにしては超の付く激流だったと言っていいだろう。
馬場的には開幕週らしく先行組に有利な状況。特に内回りではこの傾向が顕著に出ていたが、極端な状況だった訳ではなく、あくまで開幕週らしい偏りだったと見ておきたい。
【各馬ひとこと】
リトルゲルダ:またまた最内枠…前半は行きたい馬を行かせ、後半部分から前との差をじわじわ詰め始めて、直線では早めに抜けた2着馬をジワジワと捕らえて凌ぎ切った。京都でも好走例がある馬で、平坦に近いLapの方が良いタイプと思っていたのだが、この舞台でもこなしてしまった。もちろん自身の内枠巧者、また内枠有利が重なった結果でもあるのだが、新たな引き出しを見せられたことは収穫といえる。好走パターンが多岐にわたっており、クラスが上がっても対応できる要素は十分あると思うのだが、次のG1への上積みはないだろうし、3着位なら…という期待に留めておきたい。
ハクサンムーン:最初から行く気無しの2番手。直線で前を捕まえに掛かった時には勝ち馬がすぐ後ろにおり、抵抗するところまではいかなかったものの、他の馬は押さえ切っての連確保となった。休み明けでの激流でも一応の結果が出たことは十分及第点、上積みが大きい次もチャンスは十分と言える。本番でもハナにはこだわらないと思うのだが、内で揉まれるようになるのは危険と思われ、自身及び、他の逃げ先行組の枠順にも注意を払いたい。
エピセアローム:前組と後組のちょうど間の最内。終始その位置をキープし、そのまま直線もジリジリと伸び続けた。この馬も立ち回りが上手いだけに、枠的には大きなプラスだったと言えるだろう。流れも決してこなせない訳ではないのだが、どちらかと言えばもう少し落ち着いた流れになった方が良いだけに、更にメンバーの上る、しかも新潟でのG1となればあまり触手が動かないというのが正直な所。
スギノエンデバー:促してもいけない感じで後方から。終始内目を回って、直線も縫うようにして上がっていきラストは最内を走っていた。典型的なムラ馬でいつ走るのかは分からないが、重賞でも3着位なら十分考えられる馬…好走パターンを見出すことにあまり意味はないかもしれないが、あまり前にいけない現状であれば、やはり展開の助けが必要になる=前傾のほうが良いのかもしれない。
マヤノリュウジン:前半は全く付いて行けず…それでも外々を回しながらエンジンを掛けていき、直線ではしっかりと伸びていた。自身の脚を使ってOP特別では何とかなっていたのだが、重賞ではこんな感じに…このレースだけ見れば、それ以上でも以下でもない。ただ今の新潟の馬場なら一発あってもおかしくないのではないだろうか。ただあまり人気落ちするとも思えないのだが。
メイショウイザヨイ:思った以上にしぶとさを見せており、メンバー次第では重賞でも何とかなっていいところまで来ている。次走も注目。
トーホウアマポーラ:流れ不向き。もし本番に出てくるなら買わなくていいと思われる。
速いメンバーが揃っていたのですが、ここまでの激流は予想できませんでした…というか、前傾デフォルトの北九州記念も想定と全く違う流れ…予想の取っ掛かりとして流れを想定することから始まるだけに、これではどうしようもありません。ただ2つのレースで好走したサマースプリントチャンプの勝ち馬はもうお釣りがないとしても本番では少し買っておきたいですね。
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