2014 新潟記念 回顧
です、です。
1ヶ月で14本のフライトという荒行の1本目が始まりました。1st REGは広州(CAN)-上海虹橋(SHA)で、現在は上海におります。積み残しの重賞などもあったりするのですが、とりあえずは目先の分をできるだけこなしていこうと思います。
2014年 9月 7日(日) 2回新潟12日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第50回農林水産省賞典新潟記念
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指) 芝・外 2000m 18頭
LAP 12.9-11.3-11.7-11.4-11.7-12.2-11.9-11.7-11.1-12.4=1:58.3
通過 35.9-47.3-59.0-71.2 上り 71.0-59.3-47.1-35.2
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
13 | マーティンボロ | N.ロ | 1.58.3 | 09-10 | 34.2 | 1 | ||
16 | クランモンタナ | 柴田 | 1.58.3 | クビ | 04-04 | 34.6 | 5 | |
15 | ラストインパクト | 川田 | 1.58.3 | ハナ | 13-13 | 34.0 | 3 | |
14 | トーセンジャガー | 武士 | 1.58.4 | 1/2 | 09-08 | 34.4 | 17 | |
8 | アロマカフェ | 田中 | 1.58.5 | 1/2 | 08-08 | 34.5 | 11 | |
18 | アスカクリチャン | 柴田 | 1.58.5 | クビ | 11-10 | 34.3 | 14 | |
9 | ニューダイナスティ | 吉田 | 1.58.5 | ハナ | 11-10 | 34.3 | 7 | |
4 | エックスマーク | 石橋 | 1.58.8 | 2 | 04-04 | 34.9 | 12 | |
17 | ヴィクトリースター | M.エ | 1.58.9 | 1/2 | 13-13 | 34.6 | 13 | |
3 | メイショウナルト | 田辺 | 1.58.9 | ハナ | 01-01 | 35.8 | 6 | |
12 | ユールシンギング | 北村 | 1.59.0 | クビ | 16-16 | 34.5 | 4 | |
1 | ダコール | 横山 | 1.59.3 | 1 3/4 | 02-02 | 35.8 | 8 | |
6 | カルドブレッサ | 戸崎 | 1.59.3 | クビ | 13-13 | 34.9 | 10 | |
10 | コアレスドラード | 杉原 | 1.59.9 | 3 1/2 | 18-18 | 34.7 | 18 | |
7 | アドマイヤタイシ | 岩田 | 1.59.9 | クビ | 04-04 | 36.1 | 9 | |
2 | マデイラ | 江田 | 2.00.0 | クビ | 03-03 | 36.2 | 16 | |
11 | レインスティック | 大野 | 2.00.4 | 2 1/2 | 17-17 | 35.6 | 15 | |
5 | ステラウインド | 蛯名 | 2.00.6 | 1 1/2 | 04-04 | 36.7 | 2 |
単勝 13 \460
複勝 13 \180 / 16 \300 / 15 \260
枠連 7-8 \1120 (3)
馬連 13-16 \2240 (4)
ワイド 13-16 \960 (4)/ 13-15 \830 (3)/ 15-16 \1570 (17)
馬単 13-16 \3630 (7)
3連複 13-15-16 \6340 (9/816)
3連単 13-16-15 \28290 (35/4896)
【ペース・展開おさらい】
メイショウナルトが想定通りにハナ。内を開けてのマイペースに持ち込むか…と思われた時に、内からなんとダコールが突っつくように2番手からハナを窺って、4F目からは逆にペースアップ…4角手前で若干の緩みを持たせたものの、そこからは徐々にペースを上げながらの直線勝負。さすがにラストはLapが大きく落ち込でのFinishとなった。レースとしては速い上がり性能よりも、持続力を求められるような流れになった事はもちろん、ラストを踏ん張る底力も必要であったということであろう。
馬場的にはAコース6週目で内を避けて通るような馬が続出…基本的に差し有利の情勢に変わった週だったのだが、内をうまく避ける先行馬にもペースと適正次第ではチャンスはあったと言えるだろう。
【各馬ひとこと】
マーティンボロ:中団の馬群の中で直線を迎え、外を目指すものの、トーセンジャガーにフタをされるようになってしまい、完全にタイミングを逸してしまった。結果、内に切れ込むように馬群に突っ込んで他馬に迷惑をかけまくって抜けてきた。外に立てなおしていれば恐らく勝ちは無かっただろうが、さすがにやり過ぎの印象は強い。ただ、この馬自身力をつけているのも間違いなく、持続力勝負で速い上がりを強調できるキャラはクラスが上がっても対応できそう。サマー2000シリーズも2戦で優勝をもぎ取っており、消耗も少なそう…ちょっと期待してみていいかも。
クランモンタナ:この馬らしい先団からの競馬。直線でも積極的に前を捕らえにかかり、最後までジワジワと伸びた。速い上がりのある馬ではないが、直線の長いコースでもうまく乗られたと言えるだろう。少しずつ力を付けてきた馬で、OP緒戦でも結果を出せたことから、先でも少し楽しみが出てきたのではないだろうか。上がりに寄り過ぎないレースなら次走も注目。ちなみに外枠はプラス。
ラストインパクト:スッと控えて中団の後ろから。直線入り口では手応え抜群で突き抜けると思ったのだが、ラストは思ったほど脚を伸ばせなかった。瞬発力勝負にならなかった事はプラスだったが、少なくとも上位2頭より展開的には恵まれていた事を考えれば、この上がりが限界…直線の長いコースはあまりよろしくないと言うことだろう。次はどこに行くのかは分からないが、オールカマー@新潟に出るなら買い。
トーセンジャガー:中団外目からスムーズなレース振り…にしても、直線半ばでは大金星まであるかの所まで持ってこられるとは…。切れ勝負にならなかったことはプラスだったが、正直好走要因が見いだせない。ただ距離的にはここが限界の可能性も。
アロマカフェ:中団最内から。直線はがら空きの内から少しだけ外目に出してジワジワと伸びた。ラストは、勝ち馬に横から体当たりをされるような形になったが掲示板は確保。好走ペースはかなり多岐にわたっており、このペースでも全く問題なく対応できた。次以降もG3までなら注目しておきたい。
ニューダイナスティ:切れ味のない馬らしく、ジリジリと伸びていたが、ラスト100mで勝ち馬に前をカットされてしまった。それがなければ馬券に絡んでいたかは別として、この馬の特性からすると影響は大きかったと思われる。
ユールシンギング:出負け…3馬身は遅れていただけに、この着差なら悲観する必要はないだろう。これで人気が落ちるなら儲けもの。
ダコール:内で前が空いてるなら、敢えて控える必要ないだろうと言わんばかりの先行策。直線に入り馬場の中ほどに持ち出し、追い出しタイミングを図っていたが、勝負どころで前をカットされ…それで、追うのをやめてしまった感じ。ただいつもと違う戦法だっただけに、不利が無ければ…という推測はやめておいたほうがいいだろう。次以降も同じ条件の競馬になる可能性もすくなく、あまり気にする必要はない反面、一気の巻き返しがあるかどうかも半信半疑で。
アドマイヤタイシ:直線で不利があった事には違いないが、直線入り口で2着馬を馬体が合っていたにも関わらず、そこから1馬身以上置かれてからの不利であり、それがなければ…という次元で語る必要はないだろう。確かに上がりを強調できるタイプではないのだが、それでもこなせない流れでもないだけに、少し不可解…やはり、札幌追い切りの直前入厩というのが堪えたのかも。
比較的、総合力を問われるようなレースになっただけに、上位の馬はそれなりに評価して良いのではないでしょうか?ペース適正範囲内であれば、積極的に狙って行きたいですね。
ポチポチおねがい!!
ランキング参加中!!