2014 キーンランドカップ 回顧
です、です。
いつの間にやら木曜日…次週からは上海→日本→上海→広州→ハノイ→広州→日本…と怒涛の移動ラッシュが10月初旬まで続きます。出張の際は更新がヤバイヤバイと言いながらも、ここまで何とか綱渡り的につないできたのですが、今度こそ本気で「ヤバい」かもしれません…
さて…先週の重賞を駆け足で振り返っていきましょう。
2014年 8月31日(日) 2回札幌4日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第9回キーンランドカップ
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(指定) 芝 1200m 16頭
LAP 11.9-10.8-11.4-11.5-11.5-11.9=1:09.0
通過 34.1-45.6-57.1-69.0 上り 69.0-57.1-46.3-34.9
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
7 | ローブティサージュ | 三浦 | 1.09.0 | 07-06 | 34.4 | 3 | ||
15 | レッドオーヴァル | 池添 | 1.09.0 | クビ | 10-09 | 34.2 | 1 | |
14 | マジンプロスパー | 福永 | 1.09.0 | 頭 | 02-02 | 34.8 | 5 | |
10 | ブランダムール | 四位 | 1.09.1 | 1/2 | 07-06 | 34.6 | 9 | |
8 | エイシンブルズアイ | 秋山 | 1.09.1 | ハナ | 10-09 | 34.3 | 7 | |
16 | フォーエバーマーク | 村田 | 1.09.2 | 1/2 | 01-01 | 35.1 | 8 | |
3 | スマートオリオン | 武豊 | 1.09.3 | クビ | 05-03 | 34.9 | 2 | |
12 | スノードラゴン | 大野 | 1.09.3 | ハナ | 12-13 | 34.3 | 4 | |
6 | サンカルロ | 吉田 | 1.09.3 | クビ | 12-12 | 34.3 | 10 | |
2 | フクノドリーム | 横山 | 1.09.5 | 1 1/4 | 05-03 | 35.1 | 6 | |
4 | サクラゴスペル | 藤岡 | 1.09.5 | クビ | 12-13 | 34.5 | 12 | |
1 | パドトロワ | N.ロ | 1.09.6 | 1/2 | 07-09 | 35.0 | 11 | |
5 | クリーンエコロジー | 吉田 | 1.09.7 | 3/4 | 15-15 | 34.5 | 15 | |
11 | レジェトウショウ | 竹之 | 1.09.7 | 頭 | 15-15 | 34.4 | 16 | |
9 | ハノハノ | 柴山 | 1.10.1 | 2 1/2 | 04-06 | 35.8 | 13 | |
13 | レオンビスティー | 松岡 | 1.10.5 | 2 1/2 | 02-03 | 36.3 | 14 |
単勝 7 \640
複勝 7 \220 / 15 \150 / 14 \270
枠連 4-8 \710 (2)
馬連 07-15 \1340 (2)
ワイド 07-15 \560 (2)/ 07-14 \1300 (16)/ 14-15 \880 (8)
馬単 07-15 \2990 (7)
3連複 07-14-15 \4610 (11/560)
3連単 07-15-14 \24680 (64/3360)
【ペース・展開おさらい】
内で押すフクノドリームを外のフォーエバーマークが楽に交わしていってのペースメイク…もちろん競り合ったわけではなく、ペースは決して速くはない…どころか、3Fを34秒台で通過するのは重賞昇格後初というスローでの入り、そして上がりもしっかりとまとめて前後半差+0.8という持続力競馬…後方からレースをする馬にとっては決め手すら必要なレースになってしまった。
馬場的にはやはりCコース替わりの余韻を残しつつ…の状態。徐々に差しも決まってはいたが、まだまだ外伸びという感じではなかった。
【各馬ひとこと】
ローブティサージュ:うまく先団に付け徐々に控えながら中団待機策。4角では馬群の中だったが、直線でうまく進路が開けるとしっかりと伸びて久しぶりの勝利となった。6F戦でしっかりと付いていけるようになったのは大きかったが、北海道での2戦は共にイーブンに近いLap推移であったのは大きかったように思える。少なくとも新潟6Fではそういうことにはならないだけに、本番ではあまり触手がそそらないというのが正直な所。
レッドオーヴァル:出遅れ。3角からは大外をぶん回して前に迫ったが、あと一歩届かなかった。流れ、位置取りどちらをとっても逆流の中での結果だけに一定以上の評価は必要だろう。この馬は上がりの掛かる様なペースのほうがあっているだけに、新潟のスプリンターズステークスへの適性はこちらのほうが上。恐らく人気になるだろうが、それでも買っておかねばならない一頭と言えるだろう。
マジンプロスパー:あまり速くないペースも後押ししての3番手。直線早々と先頭に立って押し切る構えだったが、決め手のある2頭にやられてしまった。ペース、位置取り…色々と走れる要素があったのも事実だが、別定戦で56キロで走れた事も大きかったのでは。G1では伏兵止まりの評価がデフォルトの馬…結果もその通りといった感じなのだが、今年も大きく変える必要はないだろう。
フランダムール:中団のやや外目。勝負どころでは外目に振りながら最後まで伸びてはいたのだが…とは言え、この流れとコース取りを思えば健闘した部類。もう少し流れたほうがレースはしやすそうなのだが、中山は暮れまで開催されないだけに、狙い所は少し先になるかも。
エイシンブルズアイ:中団の内目からジリジリと伸びての掲示板。初の距離でも戸惑ったような所もなくスムーズだった。次以降も上積みがあるのであれば、意外とやれるかも。
フォーエバーマーク:着差が着差だけに気にする必要はないもないのかもしれないが、この時計ならもう少しやれても良かったし、数字以上に抵抗できていなかった部分も気になる所…次はちょっと割り引いたほうがいいかも。
スマートオリオン:スムーズに先行するも勝負どころからは全く伸びなかったが、条件勝ち~初重賞までの過程が全て中山6Fだっただけに、今回のようなゆるい条件は合わなかったと思われる。ただそこまで強い馬というわけではなく、願いどおりの流れになってどこまでやれるか…の馬だと思うのだが。
今のところ、サマースプリントシリーズの全てのレースで厳しい流れと表せるようなレースがありません…セントウルSはイーブンペース鉄板と言っていいレースですから、本番に向けて何かを見いだせるようなレースがあまり無かったというのが正直な所…これまでの実績からうまくピックアップしていくしかないですね…
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