2014 関屋記念 回顧
です、です。
いやぁ…盛大にサボり散らかしておりますww とりあえず月末まではビザ更新の関係でこちらにとどまっておかねばらないので、ボチボチと巻き返していくことにします。
とりあえず直近の重賞から振り返っていきましょう。
2014年 8月17日(日) 2回新潟6日 天候 : 曇 馬場状態 : 稍重
【11R】 第49回関屋記念
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(特指) 芝・外 1600m 17頭
LAP 12.6-10.9-11.4-11.6-11.6-11.5-10.8-12.1=1:32.5
通過 34.9-46.5-58.1-69.6 上り 69.0-57.6-46.0-34.4
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
13 | クラレント | 田辺 | 1.32.5 | 06-05 | 33.8 | 4 | ||
7 | ダノンシャーク | 内田 | 1.32.6 | 1/2 | 03-03 | 34.2 | 1 | |
1 | サトノギャラント | 北村 | 1.32.7 | 3/4 | 15-14 | 33.6 | 6 | |
5 | エクセラントカーヴ | 戸崎 | 1.32.7 | ハナ | 12-13 | 33.7 | 8 | |
4 | ブレイズアトレイル | 藤岡 | 1.32.9 | 1 1/4 | 08-05 | 34.3 | 10 | |
10 | ショウナンアチーヴ | 柴田 | 1.33.1 | 1 1/2 | 08-09 | 34.3 | 12 | |
8 | サンレイレーザー | 菱田 | 1.33.1 | クビ | 12-14 | 34.0 | 11 | |
2 | ミッキードリーム | 太宰 | 1.33.2 | 3/4 | 12-10 | 34.3 | 13 | |
15 | エキストラエンド | 横山 | 1.33.4 | 1 1/2 | 16-16 | 33.5 | 3 | |
12 | ミトラ | M.エ | 1.33.5 | クビ | 08-10 | 34.6 | 5 | |
6 | ティアップゴールド | 国分 | 1.33.8 | 1 3/4 | 02-02 | 35.5 | 14 | |
11 | マジェスティハーツ | 森一 | 1.33.8 | クビ | 05-05 | 35.1 | 2 | |
14 | シャイニープリンス | 蛯名 | 1.34.2 | 2 1/2 | 08-10 | 35.3 | 9 | |
17 | シルクアーネスト | 宮崎 | 1.34.5 | 1 3/4 | 03-03 | 36.0 | 15 | |
9 | タガノブルグ | 岩田 | 1.34.5 | 頭 | 06-05 | 35.9 | 7 | |
3 | ラインブラッド | 的場 | 1.34.6 | 3/4 | 01-01 | 36.5 | 16 | |
16 | レオアクティブ | 吉田 | 取消 |
単勝 13 \1060
複勝 13 \310 / 7 \160 / 1 \300
枠連 4-7 \990 (2)
馬連 07-13 \1990 (4)
ワイド 07-13 \770 (4)/ 01-13 \2100 (27)/ 01-07 \910 (5)
馬単 13-07 \4730 (10)
3連複 01-07-13 \7000 (17/560)
3連単 13-07-01 \39800 (83/3360)
【ペース・展開おさらい】
初ブリのラインブラッドが意表をついた逃げ…3F通過までは標準に近い流れであったのだが、4F目で外からシルクアーネストが突っつくような形を取った為、中盤でもあまりペースが緩まずに進み、その分ラスト1Fが時計の掛かる、持続力勝負の要素が強いレースとなった。ちなみに昼の段階で重まで悪化していた馬場だが、雨が止むとそこからグングンと回復…このレース時点では稍重でも時計の出る水準であった事は覚えておきたい。またこれは今新潟開催において総じて言えることなのだが、差しが届かないわけではないものの、4角10番手以降の外差しはあまり届いておらず、このレースもそのバイアスは生きていたと言っていいだろう。
【各馬ひとこと】
クラレント:行きたい馬を行かせて6番手。終始馬場の中ほどを進んでいた。直線に入り満を持して追い出されると、前を行く2着馬にジリジリ迫りきっちりと交わしきった。前走は内枠でかなりチグハグなレースだったが、ここはスムーズに運べただけに、これ位は十分やれるはず。ペース的には決して合うとは言えなかったのだが、この馬自身乾いて時計がある程度強調できる馬場になったのは良かったか。今年の京成杯AHは同じコースで行われるだけに可能性は十分あるだろうが、別定→ハンデ戦に変わってどれ位背負わされるかがポイントだろう。
ダノンシャーク:先行集団を引っ張るような位置取り。直線ではジワジワと外に出しながら脚を伸ばし、勝ち馬が迫ってきた時にはしっかりと併せて抵抗していたが、ラスト1Fで交わされてしまった。京都巧者だけにここでも十分対応可能できる下地はあったのだが、より持続力を求められるような流れになってもある程度の結果を出せたのは力の証明と言っていい。京成杯は恐らくパスするだろうが、マイルCSに向けて十分な準備をしていただきたいものだ。
サトノギャラント:もはや恒例の出負け。枠なりに4角までは最内ピタリも、直線はかなりの壁ができていたのだが、ミッキードリームを内に押し込みながら進路を確保するという、強引とも思える突破で前に迫り一時は頭まで見えたのだが、ラストは脚が上がってしまった。このようなペースでも上がりは強調できるのだが、使える脚が限られているタイプなだけに、やはりベストは瞬発力勝負。ただそのうち重賞を取れる力はあると思う。
エクセラントカーヴ:こちらも直線までは内目。そこから外に進路を向けたのだが、そこで前が詰まってしまい、前が空くのを待ってからの追い出しになってしまった。瞬発力のいらない流れというのはこの馬にはあっていたと思われるが、次走も同じくらいの斤量で出られるのであれば要注意。
ブレイズアトレイル:中団の最内からだったが、この馬も直線でうまく捌くことが出来ず。思ったよりしっかりと流れてくれたのはこの馬にとってプラスだったが…中京記念でも4着と器用貧乏さを発揮している感もあるのだが、次以降、穴を演出するケースがあってもおかしくはない。ただ瞬発力の必要ないレースであることが大前提となる。
エキストラエンド:あれだけの出遅れはさすがに参考外…特に評価を落とす必要はないが、この騎手には乗っていただきたくない。
マジェスティハーツ:中団の前目でしっかりと折り合いはついていたのだが、追われていいところが全くなかった。溜めがきく位置取りではなかったにしろ、さすがに負けすぎ…訳がわからない分、次は買いづらくなったのだが、2桁着順からも平気で巻き返してくる馬でもあるだけに、まだ見限るのは早いかも。
とりあえずは他馬より重めに背負ってしっかりと結果を出した上位2頭はG3レベルであればしっかりと評価できる内容でした。
同じサマーマイルでも中京記念とこのレースはLap構成が全く異なるので、連動しにくい(ほぼしない)というのが定説になっているのですが、今年は底力よりの流れという意味では例年に比べると近しい流れになったと思います。それでも中京記念の上位は馬券に絡めず…逆に中京記念で大きく負けたクラレントが勝ち切るレースになりました。そして今年に限って言えば、最終戦の京成杯AHも新潟で行われるわけで…どうなるのでしょうかね。
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