2014 鳴尾記念 回顧
です、です。
先週からJRAレーシングビュアーの画像配信方式が変更になりました。海外にいながらレース映像を見るには欠かせないのですが、元々海外への通信状況が良くないこの国では、ストリーミング再生では通信スピードが追いつかず紙芝居の様になるケースがほとんど…リプレイを見たいときに見るとなると映像ファイルをダウンロードするしかありませんでした。(もちろん個人で使用しているだけですよ。)ただ従来のやり方ではダウンロード出来なくなってしまっております。かと言ってYouTubeも繋がりませんからね…ちょっと途方に暮れております。
2014年 6月 7日(土) 3回阪神1日 天候 : 曇 馬場状態 : 良
【11R】 第67回鳴尾記念
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(特指) 芝・内 2000m 12頭
LAP 12.4-10.9-12.4-12.9-12.0-11.9-11.6-11.6-11.5-11.9=1:59.1
通過 35.7-48.6-60.6-72.5 上り 70.5-58.5-46.6-35.0
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
11 | エアソミュール | 戸崎 | 1.59.1 | 09-09-08-07 | 34.3 | 1 | ||
10 | アドマイヤタイシ | 岩田 | 1.59.1 | ハナ | 03-03-03-03 | 34.7 | 9 | |
2 | フラガラッハ | 高倉 | 1.59.1 | ハナ | 09-09-10-10 | 34.3 | 10 | |
3 | カレンミロティック | 池添 | 1.59.1 | クビ | 03-03-03-03 | 34.8 | 2 | |
8 | シゲルササグリ | 川田 | 1.59.4 | 1 3/4 | 08-08-06-06 | 34.8 | 11 | |
7 | エックスマーク | 浜中 | 1.59.4 | クビ | 05-06-08-10 | 34.6 | 6 | |
5 | サクラアルディート | 幸英 | 1.59.5 | クビ | 11-11-11-07 | 34.6 | 5 | |
1 | トーセンジョーダン | 内田 | 1.59.6 | 3/4 | 07-06-06-07 | 35.0 | 4 | |
9 | トウカイパラダイス | 柴山 | 1.59.7 | クビ | 02-02-01-02 | 35.5 | 3 | |
6 | ロードオブザリング | 四位 | 1.59.9 | 1 1/4 | 12-12-12-12 | 34.8 | 12 | |
12 | メイショウナルト | 武豊 | 2.00.4 | 3 | 05-03-03-03 | 36.0 | 7 | |
4 | トゥザグローリー | C.ウ | 2.05.3 | 大差 | 01-01-02-01 | 41.2 | 8 |
単勝 11 \390
複勝 11 \180 / 10 \380 / 2 \680
枠連 7-8 \490 (1)
馬連 10-11 \3520 (18)
ワイド 10-11 \1210 (15)/ 02-11 \2000 (29)/ 02-10 \4180 (43)
馬単 11-10 \5130 (20)
3連複 02-10-11 \28180 (98/220)
3連単 11-10-02 \108720 (417/1320)
【ペース・展開おさらい】
トウカイパラダイスがハナに立つ所に、内からトゥザグローリーが並びかけて行き、コーナーワークで後者がペースを握る序盤戦…とは言え、共に折り合いが付いており、入りは標準よりやや速いといった程度で、4F目にはしっかりとペースを緩め固まった状態で後半に突入。5F目からは11秒後半~12秒を並べてのゴールとなった。求められたのはもちろん持続力だが、全体のバランスを見ると後傾Lapには違いなく、前を行く馬でも適正さえあれば十分にチャンスのあるレースだった。
馬場状態は開幕週らしく前の馬に有利な傾向は出ていたが、元々速い上がりになりづらい内回りのコーナー4つのレースには当てはまりづらいところもあり、あまり傾向を気にする必要はないと言っていいだろう。
【各馬ひとこと】
エアソミュール:じっくり構えて集団の後ろを追走。4角でサクラアルディートが捲るように上がっていったのに合わせて進路を外目に切り替えると直線も何とか凌ぎ切っての初重賞。引っ掛かる馬で外はマイナスだったのだが、今回はうまく乗られた。持続力勝負は合うし、もう少し上のクラスでもやれそうだが、とにかくしっかりと折り合えるだけの条件が揃っていないと思わぬ大敗もある馬だけに、次以降も取捨はキッチリと行いたい。
アドマイヤタイシ:この馬らしい正攻法。直線は外の勝ち馬に並ばれてからもしぶとく喰い下がったが、いつもの様に僅かに及ばず。前走は完全に上がり負けで参考外…一転して力を出せる条件に変わっていただけに、この人気はさすがに舐められていたということだろう。ただココに来て劇的に強くなったわけでもないだけに、特に大きく評価を変える必要もない。
フラガラッハ:勝ち馬を外目の前に見るような位置から。終始内にこだわり、ラストの伸びにつなげてきた。中距離メインに使われるようになってからも自身の脚は使えており、今回は立ち回りでの加点があり3着にこれたと見ていいのだが、大外回しが定番のこの馬にとっては、ある意味新たな引き出しを見せる内容だった。次は恐らく3連覇の掛かる中京記念だろうが、前2年とは臨戦過程が全く違うだけに、今年も同じような評価をするべきかは個人的には微妙…
カレンミロティック:今回は控えて前を見る競馬。直線は一旦は脚がないようにも見えたのだが、坂を登ってからは逆に前との差を詰めてタイム差無しのゴールだった。自身、OPでレースの上がりより速い上がりを使ったのは金鯱賞以来となるのだが、これでもこの馬の脚からしてみれば上がり負けの印象もあり、次走以降、ちょっと見直せる要素が出てきたと言っていいのでは。宝塚記念でしっかりとペースメイクする様なレースをして欲しいのだが…(出るかどうかは知りません)
シゲルササグリ:持続力勝負で力は出せる流れ…昨年夏辺りのパフォーマンスが戻ってきた感じだが、現時点ではこの辺りが精一杯。ただもうちょっとメンバーが落ちるのであればサマー2000でもヒモで買ってみても面白いかも。
正直、この週の馬場を考えればもう少しタイムが出てもいいのではないかとも思いましたが、それなりに見どころのあるレースになりました。ただ宝塚記念に向けてというわけではなく、その後のローカル重賞に向けて…という感じです。いっその事、このレースもサマー2000シリーズに入れていいんじゃないでしょうかね。
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