2014 フローラステークス 回顧
です、です。
普段のトライアルとは少し違ったレースになりましたね…
2014年 4月27日(日) 2回東京2日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第49回サンケイスポーツ賞フローラS
3歳・オープン・G2(馬齢) (牝)(国際)(指定) 芝 2000m 18頭
LAP 12.9-11.8-11.7-12.0-12.3-12.0-11.8-11.5-11.5-12.5=2:00.0
通過 36.4-48.4-60.7-72.7 上り 71.6-59.3-47.3-35.5
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
2 | サングレアル | 岩田 | 2.00.0 | 13-13-13 | 34.3 | 4 | ||
5 | ブランネージュ | 秋山 | 2.00.0 | 頭 | 03-03-03 | 35.3 | 6 | |
17 | マイネオーラム | 松岡 | 2.00.2 | 1 1/2 | 09-11-10 | 34.8 | 13 | |
15 | マローブルー | 戸崎 | 2.00.3 | クビ | 05-05-05 | 35.4 | 9 | |
13 | ニシノアカツキ | 勝浦 | 2.00.3 | ハナ | 15-14-13 | 34.6 | 11 | |
7 | マジックタイム | 杉原 | 2.00.3 | クビ | 11-11-10 | 34.8 | 1 | |
16 | イサベル | 浜中 | 2.00.5 | 1 1/2 | 18-18-17 | 34.5 | 2 | |
8 | マイネグレヴィル | 柴田 | 2.00.6 | 1/2 | 01-01-01 | 36.1 | 3 | |
1 | デルフィーノ | 横山 | 2.00.7 | クビ | 07-07-07 | 35.5 | 8 | |
6 | ハピネスダンサー | 藤岡 | 2.00.9 | 1 1/2 | 05-05-05 | 36.0 | 5 | |
4 | ヤマニンアリエッタ | 横山 | 2.01.0 | 1/2 | 11-10-10 | 35.5 | 14 | |
10 | プレミアステイタス | 柴田 | 2.01.2 | 1 1/4 | 07-07-07 | 36.0 | 15 | |
3 | プロクリス | 内田 | 2.01.3 | 3/4 | 09-07-07 | 36.1 | 7 | |
11 | ムードスウィングス | 北村 | 2.01.4 | 1/2 | 17-16-16 | 35.5 | 10 | |
18 | スペランツァデーア | 蛯名 | 2.02.1 | 4 | 15-14-13 | 36.4 | 12 | |
12 | シャドウカラーズ | 村田 | 2.02.3 | 1 1/2 | 02-02-02 | 37.7 | 18 | |
9 | パナシュドール | 田辺 | 2.02.8 | 3 | 13-17-18 | 36.4 | 16 | |
14 | シードオブハピネス | 石橋 | 2.03.0 | 1 1/4 | 03-03-03 | 38.3 | 17 |
単勝 2 \910
複勝 2 \340 / 5 \320 / 17 \1710
枠連 1-3 \1530 (6)
馬連 02-05 \5970 (21)
ワイド 02-05 \1920 (21)/ 02-17 \13460 (83)/ 05-17 \10890 (73)
馬単 02-05 \13510 (48)
3連複 02-05-17 \189600 (290/816)
3連単 02-05-17 \1088940 (1500/4896)
【ペース・展開おさらい】
上がりの脚に乏しいマイネグレヴィルが引っ張る流れ。前半こそ標準的な流れだったが、中盤はあまり緩みを持たせずこのレースとしては異質の流れ…その分ギアアップのポイントもなく、ラストは一気にLapを落とす持続力と底力を試される流れになった。位置取りとしてはやはり後方組に分があったが、基本性能に劣る馬たちは追走で手一杯になってもおかしくない流れでもあり、力の差がはっきりと出たレースになったと言っていいだろう。
注目の東京開幕週の馬場だったが、東京らしく流れに応じて逃げ差し互角といった印象。ただ緩いペース=前残りというわけではなく、瞬発力に優る差し馬も来られる状況であり、その馬の適性を十分把握していないと狙い撃ちが難しい馬場になっていると言えるのではないだろうか。
【各馬ひとこと】
サングレアル:4角までは中団やや後ろのイン。直線で外に持ち出しながらスペースを探し、最終的には大外からしっかりと伸びた。追いかける側も力が無ければ台頭は難しい舞台でも差し切れたことは、福寿草特別からかなり力を付け、総合力で優っていた事の裏返しと言える。桜花賞組は確かに強いのだが、人気にならないのであれば、少し狙ってみても面白いのかも…と思わせる内容。
ブランネージュ:逃げ馬、番手のハコに収まっての3番手から。坂下で逃げ馬を交わすとラストまで一杯に粘り込んだ。ペースは厳しかったものの、上がり脚のない馬だけにかえって合っていた印象。少しずつ距離が伸びても対応しているのだが、更に2F伸びて同じような流れになったとしても、どれだけ残り目があるのか…
マイネオーラム:序盤は押して行ったが、外枠だけに良い位置は取れず中団の外目を追走する結果に…直線も勝ち馬には早々に前に出られたが、それを追ってジリジリと伸びて何とか権利は獲得。この馬も上がりを強調することが出来ない馬だけに、こんな流れはあっていたと言えるのだが、コースロスがあったことも確か。また距離延長は問題なさそうで、本番も底力を求められるような流れになるのであれば、もしかするともしかするかも。
マローブルー:ペース自体はこの馬にとっても悪くなかった。2着馬を少し前に見ながらラストまで頑張れてはいるが、総合力で一歩劣った印象。オークスには出られないが、キレを求められない流れなら自己条件は普通に勝てる。力をつけて秋に期待。
ニシノアカツキ:競馬内容としては3着馬とほぼ同じ。もう一段後ろからの競馬になった分、届かなかった。同じくオークスが乱ペースになるのであれば爆穴候補として小銭投下を頭に入れておこう。
マジックタイム:3着馬の前でしっかりと折り合えていたように見えたのだが…左回り得意とここまで待った中で、キレを求められない流れでここまで負けてしまうのであれば、瞬発力特化型の印象が強く見え隠れし、本番でも少し狙いにくくなってしまった。
上でも書きましたが、例年のオークストライアルの定番とも言える、溜めての切れ味勝負にならなかった分、本番でも少し狙ってみてもいいかなと言える馬が浮上してきた…そんな印象ですが、基本は桜花賞組という前提は変わらないと思います。それでも2着馬がダービーに向かう分、椅子がひとつ空くわけですから、その辺のスパイスとして考える余地はあるんじゃないでしょうかね。
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