2014 ニュージーランドトロフィー 回顧
です、です。
いやぁ、驚きました。何がって…いきなりこんな時計の馬場になってしまうんですから…時間もありませんので短めに振り返っておきます。
2014年 4月12日(土) 3回中山5日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第32回ニュージーランドT
3歳・オープン・G2(馬齢) (牡・牝)(国際)(指定) 芝 1600m 15頭
LAP 12.2-10.8-11.0-11.7-11.9-11.8-11.8-12.1=1:33.3
通過 34.0-45.7-57.6-69.4 上り 70.3-59.3-47.6-35.7
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
12 | ショウナンアチーヴ | 後藤 | 1.33.3 | 12-11-08 | 34.5 | 1 | ||
9 | ショウナンワダチ | 北村 | 1.33.3 | ハナ | 10-07-07 | 34.8 | 4 | |
15 | ベルルミエール | 川島 | 1.33.5 | 1 1/4 | 02-03-03 | 35.4 | 8 | |
5 | アルマエルナト | 藤岡 | 1.33.8 | 1 3/4 | 14-15-15 | 34.5 | 6 | |
11 | ウインフェニックス | 石橋 | 1.33.9 | 3/4 | 04-04-03 | 35.7 | 5 | |
2 | イタリアンネオ | 田中 | 1.33.9 | クビ | 13-13-10 | 35.0 | 10 | |
10 | マイネルディアベル | 柴田 | 1.34.0 | 1/2 | 04-06-03 | 35.6 | 7 | |
14 | カラダレジェンド | 田辺 | 1.34.4 | 2 1/2 | 08-11-10 | 35.6 | 3 | |
6 | キタサンラブコール | 横山 | 1.34.7 | 2 | 14-13-14 | 35.7 | 13 | |
4 | イダス | 戸崎 | 1.34.9 | 3/4 | 02-02-01 | 37.2 | 2 | |
8 | メイショウコルノ | 松岡 | 1.35.1 | 1 1/4 | 04-04-03 | 36.9 | 12 | |
7 | ケルヴィンサイド | 藤岡 | 1.35.3 | 1 1/2 | 10-09-08 | 36.7 | 14 | |
1 | パワースラッガー | 江田 | 1.35.5 | 1 1/4 | 01-01-02 | 37.9 | 9 | |
13 | モリトビャクミ | 吉田 | 1.35.7 | 1 1/2 | 04-09-10 | 37.1 | 15 | |
3 | クインズハリジャン | 藤田 | 1.36.7 | 6 | 08-07-10 | 38.2 | 11 |
単勝 12 \310
複勝 12 \150 / 9 \250 / 15 \360
枠連 5-7 \1340 (7)
馬連 09-12 \1400 (4)
ワイド 09-12 \540 (2)/ 12-15 \1110 (11)/ 09-15 \1630 (27)
馬単 12-09 \2080 (2)
3連複 09-12-15 \7100 (21/455)
3連単 12-09-15 \25680 (62/2730)
【ペース・展開おさらい】
パワースラッガーとイダスの競り合い…前半3F:34.0は2012年に続いて過去10年最速タイとかなり速い通過となった。3番手以降の10頭程度は少し離れての追走だったが、それでも一貫のやや速めのLap構成と見てよい。基本的には差し馬に分があるレースだった。
馬場的には高速化にはなったものの、4角で砂煙が上がるのは変わらずで、最内はやや不利な印象…先行馬もやや外目の馬ならば十分対応できるのだが…
【各馬ひとこと】
ショウナンアチーヴ:出遅れて後続集団の最後方の内目から。コーナーで徐々に外に振りながらポジションを上げていくと、直線は少し前に行く2着馬をゴール直前で捕らえきった。瞬発力<持続力の馬であり、そういう意味においても中山マイルはピタリと合うのだろう。また鞍上の立ち回りもほぼ完璧だった。ここまで好走条件が整った中での結果は、逆に東京マイルへの適性を心配してしまうほどだが、恐らく流れ一つで対応できるはず。ただ堂々の主役というわけではなく、有力候補の一角といった感じか。
ショウナンワダチ:こちらも出は良くなかったが、押して中団まで押し上げての追走。勝ち馬より一歩早く動き出したのだが、格好の的になってしまった。とは言え、勝ち馬と同等の評価は出来る内容。2歳時は極端な条件でのレースが続いたが、正攻法に近い形で結果を出せたことで、次も好走の資格を得たと言っていいだろう。
ベルルミエール:前の2頭はやり過ごして後続集団を引っ張る形。前の失速により先頭に立ったが、この馬自身もしっかりと粘りきっての権利獲得。ファルコンSでも苦しい流れをよく踏ん張ったが、この舞台でもその適性を見せてのもので評価できる内容。ただやはり直線が長いコースではパフォーマンスが落ちるだろうし、決して弱い馬ではないが、次も積極的に買おうとはあまり思わない。
アルマエルナト:出遅れはもはや定番。4角までは内を突いて直線で一気に大外に振り回す凄まじく大胆な戦法で伸びてきた。ファルコンSの結果だけでは半信半疑だったのだが、力はつけていると言っていいだろう。現状は荒削りな所が多いだけに、まだ伸びしろはありそうで長い目で見ておきたい一頭。
ウインフェニックス:3着馬ほどではないが、この馬の位置でも位置取りとしては厳しい方…直線一瞬は伸びかけたのだが、ラストは少し苦しくなってしまった。このメンバーでは力負けの感もあるが、一定の内容は示した。ただ上がりの脚は強調できない馬だけに、東京では少し厳しいか。
これでNHKマイル路線も大方メンバーが出揃ってきましたね。皐月賞の結果次第ですが、個人的には小粒ながらも予想に苦労するくらいの好メンバーになるんじゃないかと思っています。
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