2014 桜花賞 回顧
です、です。
早めに回顧をしていきたかったのですが、週明けから2日間が地獄のバタバタぶりでした…何とか立てなおして積み残しの無いようにしていこうと思います。
2014年 4月13日(日) 2回阪神6日 天候 : 曇 馬場状態 : 良
【11R】 第74回桜花賞
3歳・オープン・G1(定量) (牝)(国際)(指定) 芝・外 1600m 18頭
LAP 11.9-10.5-11.4-11.5-11.7-11.4-12.8-12.1=1:33.3
通過 33.8-45.3-57.0-68.4 上り 70.9-59.5-48.0-36.3
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
18 | ○ | ハープスター | 川田 | 1.33.3 | 18-18 | 32.9 | 1 | |
12 | ▲ | レッドリヴェール | 戸崎 | 1.33.3 | クビ | 13-15 | 33.4 | 2 |
10 | ヌーヴォレコルト | 岩田 | 1.33.4 | 3/4 | 12-12 | 33.8 | 5 | |
15 | ホウライアキコ | 和田 | 1.33.6 | 1 1/2 | 10-10 | 34.1 | 6 | |
6 | レーヴデトワール | 福永 | 1.33.6 | 頭 | 16-13 | 33.9 | 7 | |
13 | ☆ | アドマイヤビジン | 四位 | 1.33.7 | クビ | 13-13 | 34.0 | 8 |
14 | マーブルカテドラル | 田辺 | 1.33.8 | 1/2 | 15-15 | 33.9 | 9 | |
9 | ◎ | フォーエバーモア | 蛯名 | 1.33.9 | 3/4 | 09-07 | 34.6 | 3 |
16 | リラヴァティ | 松山 | 1.34.0 | 1/2 | 07-07 | 34.7 | 10 | |
17 | ベルカント | 武豊 | 1.34.2 | 1 1/4 | 17-17 | 34.0 | 4 | |
4 | ペイシャフェリス | 川島 | 1.34.3 | 1/2 | 04-04 | 35.3 | 13 | |
2 | ニシノミチシルベ | A.シ | 1.34.5 | 1 1/2 | 07-07 | 35.2 | 11 | |
8 | シャイニーガール | 幸英 | 1.34.5 | 頭 | 10-10 | 35.0 | 15 | |
5 | モズハツコイ | 浜中 | 1.34.7 | 1 1/4 | 06-05 | 35.6 | 17 | |
11 | フクノドリーム | 横山 | 1.34.9 | 1 1/4 | 01-01 | 37.9 | 18 | |
1 | カウニスクッカ | 松田 | 1.35.0 | 1/2 | 04-05 | 35.8 | 16 | |
7 | ニホンピロアンバー | 秋山 | 1.35.7 | 4 | 02-02 | 36.9 | 14 | |
3 | コーリンベリー | 藤田 | 1.37.6 | 大差 | 03-03 | 38.7 | 12 |
単勝 18 \120
複勝 18 \110 / 12 \170 / 10 \270
枠連 6-8 \370 (2)
馬連 12-18 \370 (1)
ワイド 12-18 \200 (1)/ 10-18 \340 (3)/ 10-12 \960 (11)
馬単 18-12 \450 (1)
3連複 10-12-18 \1310 (3/816)
3連単 18-12-10 \2540 (4/4896)
【ペース・展開おさらい】
3頭の雁行状態からフクノドリームが抜けての離し逃げ。Lap構成を見ても明らかに前にキツイ流れのだが、追いかける組に関しても4F目と5F目では逃げ馬との差がほぼ変わっておらず、逃げ馬同様のLapを踏んでいたと考えられる。その2F間の23.2は外回り改装後最速…すなわち後続集団も中盤以降は厳しいレースを強いられており、上がり性能とともにロングスパートにも対応できる総合力のある馬しか好走できない状況であったことは間違い無さそうだ。
【各馬ひとこと】
ハープスター:直線までは比較的内目でロスなく進み、そこから大外に持ち出しながら前を交わし去っての戴冠。恐らく「37.3-23.2-32.9=1:33.3」位のLap構成ではなかろうか。言うまでもないが、さすがにこの位置取りで展開が向いたという表現はふさわしくなく、力でねじ伏せたということ。上がりの破壊力は分かりきっていたが、中盤もしっかりと追いかけてのもので当然ながら価値は高い。3歳時はじっくりと構えるレースに終始するのはこの厩舎の特徴みたいなもので、折り合い面が厳しい馬ではないだけに距離が伸びても何ら問題ないはず。ただ逆に言えば次も同じレースをするわけで、今回のクビ差が東京で必ず広がる事が約束されているわけではない事は忘れてはいけない。
レッドリヴェール:中団から出来るだけ脚を溜めるような形で直線へ…最後まで脚色は衰えずしっかり伸びていたが、勝ち馬のキレにクビだけ屈してしまった。阪神JF同様に厳しいレースでもしっかりと上がりを使える事を見せた内容だった。こちらも距離が伸びても問題無さそうなだけに、オークスでも十分期待できる。ただ今回はしっかりと流れる中で、押さえるレースをしたのだが、怪物を出し抜くにはちょっと違う作戦も考えなくてはならないのでは?
ヌーヴォレコルト:中団の馬群の中から。直線は少し外に切り替えるロスがあったものの、そこからよく伸びた。チューリップ賞も決して楽な流れではなかったし、そこで勝ち馬以外には完勝していただけに、こちらも総合力を活かした結果といえる。距離に関しては正直良くわからないという所なのだが、ここで3番手に来れている事実からは、決して無視はできそうにない。
ホウライアキコ:速い流れ少し掛かりながらも前に馬を置いて中団に控え、直線一旦は前が見えたのだが、外から勢いのある馬に交わされてしまった。前走は不完全燃焼の競馬だったものの、阪神JFの結果から試行錯誤の末、良くここまで持って来られたという印象。スプリンターでもないし、決して弱い馬ではないが、ここから一気に距離が伸びるのはプラスではないだけに、違う路線なら面白いところがあっても良い。
レーヴデトワール:後方からのレースも3角以降はイン一本の決め打ち差し。結果前が邪魔になる場面は全くなく、スムーズな伸びを見せられた。上位の中では最も恵まれた感が強かったのだが、それより掲示板の一番下ではオークス直行できないのが痛かったか。権利を取るなら東京だろうが、瞬発力はあっても極上というわけではないので、そこで確実に権利が取れる流れになるかが大きなポイントと言える。
アドマイヤビジン:流れ的にも力は出せるもので、結果的に力負け。この馬も距離が伸びるのは歓迎材料では無さそうで、オークスに出るなら狙いからはずれてしまうか。
フォーエバーモア:確かに上位馬に比べると位置取りの優位性は無かったが…鞍上のいうように引っ掛っている様はVTRでも確認出来ただけに、そのせいならば見直しの余地はあるといえるのだが、母エターナルビートではオークスであまり触手は動かないというのが正直な所。
前に行った馬が全て人気薄…力のある人気馬がしっかりと控えるというレースになっただけに、豪快な差しが目につくレースになりましたが、馬場的にはそこまでバイアスが掛かっているわけではありませんでした。また上位2頭はさすがのパフォーマンスで、オークスも勝つのはどちらかかなという感じですね。後はココをパスした左回りの鬼がフローラSに出てきますので、それがどれだけ強い勝ち方をするか…まぁそれでも3番目の椅子に座る権利があるかくらいのものですが。
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