2014 スプリングステークス 回顧
です、です。
フジキセキの実質ラストクロップにもう一頭の大物感あふれる馬が出てきました。本番が面白くなるのはいいのですが、予想が難解になりすぎるのは…というのは都合が良すぎますかねぇ。さて、本日2本目の更新となります…頑張っていきましょう。
2014年 3月23日(日) 2回中山8日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第63回フジテレビ賞スプリングS
3歳・オープン・G2(馬齢) (牡・牝)(国際)(指定) 芝 1800m 15頭
LAP 12.4-11.4-12.0-12.4-12.1-12.1-12.1-11.7-12.2=1:48.4
通過 35.8-48.2-60.3-72.4 上り 72.6-60.2-48.1-36.0
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
2 | ロサギガンティア | M.デ | 1.48.4 | 09-09-05-03 | 35.3 | 3 | ||
4 | アジアエクスプレス | 戸崎 | 1.48.6 | 1 1/4 | 06-07-08-07 | 35.1 | 1 | |
10 | クラリティシチー | 内田 | 1.48.6 | クビ | 09-11-10-05 | 35.0 | 4 | |
5 | モーリス | 川田 | 1.48.8 | 1 1/4 | 12-12-12-11 | 35.1 | 5 | |
9 | リーゼントロック | 松岡 | 1.49.0 | 1 1/4 | 03-04-03-03 | 36.1 | 12 | |
3 | ベルキャニオン | 福永 | 1.49.2 | 1 1/2 | 09-09-12-11 | 35.5 | 2 | |
15 | ナスノアオバ | 大野 | 1.49.2 | ハナ | 02-02-02-01 | 36.7 | 13 | |
8 | ウインマーレライ | 石橋 | 1.49.3 | 1/2 | 14-14-15-15 | 35.2 | 9 | |
11 | マイネルアウラート | 柴田 | 1.49.3 | 頭 | 13-13-10-09 | 35.7 | 11 | |
12 | ネオヴァロン | 三浦 | 1.50.4 | 7 | 15-15-14-11 | 36.5 | 15 | |
1 | サクラエール | 幸英 | 1.50.5 | 1/2 | 06-05-05-05 | 37.3 | 6 | |
13 | シベリアンタイガー | 黛弘 | 1.51.0 | 3 | 01-01-01-02 | 38.6 | 14 | |
6 | ミッキーデータ | 蛯名 | 1.52.0 | 6 | 03-03-03-07 | 39.1 | 8 | |
7 | ダノンアンビシャス | 横山 | 1.52.5 | 3 | 08-07-08-11 | 39.1 | 7 | |
14 | クインズハリジャン | 藤田 | 1.52.6 | クビ | 05-05-05-09 | 39.4 | 10 |
単勝 2 \560
複勝 2 \180 / 4 \140 / 10 \170
枠連 2-3 \290 (1)
馬連 02-04 \850 (3)
ワイド 02-04 \370 (4)/ 02-10 \530 (6)/ 04-10 \400 (5)
馬単 02-04 \1950 (8)
3連複 02-04-10 \1890 (4/455)
3連単 02-04-10 \10010 (21/2730)
【ペース・展開おさらい】
シベリアンタイガーが押して主張も大外からナスノアオバが競りかけていく展開。結果、コーナーワークで前者のペースとなったが、前半はコース形態や馬場を考えればかなり速めの通過となった。向正面入り口で一旦緩むものの、そこからはデフォルト通りにゴールに向かってのワンペース。直線早々に逃げ馬の脚は無くなってしまったものの、後ろの馬たちがペースを上げる余裕もなく、数字の通り持続力がモロに問われるレースになったと言っていいだろう。馬場的には散々言っている通り、全体的に荒れ馬場…特に3~4角に掛けては馬の走った後にもうもうと砂ホコリが立つほどで、内の馬がその部分で脚を失くしてしまうケースが多く見られる…その分、差す馬に有利に働いているという図式に変わりはない。
【各馬ひとこと】
ロサギガンティア:出負けも即座に巻き返して中団イン。3角からはなるべくロスの無いように外目を目指し、直線は力強く抜けだした。ここまではコース問わずに瞬発力勝負の経験しか無かったのだが、一気に先の可能性を感じさせる結果になった。何よりこの馬場で力強さを感じさせる走りは少なくとも皐月賞には繋がるはずで、本番でも楽しみな一頭。
アジアエクスプレス:勝ち馬よりもう一団後ろの内目からの競馬。3~4角でも比較的馬場の悪い所を通ったのだが、直線では最後まで伸びていた。上がりに寄らないペースやダート適性の高さから、このような馬場も苦にしなかった事はプラスに働いたと言えるだろう。先を見据えた仕上げとすれば十分及第点。距離は保つだろうし、本番でも買っておかねばならない馬。
クラリティシチー:3角から一気に外を進出するのは、今の馬場状況ではある意味正攻法。一旦は2番手まで浮上したが、最後は脚が上がってしまった。時計の掛かる馬場は悪いわけでは無さそうだが、器用さを欠き取りこぼしが多い現状、ただそれも含めてこの馬の力と言うこと。本番でもそれなりには走れそうだが、他に買いたい馬がたくさんいるだけに…
モーリス:後方グループから4角までは外に出さず、直線で一気に外目に振って伸びてきた。シンザン記念はかなりチグハグな競馬で参考外といえる内容だったが、それを差し引いても一枚落ちる感は否めない。ただ瞬発力はあるので、上手く立ち回れば東京でダービーの権利は取れる可能性はある。
リーゼントロック:3角から押し通しなのはダート戦と同じ。末のある馬には屈してしまったが、最後までしぶとさは見せていた。ただこの馬場だから…という感は拭えず、やはりダートを使うほうが良さそう。
ベルキャニオン:内枠ながら向正面の時点で外目に出し、理想的な追撃態勢だったが、3~4角で全く進んでいかず。上がりを強調できないレース、そんな馬場状態ではやはり力を出せないということだろう。すなわち皐月賞ではノーチャンスということになるのだが…
勝ち馬は先が大きく開ける内容でしたが、本番はあのお方が騎乗する模様…うーん…まぁそれで逆に人気を落とすようでしたら買いと言えるのでしょうかね…
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