2014 中山牝馬ステークス 回顧
です、です。
こちらも19日付けのエントリですが、20日に更新しております。さっさと参りましょう。
2014年 3月16日(日) 2回中山6日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第32回ローレル競馬場賞中山牝馬S
4歳以上・オープン・G3(ハンデ) (牝)(国際)[指定] 芝 1800m 16頭
LAP 12.7-11.4-11.8-12.3-12.2-12.0-12.0-11.7-12.4=1:48.5
通過 35.9-48.2-60.4-72.4 上り 72.6-60.3-48.1-36.1
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
6 | フーラブライド | 酒井 | 1.48.5 | 10-10-10-07 | 35.1 | 1 | ||
13 | ケイアイエレガント | 吉田 | 1.48.7 | 1 1/4 | 02-02-02-01 | 36.3 | 10 | |
14 | キャトルフィーユ | 後藤 | 1.48.7 | 同着 | 04-05-04-05 | 35.8 | 4 | |
12 | アロマティコ | 北村 | 1.48.8 | 3/4 | 14-13-13-10 | 35.0 | 3 | |
5 | ノーブルジュエリー | 小牧 | 1.48.8 | クビ | 10-10-12-13 | 35.2 | 5 | |
1 | クラウンロゼ | 蛯名 | 1.49.1 | 1 3/4 | 04-03-04-03 | 36.3 | 8 | |
16 | トーセンベニザクラ | 江田 | 1.49.2 | 1/2 | 12-12-10-10 | 35.7 | 9 | |
4 | アグネスワルツ | 国分 | 1.49.3 | 1/2 | 07-07-07-10 | 36.1 | 11 | |
9 | コウエイオトメ | 三浦 | 1.49.3 | クビ | 13-14-14-13 | 35.3 | 12 | |
10 | エクセラントカーヴ | 戸崎 | 1.49.3 | 同着 | 08-07-07-06 | 36.2 | 2 | |
7 | エディン | 荻野 | 1.49.4 | 1/2 | 01-01-01-02 | 37.0 | 16 | |
11 | サンシャイン | 田中 | 1.49.5 | 1/2 | 04-05-06-07 | 36.5 | 14 | |
2 | ノボリディアーナ | 横山 | 1.49.7 | 1 1/4 | 16-16-16-16 | 34.9 | 6 | |
8 | セキショウ | 横山 | 1.49.8 | 1/2 | 03-03-03-03 | 37.2 | 13 | |
3 | エバーブロッサム | 石橋 | 1.50.3 | 3 | 14-15-14-15 | 36.3 | 7 | |
15 | サクラプレジール | 松岡 | 1.50.6 | 1 3/4 | 08-07-07-07 | 37.5 | 15 |
単勝 6 \450
複勝 6 \190 / 13 \670 / 14 \250
枠連 3-7 \870 (2)
馬連 06-13 \2970 (22) / 06-14 \800 (2)
ワイド 06-13 \2250 (26)/ 06-14 \640 (2)/ 13-14 \2340 (29)
馬単 06-13 \4650 (36) / 06-14 \1310 (3)
3連複 06-13-14 \12480 (35/560)
3連単 06-13-14 \33610 (178/3360) / 06-14-13 \25540 (125/3360)
【ペース・展開おさらい】
エディンが行くところに、ケイアイエレガントが付かず離れずでの追走…前半の35.9はこのコースと馬場を考えればかなり速めの通過と言える。それでいながら、向正面で少し緩めた後はデフォルト通りにゴールに向かってジワジワとペースが上がり続ける持続力勝負でのFinish。流れだけ見れば基本は前に苦しいものとなったのだが、それより大きく影響したと思われるのは馬場…とにかくパワーを要しており、差す馬も馬場に適正がなければ、追走の時点で脚が無くなってしまう、また先行馬でも残せる馬は馬場のいい外目を通ってのもの、などのケースが目立っており、流れだけで決め付けるのがかなり難しい一日だったということは覚えておこう。
【各馬ひとこと】
フーラブライト:馬群の一番後ろからの追走。3角過ぎから外目を勢い良く進出すると、直線でも脚色衰えずにキッチリと差しきった。序盤から外目を意識してのレースをしていた事も大きく寄与していると思われるが、上がりが速すぎないレースで無ければ対応可能という比較的適正の広い馬だが、使われながらもかなり力を付けている印象。この後は斤量との戦いもあるだろうが、一連の牝馬限定重賞ならばだいたい力は出せそうだ。
ケイアイエレガント:今回は番手からの競馬を選択。逃げ馬が早めに潰れて早々に先頭に立つことになってしまったが、勝ち馬に交わされてからも一杯に粘り込んだ。馬場の良い所を通れた事もあるのだが、今年に入って2戦の内容は共に上々で、この馬もかなり力はつけている。なぜか全く人気にならない馬だけに次以降も狙える所はありそうだ。
キャトルフィーユ:こちらも外目から馬場の良い所を通っており、立ち回りとしては完璧と言って良いレース。ペース的にも十分適正内のものだった。ディープ産駒らしくなく瞬発力には欠ける馬だが、脚質から見ても大崩れは少なそうで、次以降もペースが合えば抑えておいたほうが良い存在。
アロマティコ:馬群からは少し離れた後方から。4角までは馬場の中ほどを追い上げ、直線は内に切れ込んで追走したものの、最後は勢いが鈍ってしまった。結果から言えば外目を勢い良く回っていれば…という事だが、この馬自身力のいる馬場は苦にしないだけに、そこまでの加点は必要ないかも。やはりベストは京都or新潟の外回りだろう。
ノーブルジュエリー:3角では外という選択肢もあったと思われるが、結果内目を進み…引退レースだけに多くを語る必要もないのだが、ラストはしっかりと伸びているだけに、コース選択ミスということだろう。
クラウンロゼ:前述の通り、通った位置を思えばかなりの健闘。京都牝馬Sでもさほど負けていないだけに、その内チャンスがありそうな気配。
エクセラントカーヴ:中団を掛かりながらの追走。4角では少しゴチャ付くようなところもあったが、その頃にはもう脚が残っていなかったのも事実。同じ中山で重賞を勝っているが、秋開催の野芝オンリーでのものであり、この力のいる馬場は適していなかったと言う事も言えるか。今日のところは参考外としておきたい。
散々書いてきましたが、エアレーションを行いだしてから中山はやたらと時計が掛かるようになってきました。ただこの状態が最後まで続くかと言われれば、個人的にはそれも微妙…路盤が固まってくれば、従来の中山のような内有利の状況が復活する可能性もあると見ております。あくまで可能性ですが…まぁ最終週の皐月賞がどんな馬場で行われるのかはある意味注目です。
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