2014 阪急杯 回顧
です、です。
6月7日より券種によって控除率が変わるようですね…→(ソース)まぁ、その為に事前に競馬法を改正していたわけですし、ようやくといった所でしょうか。内容を見ると、配当が大きくなる3連単の控除を上げて、逆に馬連・枠連・ワイドを下げる…一見平等に見えますが、各券種の売上高を見ると、トータルでは胴元に入る金額は増えるということになりますな。そしてWIN5…払い戻し最高額が6億に増えた事に注目させておきながら、控除は5%UP。普段からWIN5はキャリーオーバーが出た時しか買わないのですが、今後も同じスタンスで…ただ払い戻しが6億になれば、今後キャリーオーバーはほとんど発生しないものと思われ、個人的には今週末がWIN5を買うラストチャンスになるやもしれません。
2014年 3月 2日(日) 1回阪神2日 天候 : 曇 馬場状態 : 良
【11R】 第58回阪急杯
4歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(指定) 芝・内 1400m 16頭
LAP 12.2-10.7-10.9-11.1-11.2-11.8-12.8=1:20.7
通過 33.8-44.9-56.1-67.9 上り 68.5-57.8-46.9-35.8
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
1 | コパノリチャード | 浜中 | 1.20.7 | 01-01 | 35.8 | 2 | ||
6 | サンカルロ | 吉田 | 1.21.4 | 4 | 12-12 | 35.4 | 8 | |
7 | レッドオーヴァル | 川田 | 1.21.5 | 1/2 | 06-05 | 36.0 | 5 | |
10 | ガルボ | 石橋 | 1.21.5 | クビ | 02-02 | 36.4 | 3 | |
11 | エピセアローム | 松山 | 1.21.6 | クビ | 04-04 | 36.2 | 9 | |
9 | ラトルスネーク | D.バ | 1.21.6 | ハナ | 14-12 | 35.6 | 4 | |
15 | プリムラブルガリス | 四位 | 1.21.6 | ハナ | 15-15 | 35.3 | 13 | |
5 | マヤノリュウジン | 丸田 | 1.21.8 | 1 1/4 | 08-08 | 36.0 | 7 | |
13 | ダノンシャーク | 小牧 | 1.21.9 | 1/2 | 06-05 | 36.3 | 1 | |
12 | サンレイレーザー | 和田 | 1.22.0 | 3/4 | 11-08 | 36.2 | 10 | |
14 | カレンブラックヒル | 秋山 | 1.22.1 | 1/2 | 08-08 | 36.3 | 6 | |
2 | バーバラ | 武幸 | 1.22.1 | 頭 | 04-05 | 36.6 | 11 | |
16 | シャイニーホーク | 幸英 | 1.22.2 | クビ | 12-12 | 36.2 | 15 | |
3 | タマモナイスプレイ | 国分 | 1.22.6 | 2 1/2 | 08-11 | 36.8 | 16 | |
4 | パドトロワ | 後藤 | 1.24.0 | 9 | 02-03 | 38.9 | 12 | |
8 | ウエストエンド | 藤田 | 中止 | 15-16 | 14 |
単勝 1 \480
複勝 1 \230 / 6 \370 / 7 \390
枠連 1-3 \1680 (8)
馬連 01-06 \3610 (15)
ワイド 01-06 \1260 (15)/ 01-07 \1200 (14)/ 06-07 \2270 (30)
馬単 01-06 \6060 (21)
3連複 01-06-07 \13480 (47/560)
3連単 01-06-07 \66530 (213/3360)
【ペース・展開おさらい】
バーバラが少し前に出た所を、最内から行き脚のついたコパノリチャードが交わしてハナへ…3F目も10秒台、4F目も11.1とあまり緩めずにやや速めのペースを作り、直線入り口からラストにかけては脚が上がり気味に消耗戦に近い流れとなった。基本差す馬に有利なレースといえるのだが、この日の芝はとにかく外枠不利…特に内回りでは差す馬も4角で外を回す馬は中々前を捕らえられない状況だっただけに、その辺りも結果に大きく影響したといえるのではないだろうか。
【各馬ひとこと】
コパノリチャード:発馬自体はいいとは言えなかったが、スピードに乗ってハナを取り切ると、そのままのペースを維持し、最後は全馬追走バテのような形に持ち込んでの快勝。これまでの勝ちもテンが緩めのレースばかりだっただけに、これだけスピードにものを言わせて勝ち切ってしまうとは思わなかった。レースLapも6Fの消耗戦に通じるものがあり、高松宮記念でも通用する気配も見て取れる。ただ次は強力同型がいることは間違いないだけに、番手でもリズムを崩さずに走れるかがカギ。
サンカルロ:いつもの末脚勝負…直線は内目を選択したのだが、前がどん詰まりという訳ではないものの、明確な進路が確保できない状況。前が空いた後はしっかりと脚を伸ばしたのだが、勝ち馬には遠く及ばなかった。進路上の不利もあまりなかったし、めっぽう走るこの条件でペースも合えばこれくらいは走れるのだろうが、能力の低下を最小限に押さえながら中での結果だけに、もう上積みを求めるのはさすがに難しい。ただ中京6Fはこのコースの次に合う条件…人気次第では小銭投下も有りではないだろうか。
レッドオーヴァル:先団を見る位置からの競馬。終始内目での競馬となったがスムーズなレースぶりだった。上がりで勝負するのは向かないタイプなだけに、ペースとしてはあっていたということだろう。だいぶ復調してきたというより、オークスとローズSは距離不適だったと言うこと。牡馬相手には勝負するにはもうワンパンチほしいし、物理的な速い脚が不足している現状では、高速馬場への対応力も必要になってくる。
ガルボ:勝ち馬を少し前に見る番手の位置から。乗り方としてはこれでいいだろうし、力は出せてのものと見てよい。引き続き7F戦中心に狙い所はあるだろうが、大きく評価できる部分がなかったのも事実であり、引き続きG1では苦しい戦いが続きそう。
エピセアローム:今回は比較的前を意識した乗り方。ラストは止まってしまったが、直線もそれなりの伸びを見せており、及第点といえる内容。ただ好走パターンが全く一定しないだけに、馬券を買う側としてはかなり付き合いの難しい一頭。
ラトルスネーク:出遅れはデフォルトと言っていいだけに、それ含めての判断をすれば、力を出せていると言うことか…ただもっと時計面で強調できるような馬場のほうが良いのは確実。
プルムラブルガリス:枠的に外々を回らさざるをえなかったのは痛かったが、しっかりと上がり最速は出しているだけに、次以降も7F~8Fの締まった流れならば、一角崩しのチャンスあり。
ダノンシャーク:スピード負けこそしていないが、ラストのパンチ力は全く見られず。やはり7Fの速めのペースは合わない。それにしても7F戦に実績のない馬が、少し抜けた1番人気になるとは…
勝ち馬はこのコース上位常連のサンカルロやガルボを相手にしなかっただけに、一定の評価はされてしかるべきだと思います。ただその2頭がG1で好勝負出来ている現状ではないだけに、更なるスペシャリストが集結する本番でどのように立ちまわることが出来るのか…その辺りがポイントになりそうですね。枠順も大きく左右しそうですし、かなり頭を悩ませそうです。
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