2014 中山記念 回顧
です、です。
本当に横山ノリさんには頭を悩まされます…だれかいいお付き合いの仕方を知っている方がいらっしゃいましたら教えてもらえませんか?
2014年 3月 2日(日) 2回中山2日 天候 : 雨 馬場状態 : 稍重
【11R】 第88回中山記念
4歳以上・オープン・G2(別定) (国際)[指定] 芝 1800m 15頭
LAP 13.0-12.2-12.1-12.2-11.6-11.8-12.3-12.1-12.5=1:49.8
通過 37.3-49.5-61.1-72.9 上り 72.5-60.3-48.7-36.9
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
4 | ジャスタウェイ | 横山 | 1.49.8 | 03-04-04-03 | 36.6 | 2 | ||
9 | アルキメデス | 岩田 | 1.50.4 | 3 1/2 | 08-10-08-07 | 36.9 | 4 | |
5 | ★ | ロゴタイプ | C.デ | 1.50.4 | ハナ | 05-06-06-03 | 37.1 | 3 |
15 | ★ | マイネルラクリマ | 柴田 | 1.50.4 | クビ | 03-04-03-03 | 37.3 | 11 |
1 | ヴェルデグリーン | 田辺 | 1.50.7 | 1 3/4 | 11-11-11-10 | 36.9 | 7 | |
11 | ★ | トウケイヘイロー | 武豊 | 1.50.7 | クビ | 08-01-01-01 | 37.8 | 1 |
13 | サダムパテック | 田中 | 1.50.8 | 1/2 | 13-13-13-11 | 36.6 | 15 | |
12 | ダイワマッジョーレ | 蛯名 | 1.50.8 | 頭 | 05-06-08-07 | 37.3 | 9 | |
10 | ユールシンギング | 北村 | 1.50.8 | ハナ | 15-15-13-15 | 36.6 | 14 | |
14 | ★ | エアソミュール | 戸崎 | 1.51.0 | 1 1/4 | 08-08-04-03 | 37.8 | 8 |
3 | ダークシャドウ | 内田 | 1.51.1 | クビ | 14-14-15-11 | 36.7 | 12 | |
2 | ★ | ダイワファルコン | 川須 | 1.51.1 | ハナ | 01-02-02-02 | 38.1 | 10 |
8 | ナカヤマナイト | 柴田 | 1.51.4 | 1 3/4 | 11-11-11-11 | 37.6 | 6 | |
6 | ★ | カレンミロティック | 池添 | 1.51.4 | 頭 | 05-08-10-11 | 37.8 | 5 |
7 | アユサン | 丸山 | 1.51.6 | 1 1/4 | 02-03-06-07 | 38.3 | 13 |
単勝 4 \530
複勝 4 \210 / 9 \280 / 5 \290
枠連 3-5 \900 (3)
馬連 04-09 \2730 (10)
ワイド 04-09 \1010 (9)/ 04-05 \810 (7)/ 05-09 \1590 (16)
馬単 04-09 \4570 (14)
3連複 04-05-09 \7160 (22/455)
3連単 04-09-05 \38020 (111/2730)
【ペース・展開おさらい】
トウケイヘイロー出負けという波乱のスタート。それにより4頭ほどが様子見感満点で1コーナーに突入することになり、1・2F目は馬場を差し引いても遅い入りになったのだが、外からハナを取り返した3F目で馬場相応の水準に戻し、そこからは向正面でLapを上げ、3角以降はそのLapを何とか落とさないように踏ん張るというデフォルトに近いレースLap構成となった。4・5F目はトウケイヘイローの勢いから少し速めになっていた分、前の馬にはやや厳し目といった印象だが、大きく考慮する必要はないと見ていいのではないだろうか。
次に馬場…決して強くないものの、降り止まない雨の影響で、時計はどんどん掛かるような状況だったが、内は決して悪くなっておらず逆に外の馬が届きにくいという環境が出来上がっていた。ただ中山9Fというコース設定自体が外からの差し込みが効きにくいという背景もあり、極端な内伸びだったというわけではないと見ておきたい。
【各馬ひとこと】
ジャスタウェイ:スタート直後は押してポジションを取りに行き、後はインでじっと待機。直線は逃げ馬の内の狭い所を突くと、抜けだしてからはもう一伸びして完勝。厳しいLapでも上がりが強調できる馬だが、それが中山の舞台、渋った馬場、そして先行策でも見せられるとは驚き。ただしこれは鞍上がなせる技という面も大きく、受けに回るケースの多い鞍上に戻った時にも同じことができるという保証はどこにも無いということは覚えておきたい。
アルキメデス:こちらも中団のインピタリ。4角では勝ち馬の直後まで押し上げ、直線は内から3頭目辺りの狭い所を割って伸びてきた。過去2走は速い上がりを見せての勝利だったが、決して瞬発力のみの馬ではなく、この舞台でも問題なく対応してみせた。好走の幅が多岐にわたっており、これからも常時注意が必要な馬だし、もう少し力をつければG1でも面白い存在になれる。ちなみに道悪はかなり上手いかと…
ロゴタイプ:勝ち馬の直後の内目を掛かり気味に追走しながら、4角では並びかけ、直線は逃げた馬を挟むようにして追撃したのだが、最後は脚が上がってしまった。久々と言う事を考えれば及第点といえるかもしれないが、3歳時から大きく成長しているのかと言われれば少し疑問の残る結果…また恐らく時計面勝負の方が合っていると思われ、そういう意味では道悪は良くない。
マイネルラクリマ:1角先団グループでの最先着。4角では完全に無いなという手応えだったが、最後まで大きく脚は鈍らせることなくゴールまで到達した。流れ、道悪含め好走できる条件は揃っていたし、立ち回りにロスが大きくあった訳でもないと言っていいだけに、この結果も驚くべきことでは…むしろ、もう少し上が無かったものかというのは、ただの負け惜しみに他ならない。今後も条件が揃えば激走のチャンスは有るのだが、それがどの舞台になるのかといえば…悩ましい所。やはりサマー2000辺りの小回りハンデ戦になってしまうのだろうが、そうなれば人気面での旨味は無くなってしまうだけに…
ヴェルデグリーン:前の馬群を少し前にみるような位置から、4角以降も内目を回り、直線でジワジワと外に出しながらの追撃だったが、思ったほど弾けなかった。立ち回り自体はロスない様に見えたが、短い直線でもコーナーで勢いをつけながら速い上がりを叩き出す馬だけに、内枠も道悪もプラスには働かなかったのではないだろうか。
トウケイヘイロー:まぁ今回はしかたなし…自身の走破Lapを考えればよく踏ん張っていると言っていいだろう。
ダイワマッジョーレ:この馬もペースに関わらず速い上がりを強調して上位に食い込むタイプなだけに、この馬場ではちと苦しい印象。
エアソミュール:1角以降、ずーっと掛かり通し。やはり馬群の中で進めたほうが持ち味が生きる。
実は中山9Fは、どのクラスでも上がり3Fのタイムに差がつかないという特殊なコースで、クラスの時計差は序盤から中盤にかけてに現れます。すなわち上級条件になればなるほど持続力要素が強く求められるということになります。また、上がりの脚を強調するような馬には不向きなコースとも言えます。それ故にジャスタウェイは全く買う気にならない馬だったのですがね…普段のG1以上に投資した分、手痛くしてやられちゃいましたよ…
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