重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

2014 アーリントンカップ 回顧


まいどー!!です、bera-an2です。

ふと気づいたのですが、この週に行われた3重賞はすべて2着を3馬身半以上離す完勝のレースだったんですね。それぞれに勝ち馬は見どころのあるレースだったのですが、果たしてこのレースはどうだったのでしょうか。振り返っていこうと思います。


2014年 3月 1日(土) 1回阪神1日 天候 : 小雨 馬場状態 : 良
【11R】 第23回アーリントンカップ
3歳・オープン・G3(別定) (国際)(特指) 芝・外 1600m 10頭

LAP 12.6-11.1-11.5-11.5-12.1-11.6-11.1-12.5=1:34.0
通過 35.2-46.7-58.8-70.4  上り 70.3-58.8-47.3-35.2


馬 名騎手タイム着差通過順位上3F
10
ミッキーアイル浜中1.34.0
01-0135.21
6
タガノグランパ岩田1.34.63 1/202-0235.03
3
フェルメッツァ武豊1.34.8110-1034.56
5
タガノブルグ川田1.34.8クビ04-0235.35
2
マキャヴィティ幸英1.35.3302-0535.58
1
グッドスピリッツ池添1.35.3クビ07-0635.37
9
エイシンブルズアイC.デ1.35.43/406-0435.72
7
アドマイヤメテオU.リ1.35.51/207-0635.54
8
レッドルシファー国分1.38.4大差07-0838.39
4
グランフィデリオ小林1.39.2504-0839.110

単勝  10 \140
複勝  10 \110 / 6 \220 / 3 \350
枠連  6-8 \550 (2)
馬連  06-10 \740 (2)
ワイド 06-10 \270 (2)/ 03-10 \460 (6)/ 03-06 \1160 (13)
馬単  10-06 \820 (3)
3連複 03-06-10 \2560 (8/120)
3連単 10-06-03 \5340 (16/720)

【ペース・展開おさらい】
ミッキーアイルの超好発で先行争いはなし。そのまま3F目から離し気味の逃げになるのだが、3F通過の35.2はこのレースの平均から見ると少し速い程度。特にこの時期の3歳限定戦だけに、前半から各馬押さえたままという様な年も多く、それを踏まえるとごく平均的なペースでの通過といえる。4F目は溜めを作り、そこからコンマ5秒ずつペースを上げてラストは流してのFinish。後続に関しては瞬発力を必要とする競馬だったが、正直あのペースで逃げ馬と同じ上がりしか出せないのは、負けた馬が弱すぎたという方が正しいのではと思わせるレースだった。

【各馬ひとこと】
ミッキーアイル
最初から最後まで自身のペースを貫き完勝。↑にも書いたが、今回は相手が弱すぎたと言うこと。ペースを守れればある程度のギアアップにも対応できるのも分かっていただけに大きな加点要素はないと見ていいだろう。あのスタートセンスがある以上、NHKマイルでも逃げを打つことになるのだろうが、相手が格段に上がるだけに同じ走りができるかどうかは…。

タガノグランパ行き脚がついてからは、なだめながらの追走。ラストも他の馬の脚が鈍る所を何とか最後まで保たせての賞金加算となった。上がりの脚に限界がある馬だが、この流れの中、先行して2着を死守できたのは相手に恵まれた感満載。次以降は苦戦しそう。

フェルメッツァ:自身の競馬は出来ていると思われるが、決め脚勝負ならせめて2着は欲しかった。逆に言えばこの馬も瞬発力勝負では分が悪かったということ。自己条件でも上がりのみの勝負が予想される中であれば敬遠したい。

エイシンブルズアイ少しスタートが悪く巻き返そうとしたものの、ミッキーアイルには迫れないと見て逆に押さえ込む…という、絵に描いたような悪循環。新人騎手かと思ったほどだ。前走は逃げた自身が33秒台の脚で完封できる様な流れ…それを思えば末に徹する方が良かったのかもしれないが、それが叶ったとしても勝ち馬に迫れるだけのものがあったかどうかは微妙。


とりあえずはそんな感じで。ミッキーアイルウインフルブルーム以外はヌルい相手としか戦っていないままG1に行くことになりそう。個人的には過大評価はしないように…と感じております。




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