2014 東京新聞杯 回顧
です、です。
この所、曜日の感覚が全くないのは競馬のせいでしょうか…あっという間の木曜日、そして早くも今年第1弾のG1なんですよね…積み残すことなく、さっさと回顧を進めていきましょう。
2014年 2月17日(月) 1回東京4日 天候 : 晴 馬場状態 : 重
【11R】 第64回東京新聞杯
4歳以上・オープン・G3(別定) (国際)[指定] 芝 1600m 16頭
LAP 12.4-10.7-11.1-11.9-12.0-11.3-11.5-12.3=1:33.2
通過 34.2-46.1-58.1-69.4 上り 70.1-59.0-47.1-35.1
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
7 | ホエールキャプチャ | 蛯名 | 1.33.2 | 08-10 | 34.3 | 8 | ||
11 | エキストラエンド | C.デ | 1.33.4 | 1 | 10-08 | 34.6 | 3 | |
12 | クラレント | 川田 | 1.33.4 | 頭 | 04-03 | 35.0 | 5 | |
13 | コディーノ | U.リ | 1.33.4 | クビ | 06-05 | 34.8 | 1 | |
2 | サトノギャラント | 北村 | 1.33.5 | クビ | 13-13 | 34.2 | 4 | |
5 | レイカーラ | 石橋 | 1.33.5 | クビ | 08-08 | 34.7 | 6 | |
9 | サクラゴスペル | 横山 | 1.33.6 | 1/2 | 04-05 | 35.1 | 10 | |
14 | エールブリーズ | 戸崎 | 1.33.7 | 1/2 | 06-05 | 35.1 | 11 | |
3 | セイクリッドセブン | 田辺 | 1.33.7 | クビ | 11-11 | 34.6 | 13 | |
10 | ショウナンマイティ | 浜中 | 1.33.8 | 1/2 | 14-14 | 34.3 | 2 | |
15 | ヴィルシーナ | 内田 | 1.34.4 | 3 1/2 | 03-03 | 36.0 | 9 | |
1 | ラインブラッド | 岩田 | 1.34.6 | 1 1/4 | 11-11 | 35.5 | 14 | |
8 | レッドスパーダ | G.ブ | 1.34.7 | 1/2 | 02-02 | 36.4 | 7 | |
6 | コスモセンサー | 柴田 | 1.35.8 | 7 | 01-01 | 37.7 | 12 | |
16 | リルダヴァル | 三浦 | 取消 | |||||
4 | サトノシュレン | 武豊 | 取消 |
単勝 7 \2060
複勝 7 \540 / 11 \230 / 12 \230
枠連 4-6 \1490 (7)
馬連 07-11 \6710 (33)
ワイド 07-11 \2220 (32)/ 07-12 \2130 (31)/ 11-12 \640 (6)
馬単 07-11 \16010 (70)
3連複 07-11-12 \12170 (54/364)
3連単 07-11-12 \96300 (383/2184)
【ペース・展開おさらい】
コスモセンサー、レッドスパーダ、ヴィルシーナ3頭の雁行状態でレースを引っ張る序盤戦。最終的にはコスモセンサーがハナに立つのだが、前半3Fは34.2とかなり速めの通過となった。そこから4・5F目は少しだけ緩め、直線で再加速という所はデフォルトに近い推移なのだが、さすがに前半速かった分、ラストは12秒台に落としてのFinishと前の馬にはやや厳しいレースだったと言えるだろう。また馬場的には、発表は重馬場だったものの、それは名ばかりの高速馬場、内も悪い状態ではなかった事は覚えておきたい。
【各馬ひとこと】
ホエールキャプチャ:中団の内から2頭目…4角で外目に持ち出すと早めのスパートで坂上ではすでに先頭。そのまま押し切る57キロとは思えないほど強い勝ち方だった。ペース適性の観点から言うとつかみ所のない馬なのだが、とにかく府中にはめっぽう強い。ヴィクトリアマイルも有力と言わざるをえないか。
エキストラエンド:道中は勝ち馬の後ろ。4角で勝ち馬とは対照的に外に出さずに馬の間をするすると抜けてきた。前走に引き続き、立ち回り面でかなり上手かったことも事実なのだが、切れ味だけを求められる流れではない中でも結果を出せたことは大きく、完全にこの路線で軌道に乗ったと見ていいだろう。安田記念のようなLap構成でも立ち回りは可能だろうし、後はさらに上位との力関係次第だが…
クラレント:前の3頭を見る位置からの正攻法。直線で一度は先頭に立ったのだが、後ろからの馬に交わされながらも、しぶとく食い下がり最後は4着馬を差し返し、2着馬ともキワドイところまで巻き返しを見せた。瞬発力兼備の先行馬だが、もっと上がりに寄ったレースに適正があるタイプ。この流れで差し返しを見せたことは評価していいだろう。ただこれまでのG1挑戦は跳ね返されており、それを凌ぐだけの上積みがあったかと言われれば…
コディーノ:先団やや後ろをスムーズに追走、直線では楽に前を捕まえるかとおもいきや、ラストは脚が止まって差し返されてしまった。待望のマイル戦出走だったが、ペースや位置取りに問題のない中で、このメンバー相手のパフォーマンスとしてみるとかなり不満の残る結果と言えるのではないだろうか。またいい脚が少ししか使えない分、直線の短いコースのほうが合うような気も。
サトノギャラント:出負け。腹をくくっての直線勝負は勝ち馬の直後まで外に持ちだしたのだが、最後は脚が上がってしまった。やはり33秒台前半の脚を活かせるような流れ、馬場でこそということだろう。
レイカーラ:中団インからも直線でペースが上がった時に少し置いて行かれるような感じになってしまった。ラストはまた盛り返しているだけに、やはりもっと淀みのない一貫Lapのほうがあっているように思われる。福島牝馬Sならいい勝負が出来るはず。
ショウナンマイティ:出負けから直線大外に持ちだしたが、ほとんど反応しなかった。昨秋ほぼ全休からの復帰戦で順延などの要素もあっただけに、ここは参考外としておきたい。
分かりきったことですが、先週からこのレースに出走する予定だった関西馬は、順延での2度の輸送…しかも、今週は雪の影響で15時間以上要したものであったことは多分に考慮すべきだと思います。ただ好走した馬に加点するのではなく、結果の出なかった馬たちに関してノーカウント扱いで…というニュアンスの方がしっくり来ると思います。
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