2014 京都記念 回顧
です、です。
もう明日には週末の出走馬が確定するんですねぇ…さすがにここまでの変則開催はくたびれて来ました。今日から3日間で3つの重賞回顧。来週は平日4日間で4つですから、平日のネタには事欠かないという噂もありますが、それに書く私がどこまでついてこられるか…そんなところですね。
2014年 2月16日(日) 2回京都6日 天候 : 晴 馬場状態 : 稍重
【11R】 第107回京都記念
4歳以上・オープン・G2(別定) (国際)[指定] 芝・外 2200m 12頭
LAP 13.3-11.8-13.2-12.9-12.5-12.9-13.0-12.2-11.5-11.0-11.7=2:16.0
通過 38.3-51.2-63.7-76.6 上り 72.3-59.4-46.4-34.2
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
11 | デスペラード | 横山 | 2.16.0 | 01-01-01-02 | 34.1 | 6 | ||
10 | トーセンラー | 武豊 | 2.16.1 | 3/4 | 07-07-05-04 | 34.0 | 2 | |
9 | アンコイルド | 後藤 | 2.16.3 | 1 1/4 | 02-02-03-04 | 34.1 | 4 | |
5 | ラキシス | 川田 | 2.16.3 | 頭 | 04-04-05-04 | 34.1 | 3 | |
7 | ヒットザターゲット | C.デ | 2.16.4 | 1/2 | 09-09-08-08 | 34.0 | 5 | |
3 | ジェンティルドンナ | 福永 | 2.16.5 | 3/4 | 03-03-02-02 | 34.6 | 1 | |
6 | アクションスター | 北村 | 2.16.6 | クビ | 12-12-12-11 | 34.0 | 8 | |
12 | トゥザグローリー | F.ベ | 2.16.8 | 1 1/4 | 09-09-05-01 | 35.0 | 7 | |
2 | コウエイオトメ | 池添 | 2.16.9 | 3/4 | 07-07-11-11 | 34.3 | 11 | |
4 | マイネオーチャード | 柴田 | 2.17.0 | クビ | 04-04-03-04 | 35.0 | 10 | |
1 | トレイルブレイザー | 和田 | 2.17.3 | 1 3/4 | 04-04-08-08 | 34.9 | 9 | |
8 | コスモロビン | 国分 | 2.17.3 | 頭 | 09-09-08-08 | 35.0 | 12 |
単勝 11 \3430
複勝 11 \1130 / 10 \240 / 9 \450
枠連 7-8 \1980 (7)
馬連 10-11 \4270 (11)
ワイド 10-11 \1130 (10)/ 09-11 \1720 (15)/ 09-10 \520 (5)
馬単 11-10 \13700 (27)
3連複 09-10-11 \7420 (20/220)
3連単 11-10-09 \81540 (160/1320)
【ペース・展開おさらい】
元々行く馬がいなかったのだが、デスペラードがペースを作ったのは驚き。いずれにせよ前半からペースは上がらないまま、坂の下りからペースを上げる4F上がり勝負での決着。ただ下りの部分でも12.2で、そこから11秒台を3つ繋げているところからも、相当上がりに寄ったレースであったことが見て取れる。どの馬も上がりが似たようなものしか出せないのは馬場のせいもあるが、そこまで上がりに特化したキャラの馬がいなかったことも原因といえるだろう。
【各馬ひとこと】
デスペラード:マイペースから4角でトゥザグローリーが交わして行った時もじっと我慢し、直線で再度前に出るとしっかりと脚を使い後続の追撃を凌ぎ切った。古い話になるが、ダートから芝に矛先を変え使われた2012年の準オープン戦を32秒台の末脚で差しきってしまったのを思い出した。鞍上も言っているように自身のリズムで走れれば…という所が大きいのだろう。逆に言えば、今回はしっかり注文を付けられた事が大きく、この走りで大きな上積みを考える必要はないと思う。ただメンツが相当手薄になるであろう春天は距離への不安がない事も加えれば、チャンス有りと見てもいいのではないだろうか。
トーセンラー:後方に近いポジションから、直線で一気に前にせまり抜け出すかに見えたが、最後は勝ち馬と脚色が同じになってしまった。この流れなら33秒台の脚は出せるかと思ったのだが、その辺りはやはり休み明けの影響もあったか。昨年の走りを見ても京都コースなら距離にはかなり融通性がありそうで、もし春天に出るのであれば、こちらも必ず押さえなくてはいけない存在といえる。
アンコイルド:先行策から内で脚をためるような競馬。4角ではかなり手が動いていたものの、最内をしぶとく伸び何とか3着は確保できた。上がり勝負でも問題ないタイプだが、ここまで上がりに寄ってしまうと少し厳しく、それを思えば及第点と言っていいだろう。春天は距離的に微妙と思っているのだが、力関係から考えると買っておいたほうがいいのかも。
ラキシス:4角では馬券になるのではという手応えだったが、最後は熾烈な3着争いに敗れてゴール。エリザベス女王杯の2着は色々と恵まれての結果だったが、ここでも結果を出せたのは十分評価できる。ただ、適性面で見ると牝馬のレースで使えそうな所がないだけに、そういった意味では狙い所がかなり限られてきそう。
ヒットザターゲット:明らかに流れが向いていないだけに仕方なし…それでも一応最後の伸びは見せていただけに、適正内のレースであれば今年も面白いところがありそう。もう少し上がりの掛かるレースになるのであれば春天も小銭投下対象。
ジェンティルドンナ:やや掛かり気味も昨秋との比較なら特にマイナスになるようなレベルではなかった。しかも上がりの掛からないレースでこの馬のいいところを出せる下地はあっただけに、掲示板にすら乗れないというのは、次に向けてプラス要素が限りなく少なくなってしまっただけにかなり心配。
別定やハンデ戦で牝馬が56キロを背負うというのは実はかなり酷な状況であり、その辺りには情状酌量の余地はあるのかもしれませんが、次の日にホエールキャプチャが57キロで勝ち切ってしまっては…という感じですね。ドバイへは予定通り向かうようなのですが、どうなりますやら。逆に春天への道はメンバーはさておき馬券的にはちょっと面白くなりそうな気配です。
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