重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

2014 アメリカジョッキークラブカップ 回顧


まいどー!!です、bera-an2です。

出張から戻り、昨日はゆっくりと競馬でも…と思っていたら、実は出勤日というオチでした…来週金曜が旧暦の正月で、中国はこの日から7日間の休みに突入します。ただ大きな休暇の時には、前後の土日を平日扱いに設定するケースが多く、昨日はちょうどその日だったことを忘れていたのです。

今回の7日間の休暇は…

3日間…祝日
2日間…通常の土日
2日間…前後の土曜や日曜の前倒し(後倒し)
※今年の場合は1/26(日)2/8(土)が該当

こんな感じで構成されています。まぁ一般的な中国の会社(特に生産工場など)はそんなの関係なしに2週間位休むのが当たり前なのですが、公官庁や公共機関などはすべてこれに従っての勤務ということになります。

こちらに来てもうすぐ7年ですが、日本はどんだけ祝日が多いねんと改めて思いますね。ホントに羨ましい。ま、私も今週末には日本に一時帰国するのですが…


2014年 1月26日(日) 1回中山9日 天候 : 曇  馬場状態 : 良
【11R】 第55回アメリカジョッキーCC
4歳以上・オープン・G2(別定) (国際)[指定] 芝 2200m 16頭

LAP 12.5-11.1-12.9-12.2-12.4-12.3-11.9-12.3-12.4-11.9-12.1=2:14.0
通過 36.5-48.7-61.1-73.4  上り 72.9-60.6-48.7-36.4


馬 名騎手タイム着差通過順位上3F
10
ヴェルデグリーン田辺2.14.0
09-10-10-0635.52
2
サクラアルディートF.ベ2.14.0クビ07-07-05-0235.911
1
フェイムゲーム北村2.14.1クビ12-10-08-0835.86
14
レッドレイヴン柴田2.14.107-08-08-0635.81
5
フラガラッハ高倉2.14.1クビ15-16-16-0834.810
8
マイネオーチャード柴田2.14.31 1/412-14-14-1435.37
6
ヴァーゲンザイル三浦2.14.41/212-12-12-1435.715
16
マックスドリーム古川2.14.416-15-14-1635.413
9
ダービーフィズ蛯名2.14.4ハナ11-12-12-1235.78
3
ケイアイチョウサン横山2.14.5クビ09-08-10-1236.03
11
サダムパテック戸崎2.14.81 3/403-03-03-0236.99
7
ダノンバラード後藤2.14.91/203-03-03-0237.04
12
トゥザグローリーC.ル2.15.11 1/205-05-05-0837.05
13
サトノシュレンG.ブ2.15.23/401-01-01-0137.612
15
チョイワルグランパ内田2.15.51 3/402-02-02-0237.816
4
コスモファントム松岡2.15.505-05-05-0837.414

単勝  10 \570
複勝  10 \230 / 2 \900 / 1 \360
枠連  1-5 \1790 (11)
馬連  02-10 \14960 (44)
ワイド 02-10 \4350 (52)/ 01-10 \1410 (21)/ 01-02 \4830 (55)
馬単  10-02 \25160 (78)
3連複 01-02-10 \52170 (156/560)
3連単 10-02-01 \299470 (833/3360)

【ペース・展開おさらい】
サトノシュレンがもうちょっと行くのかと思われたが、1角手前でようやくハナという展開。それでもやや掛かり気味だったこともあったせいで、前半3Fは、このコースのデフォルトから見ると標準やや遅めといったところ。ただ4F目から12.2とペースを上げるとそれをそのままの維持するような形でのゴールになっており、かなりしっかりと持続力を求められるレースになったと言えるだろう。隊列は5F目辺りで最も縦長になったが、ジワジワと詰まり、残り3Fではほぼ一団の状態になっており、どの馬にも同じような資質が問われたと見ておきたい。もちろんほぼ息の入らなかった前目の馬にとっては苦しいレースになったといえるだろう。

今開催の中山芝には本当に悩まされたのだが、この日は全体的に外差し優勢。前週までで外もそれなりに悪くなり、内外イーブンの様なところから、内がさらに荒れだしての外優勢…そんなイメージで捉えれば良いだろうか。そういう意味でも先行馬には辛いレースだったといえる。

【各馬ひとこと】
ヴェルデグリーン
オールカマーよりは前目の位置から。4角までにある程度前との差を詰めると、直線は外からしぶとく伸び続けた。オールカマーとは位置取り、馬場の重さ、共に違うといえる状況ながら、コーナーで勢いをつけてポジションを上げての差しきりは同じだけに、よほど舞台が合っているということなのだろう。ただ、どちらのレースもメンバー的に揃っていたというわけでも無いだけに、この勝ちで新たに何かを評価する必要もなさそう。

サクラアルディート:白帽ながら隊列が重ならなかったおかげで、3角までで外目に出し勝負どころでは手応えよく前に迫っていった。決して切れ味のみの馬ではない事は地脚でポジションアップを図っていたことからも見て取れるのだが、この持続力勝負でやれたことは大きな収穫。G3あたりなら十分チャンスはありそう。

フェイムゲームこの馬も3角から外を伺っていたが上手く出せず…4角ではかなり中途半端な位置取りで一瞬躊躇する場面もあったのだが、直線は2着馬の内に切れ込みきわどいところまで持ち込んだ。内容としては上位2頭と遜色のないものと言えるだろう。苦しいレースの中でも一瞬のキレは見せられる馬で、そういう意味では中山はあっているだろうし、この先も楽しめる場面は十分にあるはず。

レッドレイヴン:まさかの大幅馬体増。それでも後方から上手く差を詰めたのだがラストは少し脚が鈍ってしまった。これが馬体が増えたせいなのか距離なのかは微妙だが、ペース的にも力は出せる条件は揃っていたと思われ、次以降も過剰に人気になるようなら少し疑ってみたい所。

フラガラッハいつもの後方から、3角でエンジン点火させると終始外目を勢い良く追い込んできた。このクラスでも十分やれると思うのだが、さすがにこの距離は少ししんどそう。

マイネオーチャード:こちらも思いの外後方から。それでも前走のように、自身の競馬は出来たのだろうが、さすがにクラスの壁にあたってしまった印象も。

ケイアイチョウサン:決して伸びていないわけではないが、内に進路をとってしまった以上、今回のような結果も仕方なし。何度も言うがもうちょっと違う条件で走ってみて欲しいのだが…

昇級戦のレッドレイヴンが1番人気になっていたように、メンバー的に揃っていたわけではありませんでしたし、どの馬も取り立てて強調すべき点も無かったというのが正直なところですね。ただ、位置取り面やペースで苦しいところがあったにせよ、まるで見せ場のなかったダノンバラードトゥザグローリーはちょっと次以降は買えそうにありませんね。











ポチポチおねがい!!
競馬ブログ・ランキング
ランキング参加中!!

ペタしてね

フォローする