重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

2014 京成杯 回顧


まいどー!!です、bera-an2です。

火曜から恒例の上海出張…定宿にしているホテルはいつ来てもネット回線が非常に速く、直近で不便な思いをした人間からしたら、この環境は非常に羨ましい限り…なんですが、時間的な余裕がなく、更新が滞っております。広州に戻る前夜…そして次の開催前夜にシレッと更新しておくことにします。


2014年 1月19日(日) 1回中山7日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第54回京成杯
3歳・オープン・G3(別定) (国際)(特指) 芝 2000m 16頭

LAP 12.4-11.0-12.9-11.7-12.6-11.7-12.0-11.9-12.3-12.6=2:01.1
通過 36.3-48.0-60.6-72.3  上り 73.1-60.5-48.8-36.8


馬 名騎手タイム着差通過順位上3F
12
プレイアンドリアル柴田2.01.1
06-06-09-0836.25
16
キングズオブザサン大野2.01.4209-10-07-0636.61
11
アデイインザライフ横山2.01.416-16-16-1535.84
14
ピオネロ蛯名2.01.6112-13-12-1136.67
10
マイネグレヴィル石橋2.01.6クビ02-02-02-0237.213
15
ヴォルシェーブ内田2.01.7クビ12-06-04-0337.110
9
アグネスドリーム柴田2.01.7クビ01-01-01-0137.416
2
アルバート戸崎2.01.8クビ04-04-04-0337.112
13
デリッツァリモーネG.ブ2.01.8クビ15-15-14-1336.511
7
ラングレーM.ギ2.01.9クビ12-13-09-0837.03
6
エアアンセム後藤2.01.9クビ09-10-12-1136.92
4
ウインマーレライF.ベ2.01.906-06-07-0637.16
5
ショウナンラグーン吉田2.02.53 1/204-04-03-0338.015
8
ディアデルレイ田辺2.02.71 1/409-10-14-1337.58
3
ツクバアズマオー田中2.03.8708-09-09-1538.914
1
ホルボッシュ北村2.03.9クビ02-03-04-0839.29

単勝  12 \730
複勝  12 \270 / 16 \180 / 11 \300
枠連  6-8 \850 (2)
馬連  12-16 \2040 (4)
ワイド 12-16 \900 (5)/ 11-12 \1530 (21)/ 11-16 \950 (8)
馬単  12-16 \4700 (15)
3連複 11-12-16 \7430 (18/560)
3連単 12-16-11 \43250 (107/3360)

【ペース・展開おさらい】
5枠両頭の先行…ハナ争い自体は起こらずに、前半の入りとしては標準的なものだったのだが、そこから11.7-12.6と凸凹Lapを作り、さらに6F目を11.7に上げてのロングスパート戦というかなり特殊なLap構成での決着となった。前後半タイム差こそほぼ無しなのだが、さすがに前の馬には苦しいLapであったことは容易に想像できる。それでいながら馬群は大きく離れておらず、どの馬もスタミナ面も問われたレースになったといえるだろう。

馬場的には前週までの外差し状況から一変…好位から競馬する馬も多く馬券になった週だった。これをどう説明するかはかなり悩ましいのだが、見た目的には馬場の白い部分がかなり外まで広がってきており、外もそれなりに荒れてきた、すなわちコースロスのない内の優位性が見え出したと言うことなのだろうか…ただこのレースなどは完全外差しのレースだっただけに、ペースによる部分が大きいフラットに近い馬場だったと見るのが正しいのかもしれない。

【各馬ひとこと】
プレイアンドリアル
がっちり中団で折り合う競馬。先に動いた2着馬の後ろを追走する様な形で4角に突入した際、一瞬ゴチャ付いたのだが、直線はうまく前が開き、坂上から各馬が伸びあぐねる中、ラストまでしっかりと脚を続かせての完勝。前走から折り合い重視の調教を行ったことが早速実を結んだ。東スポ杯のような展開よりも、今回のように更に上がりが掛かったほうがパフォーマンスが上がっており、同じコースでも弥生賞より皐月賞本番に適正があるタイプと言えるだろう。できれば弥生賞で負けてから本番に向かって欲しいのだが。

キングスオブザサン:1角では勝ち馬の後ろだったが、向正面の間に位置を逆転。そのまま積極的に前を捕らえに行く競馬を見せたが、直線では勝ち馬に抵抗することは出来なかった。大外だったことは今回のレースにおいては、さほどマイナスだった様には映らなかったし、勝ち馬との内外の対比では、どちらも似たような所を進んでおり、勝ち馬に対しては完全に力負けと言っていいだろう。また前走も上がりの掛かる流れを完勝しており、ペース的にはかなり合っていたとも言えるだけに、条件が合わないところでは結構アッサリと飛ぶ可能性もあるのではないだろうか。

アデイインザライフ新馬同様の競馬も坂の部分で脚色が鈍ってしまった。2戦目としては上々といえる内容かも知れないが、流れ的な優位性があったことも確かであり、G1を見据えるのであれば、ここはあと一歩伸びて勝ち負けに絡んで欲しかったというのが本音。ただ個人的には府中での切れ味勝負のパフォーマンスも見てみたいのだが。

ピオネロ:勝負どころの手応えはあまり良くなかったが、ジワジワと伸び続けた。勝った百日草特別も切れ味だけを求められるレースではなかったのだが、それを踏まえてここでの4着という結果をどう取るか…結論を出すのは早計か。

マイネグレヴィル:流れを考えればよく踏ん張っていると言っていい内容。ただ牝馬クラシックで求められる適正を持っていると言われれば別の話であり、3歳の間は好走の舞台が限られそうだ。少し気の毒な馬になりそう。

ラングレー:ここで好走できれば、先の視界がグッと開けたところなのだが…確かに内で力を出し切れていない側面もあるのだが、現状ではやはり切れ味を求められる流れのほうがあっていると捕らえるほうが無難だろう。

エアアンセム内で思った位置を取れなかったのか…過去2走より後ろからの競馬。さらに直線は前が壁になっており、外に立て直しを図るもののそれもイマイチ上手くいかずの中途半端な競馬に終わってしまった。今回の内容からは巻き返しの余地はあると思うのだが、ただそれを差し引いても上位と遜色のない競馬だったかと言われればそれも微妙。個人的には次もメンバー次第といったところ。

例年、あまりクラシックには繋がらないレースなのですが、今年…特に勝ち馬に関しては中々の見どころがあったように思えます。現時点でもまだイスラボニータとの双璧といった感じなのですが、あと何頭か出てきてくれればかなり面白くなると思うんですがねぇ。




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