2014 シンザン記念 回顧
です、です。
先週の日月の変則開催に続いての3日間開催…正直、3日間開催はもういいですわ。なまじっかスルー出来る忍耐力も持ちあわせておらず、手を出してしまうものですから、最後の方はちょっと疲れてくるんですよねぇ。今年は3月にも変則の3日間開催があるようですが、覚悟しておくことにしましょう。
さて3日間も競馬があった割には重賞は3歳限定が2つだけ…とりあえずは2勝馬が出ていたこちらのレースから振り返ることにします。
2014年 1月12日(日) 1回京都4日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第48回日刊スポーツ賞シンザン記念
3歳・オープン・G3(別定) (国際)(特指) 芝・外 1600m 13頭
LAP 12.2-11.5-11.8-12.4-11.8-11.3-11.0-11.8=1:33.8
通過 35.5-47.9-59.7-71.0 上り 70.1-58.3-45.9-34.1
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
12 | ミッキーアイル | 浜中 | 1.33.8 | 01-01 | 34.1 | 1 | ||
1 | ウインフルブルーム | 和田 | 1.33.9 | 1/2 | 02-02 | 34.0 | 2 | |
2 | タガノグランパ | 北村 | 1.34.5 | 3 1/2 | 07-07 | 33.8 | 5 | |
4 | ワイレアワヒネ | 池添 | 1.34.7 | 1 1/2 | 05-04 | 34.6 | 4 | |
11 | モーリス | 内田 | 1.34.9 | 1 | 03-02 | 34.9 | 3 | |
3 | アグネスミニッツ | 菱田 | 1.35.0 | 3/4 | 09-09 | 34.0 | 7 | |
8 | ビップレボルシオン | 川田 | 1.35.2 | 1 1/4 | 06-06 | 34.7 | 6 | |
10 | ニシケンモノノフ | 福永 | 1.35.3 | 1/2 | 03-04 | 35.3 | 10 | |
6 | カシノヒカル | 幸英 | 1.35.7 | 2 1/2 | 09-07 | 34.8 | 12 | |
7 | カクシアジ | 岩田 | 1.36.0 | 2 | 11-12 | 34.7 | 9 | |
5 | クリノカンパニー | 藤田 | 1.36.3 | 1 3/4 | 11-11 | 35.1 | 8 | |
9 | ビービーブレイン | 四位 | 1.36.6 | 2 | 08-09 | 35.9 | 13 | |
13 | シセイカスガ | 松山 | 1.36.7 | 1/2 | 13-13 | 35.1 | 11 |
単勝 12 \160
複勝 12 \110 / 1 \130 / 2 \210
枠連 1-8 \320 (1)
馬連 01-12 \320 (1)
ワイド 01-12 \170 (1)/ 02-12 \360 (4)/ 01-02 \500 (7)
馬単 12-01 \430 (1)
3連複 01-02-12 \970 (2/286)
3連単 12-01-02 \2220 (3/1716)
【ペース・展開おさらい】
最大の焦点は内と外に散った2頭の人気馬のポジション取りの兼ね合いとそのペースだったわけだが、好発のミッキーアイルに対し、一歩目が少し上方への推進力になってしまったウインフルブルームは何も出来ず…争いそのものが無いままに終了となってしまった。そのまま一団で近い形でレースは進んで3F通過は35.5。これは今の高速馬場を考えると標準よりかなり遅いと言える。そのまま坂の登りでもしっかりと減速をし、上がり4つの勝負。ある意味京都外回りのデフォルトと言えるのだが、戦前の予想から考えると、ちょっと拍子抜けと言った所もあっただろう。
馬場は極端ではないものの、内有利の様相が見え隠れする馬場…外回りに関してはそこまでの差はないと思うのだが、外ぶんまわしで届く馬場では無かった。
【各馬ひとこと】
ミッキーアイル:邪魔する馬もなく淡々と一人旅。上がりもしっかりまとめての3連勝となった。少し気になったのはラストで少し脚色が鈍ってしまった所だが、この馬の使えるギアアップ能力と上がりの脚は最大限に見せてのものと考えると、むしろ前半からもう少し飛ばして入ったほうがいい結果が出そうな気がする。ただ現状ではカレンブラックヒルのような瞬発力があるわけでもなさそう…逆に東京マイルを一貫Lapで逃げ切るのは至難の業でもあるわけで、NHKマイル当確ランプという内容ではなかったのも事実。
ウインフルブルーム:決して出遅れではなかったが、いいスタートというわけでもなかった。それ故に番手という選択もやむなし…というか、最初からハナにはこだわっていなかった様である。直線も前がLapを上げた部分にもしっかりと対応し、ラスト1Fからは確実に前に迫っていったのだが届かず…ただこの馬も決してこのような流れが合っていたというわけでもなく、今日のところは位置取りと流れにしてやられたといった所。しっかりと前を引っ張る馬が出てくる様な流れになるのであれば、もっとやれておかしくない。
タガノグランパ:先行集団のやや後ろのインを引っ張りながらの追走。直線もそのまま内を進んだが、バラけた展開で前が邪魔になることは全くなかった。前走ではある程度の切れ味を見せての5着だったが、ここも内容としては同じようなもの。ただ新馬ではしっかり流れるレースを押し切っており、ベストの流れがどこにあるのかを決めつけるのは早計か。何にせよ自己条件はアッサリ通過できるだろう。
モーリス:前を意識した先行策に打って出たと思われるが、結果掛かってしまった。ただラストは差してきた2頭にもアッサリと交わされてしまったのは…といった感じ。これでクリスタルCで走ってしまえば、7F特化型ホースの誕生となってしまいそうな気も。
とりあえずはそんなところで。このレースの結果だけ捕らえるとNHKマイルで買いたいと思われるのは2着馬でしたかね…ただラジオNIKKEI杯の5着馬がここで3着、朝日杯3着馬がここで2着…その半馬身前に勝ち馬という物差し計算が成り立つのであれば、ミッキーアイルが3連勝でも評価をしすぎるのは良くないかもしれませんね。
ポチポチおねがい!!
ランキング参加中!!