2013 金鯱賞 回顧
です、です。
来週末までは落ち着いて本拠地広州での業務なんですが、そうなるとそれがなんか手持ち無沙汰だったりもします。無いものねだりというのはこのような事をいうのですね…
2013年11月30日(土) 4回中京1日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第49回金鯱賞
3歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(特指) 芝 2000m 14頭
LAP 12.8-11.0-12.1-11.7-11.7-12.0-12.2-12.2-11.5-12.4=1:59.6
通過 35.9-47.6-59.3-71.3 上り 72.0-60.3-48.3-36.1
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
11 | カレンミロティック | 池添 | 1.59.6 | 02-02-02-02 | 35.8 | 3 | ||
13 | ラブリーデイ | 蛯名 | 2.00.0 | 2 1/2 | 03-03-03-03 | 35.6 | 6 | |
4 | ウインバリアシオン | 藤岡 | 2.00.1 | 3/4 | 09-09-09-08 | 34.6 | 8 | |
12 | トゥザグローリー | 北村 | 2.00.4 | 1 3/4 | 05-05-05-05 | 35.3 | 5 | |
8 | フラガラッハ | 高倉 | 2.00.4 | クビ | 12-12-13-13 | 34.4 | 7 | |
3 | ムスカテール | M.デ | 2.00.6 | 1 | 13-13-10-10 | 34.8 | 4 | |
5 | シャドウバンガード | 勝浦 | 2.00.8 | 1 1/4 | 09-10-10-10 | 35.0 | 9 | |
6 | フミノヤマビコ | 国分 | 2.01.0 | 1 1/2 | 04-04-04-04 | 36.2 | 13 | |
7 | ロードオブザリング | 藤田 | 2.01.1 | クビ | 05-05-05-05 | 35.9 | 10 | |
10 | オーシャンブルー | C.ル | 2.01.2 | 3/4 | 11-11-12-12 | 35.3 | 2 | |
2 | ウインドジャズ | 酒井 | 2.01.3 | 1/2 | 07-07-07-07 | 35.9 | 11 | |
9 | ダノンスパシーバ | 丸山 | 2.01.3 | クビ | 08-07-07-08 | 35.8 | 14 | |
14 | スピードリッパー | 杉原 | 2.02.1 | 5 | 14-14-14-14 | 35.8 | 12 | |
1 | メイショウナルト | 武豊 | 2.02.4 | 1 3/4 | 01-01-01-01 | 38.9 | 1 |
単勝 11 \660
複勝 11 \240 / 13 \310 / 4 \360
枠連 7-8 \1870 (8)
馬連 11-13 \2780 (15)
ワイド 11-13 \870 (10)/ 04-11 \1390 (26)/ 04-13 \1560 (31)
馬単 11-13 \5300 (23)
3連複 04-11-13 \10810 (55/364)
3連単 11-13-04 \58490 (266/2184)
【ペース・展開おさらい】
最内メイショウナルトが飛ばして縦長の展開…中京10Fは急坂の途中からのスタートで、ゴール板までは平坦になるものの、1角から向正面途中までダラダラとした上りが続く特殊なコース。数字だけ見ているとそうでもないかもしれないが、前半3F:35.9は新装後4番目に速く、5F:59.3に至ってはダントツで一番速いタイムでの通過と額面以上に厳しいペースだったと見ていいだろう。
次に…4番手の馬で見てみると、5F通過は61秒前半の通過。これでも追う側としては平均ペースよりやや速め。そこから残り3Fで1秒少しの差まで詰めてきている事を考えると、後続も厳し目のロングスパート戦…力のない馬は坂上からの伸びが得られないのも仕方ないといったレースだったように思う。
馬場は相変わらず差しといった感じだが、それはどう転んでも前が苦しくなるコース形態に起因しているものであり、一貫した外伸び馬場というわけではないことは覚えておきたい。
【各馬ひとこと】
カレンミロティック:離された2番手からも積極的に前を捕まえに行き、後続の追撃を封じての完勝劇。底力優勢のこの馬の特性を理解した好騎乗だったように思える。適性から見ても有馬記念でも戦えそうな気もするのだが、気になるのはやはり距離…前半がスロー気味で、ある程度ごまかしが利くような流れであれば、前目で粘り腰を見せてもおかしくはないと思うのだが…
ラブリーデイ:2番手の勝ち馬を少し前に見る位置から。4角で積極的に前を捕まえに行った勝ち馬に対し、この馬は少し遅れてスパートを開始、坂上では直後まで迫ったのだが、そこからは逆に引き離されてしまった。この馬にとって少しペースが厳しかったようにも思えるが、勝ち馬との比較ではやはり差がありそうで、引き続き小回り重賞ならというところか。
ウインバリアシオン:中団の内から3頭目ほどを楽に追走。直線でもしっかり反応し前に迫った。大幅馬体増ながら、直線に入るまでは地脚で対応しており、基本能力の高さを見せつけたと言っていいだろう。後方一辺倒の競馬からも脱却できるのであれば、さらなる上積みのあるであろう有馬記念でも面白いところがあって良い。
トゥザグローリー:いつもよりは前の位置での競馬だったが…近走不振で好走パターンがよく分からなくなってきたというのが正直なところだが、もっと上がりを生かす競馬のほうがいいのかもしれない。
フラガラッハ:位置取りはいつもの通りでこの馬なりに伸びてはいるが…距離は問題ないだろうが、いかんせん展開待ちの馬だけに…
ムスカテール:前走と違い後方に控え、3角から積極的に前を目指して行ったのだが、直線はイマイチ弾けず。今回は大幅馬体増だったのは事実だが、今秋の競馬をみるとどうも状態が戻っていないような気も。
オーシャンブルー:この流れならもう少しどうにかして欲しかったが…さすがにこれでは有馬記念では買えない。
メイショウナルト:掛かってそのまま行かせてしまった形になってしまった。参考外で良いと思うが、ここ2走同じような競馬になってしまっているのはかなり気がかり。
昨年の覇者オーシャンブルーが、ここから有馬記念で馬券になったように、今年もしっかり流れるレースでステップレースとして考えるのであれば、十分紐付けしていいと思わせる内容でした。出来れば勝ち馬にはあまり人気になってほしくないのですが、昨年と同じ路線ですから、そういうわけにも行かないのでしょうね…推定5~6番人気で考えておこうと思います。
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