2013 スワンステークス 回顧
です、です。
この所、ずっと出張続きでバタバタしているので、一週間まるまる広州にいるだけで、いろいろ捗ります。とは言いながら、来週半ばより、再度日本…そして、戻ってすぐに上海となるので、つかの間の平穏なのですが…
という訳でいつになく早く2つ目の重賞回顧のお届けとなります。
2013年10月26日(土) 4回京都8日 天候 : 晴 馬場状態 : 稍重
【11R】 第56回毎日放送賞スワンS
3歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定) 芝・外 1400m 13頭
LAP 12.3-11.3-11.7-11.5-11.2-11.1-11.7=1:20.8
通過 35.3-46.8-58.0-69.1 上り 68.5-57.2-45.5-34.0
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
10 | コパノリチャード | 浜中 | 1.20.8 | 01-01 | 34.0 | 8 | ||
9 | ダイワマッジョーレ | 蛯名 | 1.21.1 | 1 3/4 | 04-06 | 33.8 | 4 | |
7 | サダムパテック | 和田 | 1.21.1 | クビ | 07-08 | 33.6 | 10 | |
1 | レッドオーヴァル | M.デ | 1.21.2 | 1/2 | 07-08 | 33.7 | 5 | |
13 | マジンプロスパー | 福永 | 1.21.2 | ハナ | 02-02 | 34.3 | 1 | |
5 | ラトルスネーク | I.メ | 1.21.3 | 1/2 | 11-11 | 33.6 | 3 | |
11 | グランプリボス | 内田 | 1.21.4 | 1/2 | 07-06 | 34.0 | 2 | |
12 | サンカルロ | 吉田 | 1.21.6 | 1 1/4 | 11-11 | 34.0 | 11 | |
4 | シャイニーホーク | 小牧 | 1.21.6 | クビ | 11-11 | 33.9 | 12 | |
2 | テイエムオオタカ | 藤田 | 1.21.7 | クビ | 04-04 | 34.5 | 9 | |
6 | ハッピーカオル | 岩田 | 1.21.9 | 1 1/2 | 04-04 | 34.7 | 13 | |
8 | エーシントップ | 幸英 | 1.22.1 | 1 1/4 | 02-03 | 35.0 | 6 | |
3 | アドマイヤセプター | 四位 | 1.22.2 | 3/4 | 07-08 | 34.7 | 7 |
単勝 10 \2050
複勝 10 \560 / 9 \330 / 7 \960
枠連 6-7 \890 (4)
馬連 09-10 \6770 (27)
ワイド 09-10 \2320 (34)/ 07-10 \6500 (56)/ 07-09 \2860 (38)
馬単 10-09 \16920 (61)
3連複 07-09-10 \55880 (149/286)
3連単 10-09-07 \426890 (896/1716)
【ペース・展開おさらい】
コパノリチャードが主張し、内のテイエムオオタカはスンナリと控えてハナ争いはなし…昨年同様テンで35秒台という7F戦ではドの付くスローのレースとなった。そこから坂の下りに入り、じわりとペースアップしていく持続力勝負になったのはこのコースらしいと言えるのだが、前半の遅さを考えれば、やはり前の馬に利のあったレースだった事には違いない。
馬場的には雨上がりで重からスタートの回復基調…このレースでは稍重まで戻っていたのだが、前週の不良馬場でも内が悪くなかったように、この日も内が割と踏ん張れる状態…ただ芝のレースは総じてペースが緩かったという背景もあり、極端なバイアスは掛かっていなかったと見ておきたい。
【各馬ひとこと】
コパノリチャード:前半競られなかったこと…これに尽きるか。これまで好走のレースは全て前半緩めの後継Lapでの前残りと言っていいだけに、その評価を覆さないままの重賞制覇は次に視界が開けたとは言いづらい。確かに負けたレースは展開が厳しすぎた部分もあり、そういう意味では一貫Lapをこなせないと決め付けるのも早計と言えるのだが…
ダイワマッジョーレ:中団の内から3列目辺りからの差し込み。ある程度前半遅くても決め手を発揮できるタイプだけに、この好走も頷ける。少々ペースが速くなっても対応できる下地も持ちあわせており、叩き台としては及第点と言えるのではないだろうか。ただ安田記念のように時計が速くなりすぎると対応力が下がってしまうだけに、本番では馬場状態には十分注意したい。
サダムパテック:2着馬のすぐ後ろから直線では内に合わせるように伸びてきた。決して得意とはいえない条件の中でも伸びを見せられたのは復調の気配ありと言っていいのではないだろうか。昨年の覇者でもあるわけで、ロードカナロアが出ないマイルCSなら立ち回り一つで一発があってもおかしくはない。
レッドオーヴァル:終始、内を追走し、直線も最内を伸びてきた。やはりこれくらいの距離があっているということなのだろうが、詰まるようなところもなく理想的な競馬だっただけに、これ以上を求めるのはちと可哀想とも思える。この馬ももっとしっかり流れるようなペースが向いている馬だけに、そういった面ではクラスが上がるほど競馬がしやすい側面はあるのだが…
マジンプロスパー:直線で追って味なし…とは言え、この馬がこなせない流れではないだけに、僅差とはいえここまで負けてほしくなかった言うのが本音。ただ4角で一旦ハミが抜けてしまったようで、その辺り見直せる余地はある。マイルは激流にならない限りこなせると思うのだが…
ラトルスネーク:出負けなど、言い訳できる部分もあるのだが、この馬にとって流れは悪くなかっただけに、そこまで力が付いていないと捉えるほうが自然。
グランプリボス:4角ではそのまま突き抜けるかの手応えだったが…昨年はもっと遅い流れを差しきっており、あまり言い訳の出来る材料はない…力はある馬だけに、本番での取捨が難しくなった一頭。
サンカルロ:流れ向かず…阪神Cがラストチャンスだろうが、恐らく人気になるんだろうな…
例年、ここでいい勝負した馬は本番で要らないみたいな感じになっているのですが、今年も流れ的に同じような印象になってしまいました。昨年はそれを覆したグランプリボスも今年の結果を見ると…な感じですし、やはり天皇賞かスプリンターズステークス組を狙うのが得策なのかもしれませんね。
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