2013 富士ステークス回顧
です、です。
今開催の東京の重賞はこんなのが多いですねぇ…こちらは簡単に振り返っておくことにします。
2013年10月19日(土) 4回東京6日 天候 : 曇 馬場状態 : 良
【11R】 第16回サウジアラビアロイヤルカップ富士S
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(指定) 芝 1600m 15頭
LAP 12.6-11.4-11.8-12.0-11.9-11.0-10.9-11.9=1:33.5
通過 35.8-47.8-59.7-70.7 上り 69.5-57.7-45.7-33.8
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
9 | ダノンシャーク | 内田 | 1.33.5 | 04-04 | 33.5 | 1 | ||
12 | リアルインパクト | 戸崎 | 1.33.6 | 3/4 | 02-02 | 33.8 | 9 | |
4 | シャイニープリンス | 北村 | 1.33.6 | ハナ | 04-04 | 33.6 | 14 | |
3 | リルダヴァル | U.リ | 1.33.7 | 1/2 | 07-07 | 33.5 | 7 | |
5 | ブレイズアトレイル | 三浦 | 1.33.7 | 頭 | 04-04 | 33.7 | 6 | |
7 | レッドアリオン | 川須 | 1.33.8 | 1/2 | 11-11 | 33.3 | 5 | |
11 | ガルボ | 石橋 | 1.33.8 | 頭 | 01-01 | 34.1 | 4 | |
1 | ブリッツェン | 柴田 | 1.33.9 | 1/2 | 11-11 | 33.4 | 10 | |
2 | インパルスヒーロー | 田中 | 1.33.9 | ハナ | 11-11 | 33.4 | 3 | |
15 | ダノンヨーヨー | I.メ | 1.33.9 | ハナ | 09-07 | 33.6 | 12 | |
10 | カシノピカチュウ | 西田 | 1.33.9 | ハナ | 03-03 | 34.0 | 11 | |
13 | マックスドリーム | 柴田 | 1.34.0 | 1/2 | 15-14 | 33.3 | 13 | |
8 | オセアニアボス | 蛯名 | 1.34.1 | クビ | 14-14 | 33.5 | 15 | |
6 | サンレイレーザー | 藤岡 | 1.34.2 | 3/4 | 09-07 | 33.9 | 2 | |
14 | エーシンミズーリ | 横山 | 1.34.7 | 3 | 07-07 | 34.4 | 8 |
単勝 9 \240
複勝 9 \150 / 12 \750 / 4 \1260
枠連 5-7 \2490 (13)
馬連 09-12 \3930 (13)
ワイド 09-12 \1600 (18)/ 04-09 \3190 (37)/ 04-12 \21980 (100)
馬単 09-12 \5930 (17)
3連複 04-09-12 \74840 (186/455)
3連単 09-12-04 \250420 (675/2730)
【ペース・展開おさらい】
想定通りと言っていいのだが、なんとなくガルボが引っ張る流れ…テンの35.8は近年でもダントツに遅い通過となった。中盤も12秒台を織り交ぜながらでペースは上がらず、上がり3つの勝負に突入…しかも11.0-10.9をかなり速いLapを2つ並べ、ラストは11.9と1秒も落としての決着となった。基本、マイルを主戦にしているような馬で瞬発力特化型と言われる馬はいないだけに、上がり最速が33.3止まりなのはある意味仕方のない所であり、そういう意味では性能・適正よりも位置取りが大きく結果に影響したと言えるレースだった。
【各馬ひとこと】
ダノンシャーク:ペースが遅いことを見越したのか、今回は先行策…ラストは後続に詰められるものの、正攻法で押し切った。上がり性能も持っていながら、立ち回りも自在性のある馬だけに、順当勝ちといえるだろう。着差があまり付かなかったのはレースの流れに起因している部分が大きく、あまり気にする必要もないだろう。本番で一発かますのであれば、内目の枠を引いても面白そうだ。
リアルインパクト:番手からの粘りこみ…3歳で安田記念を制した時は前傾に近い持続力勝負での押し切りで強い内容だったが、近年の好走は馬場の後押しがあった時に限らられており、今回もその範疇内での好走の可能性が高い。
シャイニープリンス:枠なりのハコ内…直線では前を行くガルボに阻まれ、前に出るスペースが無かったのだが、結果それで脚がたまり、ラストでLapが落ちた時にもこの馬だけは脚が続いていた。従ってロスはさほどなかったと判断したい。芝に変わってからキレ重視のレースでの好走が目立つが、自身ダートで勝ち上がっている点や血統を見ても、切れ味特化型では決して無いだけに、厳しい流れでパフォーマンスを上げるようなことがあればこれから先も楽しみな存在。
リルダヴァル:この馬自身の上がりの限界は出せている…結果、内の4列目では分が悪かったということ。引き続き後傾持続力勝負なら…
ブレイズアトレイル:流れとしては3走前の豊栄特別と似たようなもので、力を出せる背景にはあったと見ていいだろう。次が真の試金石になるはず。
以下、似たような回顧になるので割愛ということで…もちろん、位置取り面で負けてしまった馬なんかは、条件が整えばすぐにでも巻き返してくる可能性は十分考えられますので、この結果だけを鵜呑みにするのは危険ですね。
ただ、これだけゆるい流れになれば、もう少し上がりがまとまっても…という思いはなきにしもあらず。レースレベル的には微妙だったのかもしれませんね。まぁ勝ち馬はそれでも勝ち切ったことは、評価していいと思います。
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