ドバイシーマクラシックをちょっとだけ。
です、です。
ひょんなところからドバイシーマクラシックのLapをみつけることが出来ました。
Trakus
(↑直接、ドバイシーマクラシックの結果画面にリンクしています)
このサイト…アメリカを中心に世界各場の結果をリンクしているポータル的なサイトなのですが、その中にT-Netというシステムがあって、そこでは各レースのレースLapはもちろん、各馬の走破Lap、さらに実際に走った距離なども100m毎に記録されております。上のリンク画面からでも右上の「Race Summary」というプルダウンから見ることができます。初見の方はびっくりすること間違いなしです。
こういったことが物理的に可能であることは分かっていましたが、日本以外ではすでにここまで進んでいるんですよね…JRAもぜひこのシステムを導入して欲しい…手動でストップウォッチを押してる場合ではありませんよ。ホントに。ただでさえ、明らかにおかしいであろうLapが公式Lapとして残っているのですからね。
そして、このサイトから拾い上げたジェンティルドンナの走破Lapがこちら…日本流に合わせるために1F毎にまとめて並べてみましょう。
14.77-11.84-12.08-12.35-12.27-12.38-12.55-12.18-11.80-11.60-11.30-12.30-0.63=2:28.02
ラストの0.63という数字はレース自体が2410mという特殊な設定なため、ラスト10mのLapということになります。また、テンの1Fが激遅なのは、ゲートが空いた瞬間から計時がスタートしているから…JRAは発送後、数mのところにセンサーが設置してあり、そこを通ることで計時開始となります。ですので、JRA方式で計時をすると、1F目が1秒~1.5秒速くなるようなイメージと捉えてください。
ぱっと見は、道中12.5以上が一度だけ、かつ上がり5F目から徐々にペースが上がり始め、ラストはLapをガクッと落とす消耗戦テイストの入ったのロングスパート戦だったことが見て取れますね。意外と厳しいLapだったようです。彼女自身、このようなLapに適正はあったのでしょうが、前付けしての対応力という面で劣ってしまったということでしょう。
ただ相手が欧州で1.5線級のセントニコラスアビーってのが少し引っかかるところ…前に馬をおけずに掛かり気味だったこともあるにせよです。いずれにせよ、次以降、乗り方は工夫しないとちょっと苦しいのかな…そんな印象を持ったドバイシーマクラシックでございました。
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