重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

上がり偏重Lapはもうたくさん~東京新聞杯回顧~


まいどー!!です、bera-an2です。

今週水曜からは日本…まずは東京に入り、仕事をしてから地元に戻る…そんな段取りです。ただ戻ってきても会議やら何やらで、ほとんどゆっくりする暇はなかったりするんですが…それでも、楽しみではあったりするんですよね。やっぱり。

いつもの通り、日本では更新頻度が一気に少なくなりますので、回顧はこちらにいる間にしっかり済ませておこうと思います。


2013年 2月 3日(日) 1回東京4日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第63回東京新聞杯
4歳以上・オープン・G3(別定) (国際)[指定] 芝 1600m 16頭

LAP 12.4-11.1-12.0-12.1-11.8-11.2-11.0-11.3=1:32.9
通過 35.5-47.6-59.4-70.6  上り 69.4-57.4-45.3-33.5


馬 名騎手タイム着差通過順位上3F
5クラレント岩田1.32.9
05-0733.02
1ダイワマッジョーレ丸田1.33.01/214-1332.75
8×トライアンフマーチ横山1.33.0クビ02-0333.44
10
レッドスパーダ北村1.33.1クビ01-0133.78
3
ブライトライン三浦1.33.41 3/411-1133.29
12
スマートシルエット蛯名1.33.61 1/402-0234.110
6
スマイルジャック田辺1.33.6クビ08-0833.613
16
ガルボ石橋1.33.81 1/405-0534.17
11
マウントシャスタW.ビ1.33.8クビ11-1333.53
9ドナウブルー内田1.33.9クビ05-0534.11
13
リアルインパクトD.マ1.34.11 1/404-0334.56
4
レインスティック吉田1.34.1クビ14-1633.616
7
キングストリートG.ブ1.34.31 1/414-1333.914
15
ヤマニンウイスカー柴田1.34.3クビ08-0834.311
14
インプレスウィナー田中1.34.43/411-1134.212
2
リーチザクラウン江田1.35.03 1/208-1034.915

単勝  5 \510
複勝  5 \190 / 1 \250 / 8 \210
枠連  1-3 \1760 (9)
馬連  01-05 \1690 (6)
ワイド 01-05 \630 (5)/ 05-08 \580 (4)/ 01-08 \950 (10)
馬単  05-01 \2670 (6)
3連複 01-05-08 \3650 (6/560)
3連単 05-01-08 \16490 (25/3360)

【ペース・展開おさらい】
ヤマニンウイスカーがタイミング合わずに出負け…元々ダッシュの利く馬ではないだけに、そこからの巻き返しも出来ずに、普通にレッドスパーダが出てのペースメイクとなった。結果、前半は全くペースが上がらずに上がり3つを11秒台前半でまとめる、かなり上がりに寄った流れに…前半4Fの47.6は過去10年で最も遅く、上がり4Fの45.3は過去10年で最も速いと表現すれば、そのレベルが分かるだろうか。とにかく、上がりは強調できても、コースロスで帳消しになってしまうほど、前の馬に分があったということだろう。

【各馬寸評】
クラレント
序盤で下げる時に行きたがる所を見せながらの追走。残り2Fまでは、ほぼ馬なりで対応し、前が空いて追いだすと一歩先に抜け出し、リードを保ってのゴール。同コースの富士Sも数字以上に瞬発力が求められる流れだった事は確か…ただ、ここまで下地があるとは思えずに高評価が出来なかったのだが…見事に裏切られた形に。今回もペースアップ後、ある程度は地脚で対応しているだけに、ロングスパート戦の中でも切れ味は使えると想像できるのだが、ガチンコ一貫Lapはやはり分が悪い感も…安田記念は個人的には買いたくない。

ダイワマッジョーレスタートでホンの少し安めを打ってしまい、そのまま後方からの競馬に…それでもインベタで徐々にポジションを上げ、残り2Fから徐々に外に持ちだし、最終的には勝ち馬の後ろを追走したのだが、わずかに届かず…予想エントリでも述べた通り、上がりを強調できる馬がしっかりと持ち味を発揮できたということだろう。また冷静に進路を確保した鞍上の好判断も光った。ただ、決して瞬発力特化型ではないだけに、しっかり流れる舞台でも軽視は禁物。

トライアンフマーチ上手くインのポケットに入り込んでの追走だったが、ペースが上がった時にスッと反応することが出来なかった。その分ゴール前では巻き返すような所も見せたのだが…後方でしっかりと溜めれば瞬発力を発揮できるのだが、前付けではその威力はかなり削がれるようで…その辺りが、勝ち切れない要因と思われる。また、インでの捌きがかなり巧い馬で、その辺りも含めて次走以降の取捨を…ということになるか。

レッドスパーダ先行馬ながら、ギアアップ能力は持ち合わせているだけに、ハナに立てばこのような形になる可能性もあったのだが…ただ結果的にこの馬にとっては、力を出し切れる条件は整っていたと言えるだけに、とりあえずは力負け。ただ過去には6Fや7Fで緩まない流れを先行して結果を出している過去もあり、次はその辺りを試してみてほしいのだが…

ブライトラインこの上がり勝負でもしっかりと自身の脚は使っての掲示板。内目を通れたのは良かったと言えるが、もっと流れたほうが持ち味を出せる馬だけに、この結果は一応満足できるものではないだろうか。次走しっかり流れる舞台ならコース問わずに狙いたい。

ドナウブルー休み明けだけに一応参考外としたいが、決して上がり特化型とは言えないものの、こなせないわけではないし、他馬が軒並み対応できている中でのこの負けっぷりは少し気にかかる所。

ペースを作るべき馬が想定外の出負けをしたことが要因なのですが、この所の重賞は特にスローに流れすぎていて、正直、面白みがありません…もうちょっと何とかしてほしいものです。



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