重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

西園三羽烏~マイルチャンピオンシップ回顧~


まいどー!!です、bera-an2です。

例によって、日本で更新が遅れております…火曜日に書き上げたこのエントリを月曜付けにしてお送りします。


2012年11月18日(日) 5回京都6日 天候 : 晴  馬場状態 : 稍重
【11R】 第29回マイルチャンピオンシップ
3歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) 芝・外 1600m 18頭

LAP 12.5-11.1-11.4-11.9-11.3-11.3-11.5-11.9=1:32.9
通過 35.0-46.9-58.2-69.5  上り 69.3-57.9-46.0-34.7


馬 名騎手タイム着差通過順位上3F
1
サダムパテック武豊1.32.9
06-0734.14
7グランプリボス内田1.32.9クビ08-0834.01
17×ドナウブルーC.ス1.33.01/208-0834.15
12
シルポート川田1.33.21 1/401-0135.010
10
リアルインパクトR.ム1.33.2クビ05-0534.69
4ダノンシャーク浜中1.33.31/211-1134.26
2
サンカルロ吉田1.33.41/211-1034.417
13
ストロングリターン福永1.33.51/210-1134.42
5コスモセンサー和田1.33.5クビ02-0335.111
15
アイムユアーズ四位1.33.63/414-1434.313
16
マルセリーナM.デ1.33.7クビ17-1634.08
11×ファイナルフォームC.ル1.33.7ハナ11-1134.63
14
フィフスペトル岩田1.33.7クビ06-0535.016
8
エイシンアポロン池添1.33.81/202-0235.515
6
レオアクティブ横山1.33.93/416-1634.27
9
ガルボ石橋1.34.21 3/404-0335.712
18
フラガラッハ高倉1.34.3クビ18-1834.514
3
テイエムアンコール熊沢1.34.3クビ14-1435.018

単勝  1 \1050
複勝  1 \370 / 7 \180 / 17 \330
枠連  1-4 \2060 (8)
馬連  01-07 \2520 (6)
ワイド 01-07 \1190 (8)/ 01-17 \2750 (39)/ 07-17 \890 (4)
馬単  01-07 \5560 (14)
3連複 01-07-17 \9230 (21/816)
3連単 01-07-17 \58050 (139/4896)

【ペース・展開おさらい】
例によってダッシュの良くないシルポートだが、今日はポンと飛び出すことでそれを補い、競りかける馬もおらずに1Fまでに先行争いは終了…結果、2F目も10秒台には入らずに3F通過は35秒ちょうど。これは稍重である事を考えても遅い入りといっていいだろう。その分、坂の上りである4F目は11.9とやや緩みを持たせる程度になったのだが、それでも4Fの46.9はやはり遅め…そこから坂の下りにかけてペースが上がりだすのだが、例年と違ったのが、一気に11.3を2つ連ねてのスパートして、そこからの我慢比べになったこと所で、後傾Lapで後ろの馬には厳しくなってしまい、下り坂を利しての一気のギアアップで、もっと持続力で勝負したい馬たちに取っても分が良いわけではなかったと見ることができるのではないだろうか。

馬場的には日が照って風もそれなりにある状況下で急速に回復基調…内の2頭分位以外はしっかりと力が出せる状況だったのではないかと推測される。

【各馬寸評】
サダムパテック
中団のインをスムーズに追走すると、直線では外の馬を押圧するようにして進路を確保し、何とか振り切っての初G1となった。好走は後傾持続力勝負、その中で自身は上がりの脚をしっかり強調してのもので、ペースとしては合っていたと思われるが、回復基調の馬場、やや強引とも言える鞍上の進路確保も重なっての勝利と言えるだろう。予想的にはペース適正以前に、力的にどうかと思っていたのでお話にならないのは理解した上で、負け惜しみを言うわけではないが、好状況がいくつも重なっての結果であることは頭に入れておくべき。次以降もメンバーを見ながらということ。

グランプリボス道中は勝ち馬のすぐ後ろ。4角で少し外に振ったことによって勝ち馬から遅れを取ることになったが、最後はよく差を詰めた。直線ですこしアオリを喰らった事に関しては、個人的には決して大きなロスは無かったように見えるのだが、それでも着差を考えると、まともなら変わっていたのでは…とも思わせる内容。少なくとも勝ち馬よりは評価できると言っていいだろう。7Fでもマイルでも極端にキレに特化したレースでなければこれからも。鞍上との手もかなり合っているのではないだろうか。

ドナウブルー中団に控えながらも早めのスパートで一時は外から突き抜けんばなりの勢いを見せたいたが、最後は徐々に脚色が鈍ってしまった。今回のLap構成が京都牝馬Sと似通っており、ペースもこの馬には合っていたと言えるだろう。この馬もどちらかと言えば上がりを強調できるペースのほうがあっており、マイルのそのような舞台であればこれからもやれそうな気配。

シルポート何と貯め気味の逃げを選択。それでいて自身は掲示板には残れているだけに取った作戦は間違いないということ。マイラーズCが同じ稍重馬場を前半34.3で勝ち切っている以上、今回の35.0ならば残れる目は十分あった…そして前半35..0の法則はまだ生きているということだ。

リアルインパクト勝ち馬のやや前から。直線のごちゃつきもあまり影響なくしっかりと伸びた。この流れで言えば完全に勝ちパターンと言える内容で、ここは力負けという表現でいいのではないだろうか?

ダノンシャーク中団やや後ろから直線で一気に外に出して伸びかけた所に内から押されて更に外へ…とは言え、それがなければどうにかなっていたというわけでも無さそう。こちらもG1で戦うにはもうワンパンチ欲しい。

ストロングリターン中団後方から直線外目に出したのだが、今一歩伸びず。もっと時計勝負になったほうがいいかもしれないが、京都が合わない可能性も。


とりあえず、そんな感じですね。昨年に引き続き、条件が偏った部分もありましたので、着順を素直に評価しない方がいいかもしれませんよ。とにもかくにも、シルポートがあのペースで逃げるのは想定できませんでした。コスモセンサーには相当つらいペースになってしまった分、サダムパテックには走れるペースになったということなのですが、その辺は同厩舎の兼ね合いで難しいところもありますね。



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