クビ差でも勝ちは勝ち~みやこS回顧~
です、です。
ANAのHPによれば、2014年からマイレージの規定が変わるようです。ちらっと詳細を見てみたのですがまさに「ANAを永く、深くご愛顧くださる大切なお客様へより大きな喜びを~」の文言がピッタリの改定になりました。詳細は別エントリを建てようと思いますが、今年修行しておいてよかったなぁと思う次第…逆に現時点では2014年以降への修行の意欲はかなり削られてしまったと言うよりほか無いですね…
さて、早速参りましょう。なかなか見応えのあるレースでしたね。
2012年11月 4日(日) 5回京都2日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第3回みやこS
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(指定) ダート 1800m 16頭
LAP 12.2-11.0-12.4-12.2-12.1-12.2-12.5-12.5-12.5=1:49.6
通過 35.6-47.8-59.9-72.1 上り 74.0-61.8-49.7-37.5
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
2 | ローマンレジェンド | 岩田 | 1.49.6 | 06-06-06-05 | 36.7 | 1 | ||
8 | ニホンピロアワーズ | 酒井 | 1.49.6 | クビ | 02-04-03-02 | 37.0 | 3 | |
6 | ホッコータルマエ | 幸英 | 1.49.7 | クビ | 02-03-03-02 | 37.1 | 5 | |
3 | タガノロックオン | 川田 | 1.49.8 | 3/4 | 12-12-12-11 | 36.4 | 11 | |
4 | グラッツィア | 和田 | 1.49.9 | 3/4 | 09-09-08-07 | 36.8 | 12 | |
13 | グレープブランデー | M.デ | 1.50.0 | 1/2 | 08-06-06-05 | 37.1 | 4 | |
9 | フサイチセブン | 福永 | 1.50.4 | 2 1/2 | 04-02-02-02 | 38.0 | 8 | |
12 | ナイスミーチュー | 藤田 | 1.50.9 | 3 | 11-10-13-15 | 37.2 | 6 | |
7 | リバティバランス | 秋山 | 1.51.0 | クビ | 16-16-16-16 | 37.0 | 15 | |
14 | ハタノヴァンクール | 四位 | 1.51.1 | 1/2 | 12-13-09-09 | 37.7 | 2 | |
16 | ファリダット | 佐藤 | 1.51.3 | 1 1/2 | 15-15-13-11 | 37.7 | 7 | |
5 | メダリアビート | 太宰 | 1.51.4 | 1/2 | 12-13-13-13 | 37.9 | 16 | |
10 | オースミイチバン | 川島 | 1.51.4 | 頭 | 09-10-09-09 | 38.1 | 10 | |
1 | サンライズモール | 川須 | 1.51.6 | 1 1/4 | 01-01-01-01 | 39.5 | 13 | |
15 | メイショウエバモア | 池添 | 1.52.1 | 3 | 06-06-09-13 | 38.7 | 14 | |
11 | ヒラボクキング | 藤岡 | 1.52.6 | 3 | 04-04-03-07 | 39.9 | 9 |
単勝 2 \140
複勝 2 \110 / 8 \220 / 6 \340
枠連 1-4 \620 (2)
馬連 02-08 \680 (2)
ワイド 02-08 \280 (2)/ 02-06 \440 (4)/ 06-08 \1660 (17)
馬単 02-08 \890 (2)
3連複 02-06-08 \2460 (7/560)
3連単 02-08-06 \6610 (18/3360)
【ペース・展開おさらい】
ニホンピロアワーズやホッコータルマエなどの有力どころが前を窺う中、1角手前で最内からサンライズモールがようやく飛び出してのペースメイク。前半の入りこそ標準的なものだったが、中盤でもそのペースを維持し続け、上がり3つもLapは落としたものの12.5をそのまま維持してのゴール。流れとしては淀みない力勝負の舞台だったのではないだろうか。
【各馬寸評】
ローマンレジェンド:インから行きたい馬だけを行かせての6番手。コーナー利もあって直線までは余裕たっぷりに前との差を詰めていったのだが、直線では前にニホンピロアワーズ、外にグレープブランデ-がいて抜け出すスペースがない状況に…それでも、最内を伸びるホッコータルマエとの間をこじ開けるようにして、クビだけ前に出て6連勝達成となった。極端な脚質でない以上、次も安定した力は出せると思われるが、エスポワールシチーとの僅差を考えると、力的に抜けている迄の表現は出来ず、連勝がクローズアップされて必要以上に人気をするようになれば、妙味いう部分ではどうだろうか…
ニホンピロアワーズ:いつものとおり先行策から早めに前を捕まえる自身の鉄板パターンに持ち込んだのだが、勝ち馬にグイッと前に出られてしまった。力の衰えなく見せるパフォーマンスは安定感抜群なのだが、特に上積みがあるわけでもなく、G1では掲示板をにぎわす程度にとどまっている現状から見て、次も買いたいかと言われれば…
ホッコータルマエ:スタート直後はハナに行かされるか?と言った感じだったが、内からサンライズモールが行って番手キープ。直線も最内に潜り込んで前に迫ったのだが、勝ち馬の勢いに押されてしまった。枠や立ち回りに妙があったのは事実だが、決して楽とはいえない流れでしっかりと結果を出せたことも事実。メンバーや流れ問わずに前目で上手く立ち回れるのが強みであり、一叩きされた次も同じようなことがあっても驚けない。
タガノロックオン:前走同様にスタートで若干の安めで、後方からの競馬に。それでもインを手応え良く追走し直線でも最後までしっかりと伸びた。見た目で分かる通り、さすがに今日はインで全くつまらずに競馬ができたことが大きい。ただしっかり流れてこその馬だけに、クラスが上がるほど力が発揮できる条件が揃う事はプラスではないだろうか?
グラッツィア:タガノロックオンのすぐ前を追走…4角では勝ち馬に内から先に行かれてしまったが、この馬もしぶとくしぶとく伸びて何とか掲示板確保。立ち回りの巧い馬で枠も良かったと思われるが、力は出しきれておりこのクラスで上位を争うにはもうワンパンチ欲しいところだ。
ハタノヴァンクール:後方からの位置取りもそれはいつも通り。勝負どころで大きく手が動くのも同様なのだが、最後の伸びは見られず。通った位置を考える…と思われるが、これまでも同じ戦法で勝ってきただけにそこは言い訳にはできないというのが正直なところ。まぁ休み明けだけに参考外としておきたいが、古馬に混じった中では決して大威張り出来る存在ではないというのも少し見えたか。
JBCの結果と合わせて考えても、ここにきて各世代のトップレベルの力が均衡してきており、本番はかなり面白くなりそうですね。まだ今週、武蔵野Sがありますので何とも言えないのですが…個人的にはイジゲンの影に隠れてるあの馬がココで大敗して…という、感じならば嬉しいのですがね。
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