重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

安田厩舎ワン・ツー・最下位フィニッシュ~スプリンターズS回顧~


まいどー!!です、bera-an2です。

月曜は日本の会社で会議でしたので、エントリはいつものように事前の道場予想だけにしようと思っていたのですが、意外にも日曜の最終レースで一撃昇段してしまいまして…www という訳で、為す術もなく(?)スルーした次第であります。今週いっぱいまでは日本なので、こんな感じでの更新になってしまいますが、ご了承くださいませ。

今日からは、事前に書いていたと思うのですが…ちょっくら沖縄に行ってきます。とりあえず、機中で回顧を仕上げましたので、そのエントリでしのいでおくことにしましょう。


2012年 9月30日(日) 4回中山9日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第46回スプリンターズS
3歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) 芝 1200m 16頭

LAP 12.0-10.1-10.6-11.2-11.3-11.5=1:06.7(R)
通過 32.7-43.9-55.2-66.7  上り 66.7-54.7-44.6-34.0


馬 名騎手タイム着差通過順位上3F
16
ロードカナロア岩田1.06.7R08-0933.42
14カレンチャン池添1.06.83/405-0533.71
3
ドリームバレンチノ松山1.06.9クビ08-0933.59
15×エピセアローム武豊1.07.03/408-1233.73
5ラッキーナインB.プ1.07.0ハナ13-1533.48
4
サンカルロ吉田1.07.0クビ13-1333.311
6
エーシンヴァーゴウ内田1.07.21 1/404-0334.313
11
パドトロワ安藤1.07.33/401-0234.64
10
ブルーミンバー松岡1.07.4クビ08-0934.115
7リトルブリッジZ.パ1.07.4クビ05-0534.35
2
フィフスペトル蛯名1.07.408-0534.112
1
マジンプロスパー福永1.07.5クビ02-0134.87
9
サンダルフォン酒井1.07.7116-1633.616
8
スプリングサンダー四位1.07.713-1334.110
12
キャプテンオブヴィアスO.チ1.07.81/205-0534.814
13
ダッシャーゴーゴー横山1.08.1203-0335.36

単勝  16 \440
複勝  16 \140 / 14 \120 / 3 \520
枠連  7-8 \330 (1)
馬連  14-16 \510 (1)
ワイド 14-16 \230 (1)/ 03-16 \1600 (19)/ 03-14 \1170 (12)
馬単  16-14 \1170 (2)
3連複 03-14-16 \4300 (9/560)
3連単 16-14-03 \17540 (33/3360)

【ペース・展開おさらい】
速そうな香港2騎も何としてでもの態勢ではなく、雁行状態でのスタート。そんな中でも外からダッシャーゴーゴーが顔をのぞかせる様な場面もありながらの序盤戦となった。結局、パドトロワと最内のマジンプロスパーの2頭が一列目に位置することになったのだが、3Fの通過は32.7…数字を見れば過去10年で最速ということになるのだが、御存知の通りの高速馬場であり、額面通りに受け取るわけには行かないだろう。前後半差+1.3という事実をふまえてみても、常識の範囲内の前傾Lapであり、ペース面では有利不利は生まれないガチンコ勝負だったと見ていいだろう。ただ馬場はやはり外があまり伸びない情勢であり、その部分の割引は必要ではないだろうか。

【各馬寸評】
ロードカナロア
前走は意識的に出していったが、今回は意識的に控える序盤…枠の関係もあるが、すんなりと2着馬の後ろをキープすることができた。直線でも先に抜け出しを図る2着馬のみをターゲットにし、坂上できっちり捕らえて念願の初G1。速過ぎない流れというのはこの馬にとってプラスに働いたのは間違いないが、あまり有利不利がない流れの中での押し切りは、春との比較でも力をつけたという事でいいだろう。また、今回で内で脚をためるような競馬は向かないということが分かっただけに、その辺りは今後も活用できそうだ。

カレンチャンこの馬も正攻法…完全に勝ちパターンの様相だったが、坂上で捕まってしまった。不利らしい不利もなかっただけに、力負けと見る事もできるのだが、今回のペースに対する適正が勝ち馬のほうがより高かったという事は間違いなく、その辺りを考えるとそれだけの判断は危険。ただ、牝馬だけに頂点に近い位置で更に半年以上、力を維持し続けることが出来るのかは別のはなしだか。

ドリームバレンチノ少し立ち遅れたが、すぐに巻き返すとインのポケットをスムーズに追走。直線では狭いながらもすんなりと位置取りを確保して一歩一歩前に迫った。前走があまりに不甲斐ない敗戦で評価を落としていたが、ココは鞍上も戻りうまい立ち回りを見せての馬券圏内突入。力比較では上の2頭とは少し差がありそうだが、器用に立ち回れるタイプで、このメンツでも条件が整えば…といったところ。

エピセアローム道中は勝ち馬を見るような位置で追走できていたのだが、勝負どころで勝ち馬についていけないような形になり、ポジションを落としてしまった。ただひたすらにワンペースで走る馬だけに、この影響がさほど無いことは、最後で盛り返していることからも読み取れるだろう。今日のところは力負けということ。まだ3歳だけに来年へ向けての上積みに期待。

ラッキーナイン痛恨の出負け。後方から差を詰め直線は大外に出して目を引く伸びを見せたが…タラレバは言っても仕方ないが、もっと前でも競馬出来る馬だけに…枠の恩恵にも預かれなかったのはかなり痛い。ただ香港のトップクラスは6Fならば日本の高速馬場も対応可能ということは、来年以降も覚えておいて損はないのではないだろうか。

サンカルロこのスピードならばこんな競馬になるのは仕方ないところ。しっかりと自身の脚は使えており、7Fならばまだ十分やれそう。スワンSは人気になるのだろうか…

ま、そんなところですね。強い馬が強い競馬をして勝ったというのはいいことだと思いますが、来年辺りはそれを脅かす馬も出てきてほしいいなぁとも思ったりします…今のところ、エピセアロームが面白そうな感じですが。



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