重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

何とも評価が難しいですが~小倉2歳S回顧~


まいどー!!です、bera-an2です。

有力馬の故障が相次いでいますが、なんとスマートファルコンまで…調べてみると、08年の阿蘇Sを最後に中央の馬場は走ることなく引退となってしまいました。故障なので仕方ありませんが、出来れば若い世代にきっちり引導渡されてから引退して欲しかったなぁ。決して馬は悪くないのです…ただ、何となくそんな気持ちにさせられる馬でした。ゴルトブリッツもいなくなったし、トランセンド復権が始まるのか、ローマンレジェンドや3歳勢が大攻勢をかけてくるのか…それはそれで楽しみなんですがね。


2012年 9月 2日(日) 2回小倉12日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第32回小倉2歳S
2歳・オープン・G3(馬齢) (国際)(特指) 芝 1200m 17頭

LAP 11.8-10.1-10.8-11.5-11.8-11.9=1:07.9
通過 32.7-44.2-56.0-67.9  上り 67.9-56.1-46.0-35.2


馬 名騎手タイム着差通過順位上3F
5
マイネルエテルネル和田1.07.9
06-0734.82
6
クラウンレガーロ酒井1.07.9ハナ08-0334.56
10
ラヴァーズポイント小坂1.08.2208-0734.97
9
エーシンセノーテ佐藤1.08.41 1/402-0235.51
15
スイートドーナッツ幸英1.08.4クビ10-0934.815
16
ケイアイウィルゴー北村1.08.4ハナ15-1534.214
1
スマートアレンジ小牧1.08.51/214-1334.612
13
メイショウユウダチ飯田1.08.6クビ01-0135.94
7
クロフネサプライズ熊沢1.08.6ハナ10-0935.08
14
マルシゲサムライ水口1.08.91 3/413-1335.117
8
ジェネクラージュ高倉1.08.9クビ15-1534.711
3
メジャーミノル太宰1.08.903-0335.95
12
ピンゾロ国分1.09.11 1/410-1235.513
4
エピカ鮫島1.09.2クビ17-1734.710
17
トルークマクト嘉藤1.09.51 3/407-0936.39
2
テイエムシングン松山1.09.61/203-0336.616
11
マイネヴァイザー川須1.09.6クビ03-0336.63

単勝  5 \360
複勝  5 \180 / 6 \470 / 10 \410
枠連  3-3 \3580 (16)
馬連  05-06 \3540 (11)
ワイド 05-06 \1360 (13)/ 05-10 \1240 (11)/ 06-10 \4820 (50)
馬単  05-06 \5310 (18)
3連複 05-06-10 \25340 (73/680)
3連単 05-06-10 \103020 (273/4080)

【ペース・展開おさらい】
このメンツでもスピードの違いでメイショウユウダチがスッと抜けてハナ。そして番手に人気どころのエイシンセノーテやマイネヴァイザー辺りが続いていく。3F通過は32.7と数字を見ると2歳戦にしては十分速いと思えるのだが、そこからLapは落ちるものの最後まで11秒台をキープし、1分7秒台でのゴールとなった。前後半差の+1.5というのも、このコースにしては決して大きいものではないだけに、先行馬は楽ではないものの激流とまでは行かない…そんな馬場だったのだろう。

【各馬寸評】
マイネルエテルネル:
先行馬を見ながら3列目を追走すると、4角で2着馬が先に行ったその後を追走し、ゴール直前で何とか交わしフィニッシュ。新馬戦は自身のペースで余裕のフィニッシュだったが、直線ではLapを上げるような感じでの完勝だっただけに、まだ奥があったということだろう。走りから見ても決して6Fだけの馬ではないと思えるもので、先も期待が持てそうだ。イギリスダービーまではどうかと思うが…

クラウンレガーロ:中団からコーナーを手応え抜群で捲るようにポジションを上げると、一旦は完全に抜けだしたのだが、最後は勝ち馬に交わされてしまった。この馬も新馬戦は4角で緩みが入り、ゴールまで加速していくようなLapを余裕たっぷりに押し切る競馬を見せており、今日の少々強引な走りを見ても力関係で一枚上だったと言うことだろう。上位の馬の中で最も平坦Lapに近い感じで走れており、適正としてはもう少し距離が伸びても対応は可能だろう。

ラヴァーズポイント:この馬も新馬楽勝組。前後半差+2.0の流れを4角先頭でそのまま押し切ったのだが、今回は中団の内目から4角も上手く前があいており、そのままの位置を真っすぐ伸びてきた。ペース適性云々よりも、かなりロスなく運べての結果であり、上位とは少し差がありそうな感じは受ける。

エイシンセノーテ:通常で言えば勝ちパターンの様な競馬だったが、あっという間に2着馬に交わされてしまった。過去より速い流れにもスピード負けはしていなかったが、直線での脚色は決して良くなかっただけに、人気ほどの力差があった訳ではないということでいいだろう。そもそもフェニックスは圧勝とはいえ、未勝利馬も交じる決してレベルの高くない舞台だった訳で…

スイートドーナッツ:終始外目を回りながら、最後まで決して止まることなく伸びており、そういった面では一応評価。京都内回り7F辺りなら先行してそのまま押し切れそうだ。

しっかし、テンが32秒台でも決して速くないという状況は、後ろの馬のノーチャンスぶりがモロに出てしまい、どうにもこうにも面白みに欠けてしまいますね…個人的には高速馬場を嫌っているわけではないのですが、ここまで如実に出てしまうと…と言った感じは受けます。開幕週ならまだしも6週間も使われた馬場なんですからね…

ちなみに同日の2Rの未勝利戦は33.1-35.0=1:08.1(先行決着)8Rの500万下牝馬限定戦が32.3-35.7=1:08.0(差し・追い込み決着)とタイム差があまりないというのも事実なんですが、レース内容が共に違いますので、上位2頭に関してはそれなりに評価してもいいのではと思っております。



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