大物感たっぷりで~札幌2歳S回顧~
です、です。
昨年のグランデッツァ&ゴールドシップに続き、来年まで楽しめそうな馬が出てきましたね~。早速見て行きましょう。
2012年 9月 1日(土) 2回札幌5日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第47回札幌2歳S
2歳・オープン・G3(馬齢) (国際)(特指) 芝 1800m 14頭
LAP 12.4-11.6-12.3-12.2-12.5-12.6-12.0-11.6-11.3=1:48.5
通過 36.3-48.5-61.0-73.6 上り 72.2-60.0-47.5-34.9
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
3 | コディーノ | 横山 | 1.48.5 | 03-04-04-04 | 34.6 | 3 | ||
11 | ラウンドワールド | 岩田 | 1.48.8 | 1 3/4 | 10-10-10-05 | 34.3 | 1 | |
5 | エデンロック | 三浦 | 1.49.2 | 2 1/2 | 10-10-10-09 | 34.8 | 9 | |
2 | ロゴタイプ | 村田 | 1.49.2 | クビ | 01-01-01-01 | 35.6 | 8 | |
8 | コスモシルバード | 木幡 | 1.49.2 | ハナ | 08-08-07-09 | 34.9 | 7 | |
1 | グランデアモーレ | 藤岡 | 1.49.5 | 1 3/4 | 06-07-07-05 | 35.3 | 10 | |
6 | トーセンパワフル | 内田 | 1.49.7 | 1 | 05-05-04-05 | 35.7 | 2 | |
12 | ブリリアントアスク | 吉田 | 1.49.7 | クビ | 09-09-07-08 | 35.5 | 11 | |
7 | マイネルホウオウ | 柴田 | 1.49.8 | 3/4 | 03-03-02-02 | 36.1 | 4 | |
9 | アポロカーネル | 津村 | 1.49.9 | クビ | 13-13-13-12 | 35.2 | 5 | |
4 | タマモコンパス | 池添 | 1.50.0 | 3/4 | 12-12-10-12 | 35.5 | 12 | |
13 | ジェネラルグラント | 五十 | 1.51.0 | 6 | 02-02-02-02 | 37.3 | 6 | |
10 | ロードクラヴィウス | 丸山 | 1.51.2 | 1 | 06-05-04-09 | 37.2 | 13 | |
14 | マコトタンホイザー | 川島 | 1.52.1 | 5 | 14-14-14-14 | 37.1 | 14 |
単勝 3 \410
複勝 3 \160 / 11 \110 / 5 \790
枠連 3-7 \530 (2)
馬連 03-11 \540 (2)
ワイド 03-11 \280 (2)/ 03-05 \2360 (25)/ 05-11 \1440 (11)
馬単 03-11 \1190 (5)
3連複 03-05-11 \5420 (14/364)
3連単 03-11-05 \22330 (55/2184)
【ペース・展開おさらい】
内からロゴタイプに外からジェネラルグラントが並びかけるも、1角までに先行争いは決着。そのまま隊列バラけずに淡々と進み、中盤もそれなりにしっかりと緩めての上がり勝負。今開催の速い馬場を考えると、かなりスローといっていい流れだった様に思える。ただ特徴的なのが上がり3つで12.0-11.6-11.3とゴールまでラップを上げてのフィニッシュになったこと。そこで後続を離してゴールした上位2頭の上がり性能はやはり注目すべきだろう。
【各馬寸評】
コディーノ:スタートは五分もスッと先団に取り付いて絶好位をキープすると4角でようやくゴーサイン。外から2着馬が迫ってきていたが、スッと離してセーフティリードを取ると、最後は押さえてのゴール。位置取りと流れからしてみるとアッサリという感じだったが、4角でスイッチが入った時の反応から、加速ラップを苦もせずに叩きだした辺りは、やはり大物感を醸し出している。新馬でもさらに極端な上がりのレースを勝っているように、上がり面で強調できることは言わずもがな。まだまだ奥が有りそうな快勝劇とであった。
ラウンドワールド:無理せずに後方から。3角から外目を強引に捲り上がっていき、4角では完全に前を射程圏に入れていたが、勝ち馬には及ばず。通った部分を考えると決して弱い競馬ではないし、まだまだ荒削りな部分があっての結果。何より3着は2馬身以上離しているだけに、今日のところは勝ち馬に上手く乗られたということでいいだろう。この馬も小回りよりも広いコースの方が能力を発揮できるはず。
エデンロック:向正面では2着馬より前に位置していたが、3角から内を選択しポジションを上げると、最内からややに外に出して開いたスペースをしっかりと伸びた。立ち回りとしてはベストと言って良かっただけに、それでいて前とかなり離されてしまっている以上、現時点で必要以上の評価はしないでおきたい。ただフレンチデピュティ産駒で上がりを強調するレースより、しっかり流れるようなレースのほうが持ち味が生きそうで、その部分については次以降も注目しておきたい。
コスモシルバード:中団の内目をロスなく追走していたが、直線の加速部分で置いて行かれるような形になってしまった。決して止まっているわけではないので、このペースが合わなかったのは間違いなく、7F辺りのしっかり流れるようなレースならまた違う結果になりそう。
トーセンパワフル:勝ち馬を前に見る位置から3~4角ではスッと並びかけていったのだが、一気にペースが上がった時に全く対応できず…ただ、この流れでもここまで負ける馬ではない。新馬で見せたフットワークの良さが全く見られなかっただけに、小回りが合わなかったか…いずれにせよ、少し様子見が必要。
久々に藤沢厩舎からクラシックを意識できる馬が現れました。ただ条件戦やG3・G2を大物感たっぷりに勝ち上がって本番ダメなのが、専売特許となってる厩舎でもあります。ええ…決してペルーサの事を言ってるわけではありませんし、ペルーサがマラドーナの愛称なら、コディーノはロベルト・バッジョの愛称という共通項があることを指摘している訳ではありませんのであしからず。
でも、アソコで典さんがガッツポーズを出すってのが、全てを意味してるような気もしますね。
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