重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

反省会…タラレバ定食と共に~新潟記念回顧~


まいどー!!です、bera-an2です。

ワールドエースに続き、トーセンホマレボシ屈腱炎…しかも、こちらは重症でどうやら引退のようですね。奇しくも共に池江厩舎なんですが、一気にダービー掲示板クラスの馬が2頭も離脱…オープン馬18頭を抱えているとは言え、さすがにこれは痛いですよね。お祓いに行くレベルかもしれません。

さて…何ともかんとも流れに乗れそうで乗れなかった予想ですが、定食のほうは最後のほうで出していこうと思います。


2012年 9月 2日(日) 3回新潟8日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第48回農林水産省賞典新潟記念
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指) 芝・外 2000m 18頭

LAP 12.8-11.2-11.8-12.1-12.5-12.4-11.7-10.9-10.3-11.9=1:57.6
通過 35.8-47.9-60.4-72.8  上り 69.7-57.2-44.8-33.1


馬 名騎手タイム着差通過順位上3F
1
トランスワープ大野1.57.6
09-0932.37
7タッチミーノット横山1.57.6クビ03-0332.89
9
アスカクリチャン内田1.57.7クビ06-0732.68
10
エクスペディション浜中1.57.7ハナ07-0732.62
11
ムスカテール北村1.57.7クビ03-0332.911
18
スマートシルエット岩田1.57.7ハナ02-0233.24
16×トーセンラー蛯名1.57.83/410-0932.61
6
ケイアイドウソジン石橋1.57.9クビ01-0133.413
17
トウカイパラダイス柴山1.58.11 1/207-0633.16
3×ナリタクリスタル武豊1.58.23/412-1532.55
2
メイショウカンパク吉田1.58.3クビ12-1432.714
8
モンストー柴田1.58.41/210-1132.912
5
コスモネモシン丹内1.58.416-1632.717
13テラロッサ田辺1.58.412-1133.03
15
セイクリッドバレー吉田1.58.82 1/212-1133.316
4
サトノパンサー田中1.59.03/417-1833.115
14マイネイサベル松岡1.59.0クビ03-0334.29
12
アースシンボル木幡1.59.42 1/217-1633.618

単勝  1 \1470
複勝  1 \520 / 7 \470 / 9 \510
枠連  1-4 \5310 (20)
馬連  01-07 \11490 (43)
ワイド 01-07 \3840 (47)/ 01-09 \3690 (45)/ 07-09 \3220 (42)
馬単  01-07 \21560 (87)
3連複 01-07-09 \49950 (175/816)
3連単 01-07-09 \313130 (1045/4896)

【ペース・展開おさらい】
スマートシルエットが好発も、内には入れずに「誰か行ってくれ…」の意思表示。戦前の予想通りに行く馬不在の状況だったが、少し遅れて押し気味にケイアイドウソジンが2F過ぎにようやくハナをとってのペースメイク。それにスマートシルエット、タッチミーノット、マイネイサベルなどが続く流れとなった。3F通過も馬場を考えるとスローといっていい中で、一頭だけが離し気味に逃げており、前半から完全に上がり勝負の様相を呈していたのだが、レースが動き出したのは残り4Fになってから。ここで前がペースアップし、徐々に縦長になりながらの末脚勝負…だが、4Fの上がり勝負ながらレースの上がり33.1が示す通り、ただの切れ味自慢の馬では太刀打ち出来ないのは言うまでもなく、後方にいては物理的に届かないという、ある意味特殊な状況でのレースになったといえるだろう。

【各馬寸評】
トランスワープ
出がさほど良くなかったのは想定外だろうが、中団のインにつけて前半はじっくり構える競馬。直線入り口では激しく手が動いていたが、加速がついてからはスピードが衰えること無く、大混戦の先団を外からきっちり交わしての重賞連勝、そしてサマー2000タイトル奪取となった。物理的に届くかどうかのギリギリの位置取りから、極限の脚を使っての差しきり勝ち。更に函館記念とは全く違うLap構成での連勝は7歳にして完全に一皮むけた印象で立派といえる。持続力と瞬発力を兼備した馬であり、後傾Lapであれば次以降も期待していいのだが、力関係上は毎日王冠辺りが試金石になりそうだ。

タッチミーノット:テンから意識的に出しての先行策。直線は徐々に外に出していき、スマートシルエットと併せるようにしての叩き合いが長く続いたのだが、ようやく競り落としたのもつかの間、外から勝ち馬に交わされての2着。七夕賞からココ一本に目標を定め、馬体もしっかり絞ってまさに勝負気配。更にペース面での後押しもある中での、鞍上の好判断…様々な要素に後押しされての2着だったと思われる。前半ゆっくり目に入ることが、好走の最低条件となる馬だけに、次以降もメンバー次第となりそうだ。

アスカクリチャンスッと馬なりで先団を見る位置取り。3角手前でインに入れると、直線では半ばでは一旦4着馬に前に出られてしまうものの、立てなおして最後の最後にハナだけ交わして3着確保。速い上がりへの対応はできても瞬発力面での評価は微妙であっただけに、手が回らなかったというのが正直なところであるが、そういう意味では収穫のあるレース内容だったのではないだろうか。ただ適条件だったとしても、走りにムラがあり今後も付き合いが難しいのには変りなし。

エクスペディション:上手く3着馬の後ろに取り付き、直線ではいち早く前に取り付いていったのだが、最後は脚色が一緒になり、僅かの差で4着…とは言え、一気に2キロも斤量が増える酷な中でも、瞬発力が必要な部分でもさほど苦労せずに対応できており、それなりに収穫のあったレースといえる。本質はもう少し違うところにある馬だけに、去年の「あまり強くない馬」とは少し違う気配。

ムスカテール軽量を利しての先行策から、後ちょっとで馬券圏内というギリギリまで粘っての掲示板確保。前走で重馬場の消耗戦テイストの強い差し比べを制しての今回走りは、もう少し奥がありそうな気配を漂わせるもの…次以降も注目。

トーセンラー枠的に中団の外目というのは仕方ないところ…直線もしっかり伸びているのだが、流れが流れだけに仕方ない部分もあるだろう。今回は参考外で良いが、基本的に大得意と言えるペースがないだけに、常時取りこぼしのリスクのあるが馬であることは常に気にしておく必要はある。

これより下は、前目から上がり能力で劣った馬たちがいて、更に後方から何も出来なかった馬たちの集団ということになりますので、あまり回顧する必要はありませんね。

さて、勝ち馬ですが、実は枠発表前の事前予想段階では◎だったんです。理由は「前付けしても瞬発力を使えるだけに、今の内有利馬場ならば、特性が最大限に活かせる」というものでした。さらに木曜に1枠1番が発表されて、嬉々としていたのですが、土曜の競馬を見て「どうも内ばかりにこだわっていると危ないかも…」と思うようになってしまいました。元々新潟外回りの内枠…特に1枠は鬼門中の鬼門ですので、内有利馬場でこそ買えていたという背景があり、その部分が怪しくなれば、一気に買いの要素がなくなってしまうどころか「買ってはいけない」の域まで評価を下げる事も考えなくてはいけない訳で…

結果、押さえの押さえとして、3連複の3列目にだけに塗ってレースを迎えたのですが、蓋を開けてみれば差しにまわり、更には上手く馬場の3分どころを使っての差し切りと、完全に想定外のパターン…流れはしっかり読めていたのですが、その辺りの精査を失敗してしまったことになります。◎が上手く2着に来てくれただけに、馬連くらいは取りたかったのですが…(予想エントリを上げた後に、2連福対象レースということを知って急遽買いたしました)

まぁ◎が上手く走りだしたということで納得させておこうと思います。




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