重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

わかりにくい馬場だ…~小倉記念回顧~


まいどー!!です、bera-an2です。

今週は前半の3日間で全てのエントリを仕上げなくてはいけない状況…重賞回顧2つと道場の結果と…後はどうしましょうかね…とりあえず、小倉記念から振り返ります。結果から言えば、買わなくて正解のレースでした。


2012年 8月 5日(日) 2回小倉4日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第48回農林水産省賞典小倉記念
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指) 芝 2000m 12頭

LAP 12.2-10.7-11.6-12.5-12.0-11.8-11.6-11.6-11.7-11.6=1:57.3
通過 34.5-47.0-59.0-70.8  上り 70.3-58.3-46.5-34.9


馬 名騎手タイム着差通過順位上3F
10
エクスペディション浜中1.57.3
07-06-06-0434.53
5
トーセンラー川田1.57.72 1/209-08-07-0634.81
11
ナリタクリスタル武豊1.57.83/411-12-12-1034.59
4
ダノンバラード小牧1.58.01 1/209-09-09-0634.92
12
ゲシュタルト中井1.58.11/208-09-10-1034.98
6
アスカクリチャン田辺1.58.106-06-07-0835.17
3
ミキノバンジョー太宰1.58.1クビ01-01-01-0135.74
7
ニシノメイゲツ高倉1.58.21/212-11-10-1035.010
8
エーシンジーライン川須1.58.62 1/202-02-02-0236.111
2
ワルキューレ松山1.58.71/204-04-03-0236.15
9
タムロスカイ佐藤1.58.8クビ05-05-04-0436.16
1
セイカアレグロ藤懸1.59.1203-03-04-0836.412

単勝  10 \790
複勝  10 \250 / 5 \140 / 11 \560
枠連  5-7 \790 (2)
馬連  05-10 \1440 (2)
ワイド 05-10 \610 (2)/ 10-11 \2950 (33)/ 05-11 \1760 (21)
馬単  10-05 \3520 (10)
3連複 05-10-11 \12030 (41/220)
3連単 10-05-11 \66670 (212/1320)

【ペース・展開おさらい】
好発のミキノバンジョーが押して主張すると、エーシンジーラインは深追いせず…ただ軽量&行ってなんぼのセイカアレグロが内の狭いところからハナを主張。1角までに2度3度接触するようなシーンもあったが、結局はミキノバンジョーが先手を取りきってのペースメイクとなった。とは言え、長い直線でのハナ争いだっただけに、ペースとしては標準と言ったところ。そこからさらに2角までに一気に12.5-12.0とを2つの12秒台を挟んで一団の状態にし、上がり5つを11秒台でまとめるロングスパート戦…前後半差で判断すると後傾Lapであることは間違いないだろう。後傾持続力勝負ながら、物理的に速い脚がないと勝負にならない…イメージとしてはそんな感じでいいだろう。

そして馬場…外が若干優勢と言える馬場だったように思えるが、決して内がダメだったわけではなく、ここではその事実だけを掴んでおこう。

【各馬寸評】
エクスペディション:
馬なりでスッと中団に。4角手前の勝負どころから外目に進路を取ると、直線入り口で前を一気に飲み込み、そのまま押し切っての初重賞。確かに持続力勝負でも速い上がりを使える馬で、流れとしてはバッチリ合っていたと思われるのだが、他場で負けたレースに関しても、同じような流れがあったのも事実…去年の3連勝も夏の小倉だったが、当時の開催も今年に匹敵するほどの超高速馬場だっただけに、その辺りにヒントが隠されていそうだ。だとすれば、嫌えるシチュエーションはいくらでも有りそうで、その辺りを有効活用すべき馬なのかもしれない。

トーセンラースタートは悪くなかったが、行き脚がイマイチで後方から…4角までも外は回さずに勝ち馬の後ろのやや内目に上手くつけたのだが、直線思ったより弾けず。前走が負けて強し的な走りだったが、結局はこのポジションの馬ということで落ち着きそうな気配…比較的ペースを選ばすに自身の脚は使えるタイプなだけに、どんな舞台でも軽視はできないのだが、人気も落ちないというお付き合いの難しいタイプになってしまった。

ナリタクリスタル少し間を空けて仕切りなおしの一戦。全く無理せずに馬なりで後方から外目を回すと最後までしっかりと伸びて3着。馬場の恩恵があったことは間違いないが、58キロでのパフォーマンスならば、力の衰えはないとみておきたい。この馬も野芝オンリーの開催にめっぽう強いだけに、例年通り新潟記念に向かうようならば、同じく無視できない存在といえる。

ダノンバラードこの馬も馬なりで後方から。3角から外目を突いて上がっていくが、直線はいまいち伸びを欠いての結果。前走は準オープンで貫禄勝ちだったが、そもそもこのメンバーに入ってもこの位の力の持ち主であることは証明済みであり、あまり多くを語る必要もないだろう。今後も人気で飛んでくれればありがたいなぁという存在でお願いします。

とりあえず、それぞれの馬についてはそんなところでいいでしょう。さて最後に何とも特殊な馬場について…

今開催の小倉の馬場は高速馬場なのに差しが決まっています。一般的に高速馬場といえば、開幕週の絶好馬場で行った馬がそのまんま残る…いうイメージですから、何とも奇妙な状態に映る方も多いのではないでしょうか?

特に1800m以上のレースではこの4日間で逃げ馬が勝ったのはわずかに1レース…中距離以上での逃げ先行馬が、物理的に速い上がりを使えないのはある意味当たり前なんですが、外目(馬場の3分どころ)がやたらとノビが良いのに、内も決して悪いわけではないので、先行馬も外を回ることはしない…という微妙な感じが、差し系の馬が活躍できる下地となっているのでしょう。見た目では例年より芝が生え揃ってない印象ですので、その辺も関係しているのではないかな…とも思うのですが。

個人的にはまぁ、何にせよ馬場は生き物…しっかり把握することで、間違いなく的中に近づきますので、疎かにしないようにしたいとおもいます。




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