宝塚記念～6/24の勝負レース～

です、です。

本日より上海に出張に出ますので、かなり早めのUPとなります。さっさと参りましょう。


【阪神11R　宝塚記念　芝2200m】

★展開・ペース想定から有利に働きそうな馬の条件
レースの基本的な傾向としては水曜付のエントリをご覧下さい。そこにもチラリと書いたのだが、今年はネコパンチがしっかりと逃げ宣言。番手に構えそうなアーネストリーやビートブラックも早めにレースを動かしたいクチなだけに、どの馬にも持続力＋αの部分が求められるレースになりそう。プラスαの部分は底力だったりスタミナだったり…中距離をスピード豊かに駆け抜けるタイプでも対応はかなり難しそうだ。さらに土曜の馬場を見るとやはり外差し有利…ネコパンチが競り落とされて、番手組が早めにハナに立つようなことまで想定すれば、やはり脚質的には差し系のほうが有利とみていいのではないだろうか。

★人気と対比して好走確率が高いと思われる馬
ウインバリアシオン：3歳時より3冠馬の後塵を廃し続けてきたこの馬だが、パフォーマンスとしては世代2番手を十分にアピールできるもの…豊富なスタミナと展開問わずに自身の脚が使えるところは何よりのセールスポイントといえるだろう。前走も完全に前の競馬の中、極限に近い脚を使っての3着は当然評価できる内容。確実に展開利が見込めるこの舞台ならば、さらなる上昇を見込んで当たり前の馬と言える。

アーネストリー：鳴尾記念の時点では不可解だったが、とにかくハナに立ちたくないという競馬だったことだけは理解…要は「誰かがハイペースで引っ張る流れを番手で…」これが理想的展開ということであり、今回はようやくその希望が叶いそうな舞台と言うことは間違いない。昨年の超絶パフォーマンスは記憶に新しく、ここ3つには目をつぶって今一度期待をかけたい馬。恐らく秋は出番がないと思われるので、この馬を買うのは最後かもしれない…

★人気どころでまず押さえたい馬
オルフェーヴル：そのパフォーマンスはもはや説明の必要もないだろう…距離短縮も間違い無くプラスであり、普通に考えれば絶対に買わなければいけない一頭である。後は気持ちの問題…それ次第では圏外ということも考えておかねばならないのだが、個人的にはコレまでの調整パターンに戻せたこと、強気一本だった天皇賞と違って「状態も7分までは戻っている」と陣営コメント…泣きの時はなんとなく買いたいのだが。

★その他ちょっと注目したい馬
ショウナンマイティ：'11鳴尾記念以降の4戦は展開問わずに決め脚を発揮して結果を出している。前走の'12鳴尾記念も完全に展開不向きの中、上がり最速で2着と決して悲観する内容ではなく、展開利が見込めそうなこの舞台…さらに阪神内回りの戦い方が頭に入っているのであれば、このメンツでも一発あって不思議じゃない。

ナカヤマナイト：この馬も今年2戦は阪神でのもの…しかも自身不得手な上がりに寄った競馬で、掲示板を確保するのが精一杯の内容だったが、海外復帰戦となったディセンバーSでは消耗戦とも言える流れを豪快に差しきっており、今回想定の流れのほうが持ち味が生きるのは間違いない所。この人気はかなり美味しく映る。

フェデラリスト：キレに寄った流れでは力が出せない馬…前走の大阪杯でも上がりの対応力で負けてしまったと見ていいだろう。中山記念でシルポートを自ら捕まえに行ってあっさり捕らえたところを見ても、やはり苦しい流れになってこその馬であり、この舞台ならばさらにパフォーマンスを上げてきそうな気配。

とりあえずそんなところですね。他の人気どころの不安点も少し上げておきましょうか。

ルーラーシップ：中距離での持続力という意味では間違い無くこの馬なのだが、今回は消耗戦に近い流れになると想定され、そうなると去年と同じような感じになる可能性が大きい。人気している分、そこが気に掛かり、大きく推すことは出来ない。

トゥザグローリー：今年はこの時期でも元気いっぱい。前走もあっさりと勝ってここに駒を進めたのだが、前走は位置取りの利と言うよりも、持続力勝負の中でも33秒台の脚が使える…まさに、この馬の最大のセールスポイントである後傾持続力を存分に活かしてのものであり、この舞台でもそれが活きるかと言われれば、少し疑問が残る。

◎ 01 ウインバリアシオン
○ 11 オルフェーヴル
▲ 08 アーネストリー
× 02 ショウナンマイティ
× 10 ナカヤマナイト
× 12 フェデラリスト

★買い目
・3連単
01・11-01・11-08 各500円（1,000円）
01・11-01・11-02・10・12 各300円（1,200円）
11-02・08・10・12-01 各100円（400円）
・3連複
01流し 02・08・10・12 各300円（1,800円）
01-02・08・10・12-03・06・07・15 各100円（1,600円）
計6,000円

オルフェーヴルは来るときはアッサリ…それでもウインバリアシオンは馬券は外さない。でも、オルフェーヴルが来なかったときはグダグダのパターンも考えての3連複…そんな感じで買ってみることにします。

結局はしっかり流れなかった大阪杯や鳴尾記念で、持ち味を生かせなかった馬たちを上位に取り上げる結果になりました。個人的にはなかなか自信があったりするのですが、そんな時に限って結果が出ないのが定番であるのは、皆さんがよくご存知のところだと思いますwww



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