母娘そして、姉妹制覇なのね~マーメイドS回顧~
です、です。
今週は日本からエライさんがやってきての会議やらアテンドやら…そして共に移動し、来週は半ばまで上海、戻ってきて次の週の半ばから日本とバタバタWeekがスタートします。おそらくエントリを立てられる機会が相当減ると思われますが、何とか重賞回顧だけはこなして行こうと思います。早速行きましょう。
2012年 6月17日(日) 3回阪神6日 天候 : 曇 馬場状態 : 良
【11R】 第17回マーメイドS
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(特指) 芝 1800m 18頭
LAP 12.4-10.8-12.3-12.2-12.0-12.0-11.7-12.0-12.1-12.4=1:59.9
通過 35.3-47.2-59.2-71.1 上り 71.4-59.5-47.5-35.6
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
3 | グルヴェイグ | ウィリ | 1.59.9 | 05-05-07-05 | 35.9 | 1 | ||
6 | × | クリスマスキャロル | 藤懸 | 2.00.2 | 2 | 14-14-14-14 | 35.4 | 7 |
7 | メルヴェイユドール | 酒井 | 2.00.2 | クビ | 12-13-12-09 | 35.8 | 10 | |
13 | シースナイプ | 川田 | 2.00.3 | 1/2 | 08-08-03-03 | 36.5 | 3 | |
14 | ○ | アカンサス | 幸英 | 2.00.6 | 2 | 12-11-09-08 | 36.6 | 5 |
10 | ◎ | ベストクルーズ | 北村 | 2.00.9 | 2 | 05-06-11-09 | 36.6 | 13 |
9 | エリンコート | 浜中 | 2.01.2 | 1 3/4 | 10-12-12-13 | 36.7 | 8 | |
4 | × | アグネスワルツ | 国分 | 2.01.5 | 1 3/4 | 01-01-01-01 | 38.1 | 4 |
11 | マイネエポナ | 難波 | 2.01.5 | クビ | 05-06-05-05 | 37.6 | 11 | |
12 | × | タイキエイワン | 中井 | 2.01.8 | 1 3/4 | 02-02-05-05 | 37.8 | 12 |
5 | アニメイトバイオ | 和田 | 2.01.8 | クビ | 08-08-09-09 | 37.6 | 6 | |
8 | スペシャルピース | 田中 | 2.02.0 | 1 | 10-10-07-09 | 37.8 | 14 | |
1 | レジェンドブルー | 高倉 | 2.02.3 | 2 | 02-02-03-03 | 38.6 | 9 | |
2 | スマートシルエット | 武豊 | 2.02.4 | クビ | 04-04-02-02 | 38.9 | 2 |
単勝 3 \230
複勝 3 \140 / 6 \330 / 7 \500
枠連 3-4 \800 (3)
馬連 03-06 \1720 (5)
ワイド 03-06 \720 (4)/ 03-07 \1320 (12)/ 06-07 \2350 (35)
馬単 03-06 \2320 (6)
3連複 03-06-07 \12930 (45/364)
3連単 03-06-07 \45350 (125/2184)
【ペース・展開おさらい】
何が行くかと思われたが、大方の予想通りにアグネスワルツのペース…他馬も付かず離れずの追走で
テンの入りも標準より気持ち速い程度だったが、通常なら少し緩みを見せる4F・5F目ともほぼペースを落とさずに推移…そのままゴールまで流れ続けた持続力勝負となった。1つ1つのLapで見ると苦しい部分は少なかったように見えるが、一時たりとも息を入れる事を許されなかった前目の馬はさすがに苦しかったのではないだろうか。また馬場を見ても良馬場だったにも関わらず、前日の雨の影響で外が優勢だったことも、差し馬台頭の一因になったと見ていいだろう。
【各馬寸評】
グルヴェイグ:余裕たっぷりに中団追走し、直線で少し外に出すとすっと抜け出しての完勝。格上挑戦でハンデ面で恵まれたこともあるが、このメンツではちと力が違ったという走りだった。ペース適性面でも、緩みの全くないレースに全く問題なく対応できたことは非常に大きい。この勝ちだけでは過信はできないが、期待を持ったまま秋まで過ごすことが出来るのは何より。
クリスマスキャロル:さすがにこの時期に来たら空気読めないし…と思ってたら、ホントに来てしまった。内容としてはうスタート直後に挟まれ最後方から。開き直って、死んだふりからの大外をぶん回しだったが最後までしっかりと伸びた。ハマった感も見受けられるが、今年に入ってからの走りは充実しており、このメンバー相手でしっかりした流れの中でも結果を出した。前述のとおり位置取りはあそこまで後ろからでなくてもいいだけに、まだ楽しめる場面がありそうな気配。
メルヴェイユドール:後方から3角過ぎて手応え抜群にポジションを上げていくと、直線で外目に張られながらもよく伸びたのだが、坂上で脚が上がってしまい、2着馬に交わされてしまった。結果的には動き出しが速かったせいという部分もあるが、ベストといえる流れの中で自身の力は出せていると見ていい。逆に言えば、自己条件に戻っても条件が整ってこその馬であり、メンバーやコースを選んでの出し入れ必須と言える。
シースナイプ:中団から向正面で積極的に上がっていく競馬。さすがに最後はお釣りがなくなったが、それも仕方なしといえる内容だろう。ペース的にも問題ない範囲と思われたし、ここでもやれるだけのものは持っているが、出来ればコーナー2つのコースの方がベターということか…
アカンサス:福島牝馬Sと同じような競馬をしたが、最後は止まってしまった。力的にもここで胸を張れるような所まではきていないと見るべきか…また、器用に立ち回れる馬だけに、内枠のほうが良いタイプであり、その辺りの後押しがあってこその馬という事だろう。
ベストクルーズ:序盤戦は非常にいい感じに見えたのだが、5-6-11-9の通過順が示す通りに、3角手前で引っ張るようにしてポジションを下げる形になってしまった。それがあっても、馬券になったかは微妙なのだが、一応この中ででは情状酌量の余地はあると言っていいだろう。基本、手堅い馬なので上がりが速くない持続力勝負ならば、引き続き狙い目はありそう。
とりあえず、そんな感じ。勝ち馬は強い競馬をしてもメンツを考えると大したハクがついたとも思いませんが、さらなる可能性は残してますからね…そういう意味では注目しておくべき存在です。
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