鞍上の隠れた好判断~函館スプリントS回顧~
です、です。
パスポートの残りが2ページになってようやく増補に踏み切りました。約5年で50ページを使い、今回の増補で40ページ追加…これで何とか10年間完走してほしいものです。日本の出入国は自動化ゲートに登録し、スタンプは押されないようになっているのですが、香港と中国を行き来していると一往復で「中国出国→香港入国→香港出国→中国入国」と4つも押されてしまうのです。今は香港の出入国も自動化ゲート的なもの(e-channel)があるのですが、空港経由で入国した際にしか登録のチャンスが得られないので、次に日本から戻ってくる時にはそれを試してみようと思います。
2012年 6月17日(日) 1回函館4日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第19回函館スプリントS
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(特指) 芝 1800m 18頭
LAP 12.1-10.8-11.4-11.9-11.4-11.8
通過 35.3-47.2-59.2-71.1 上り 71.4-59.5-47.5-35.6
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
2 | ドリームバレンチノ | 松山 | 1.09.4 | 06-04 | 34.6 | 2 | ||
1 | ロードカナロア | 福永 | 1.09.5 | 3/4 | 04-04 | 34.9 | 1 | |
10 | ビスカヤ | 荻野 | 1.09.9 | 2 1/2 | 11-10 | 34.5 | 11 | |
7 | パドトロワ | 安藤 | 1.10.0 | 3/4 | 03-01 | 35.5 | 3 | |
8 | ブルーミンバー | 川須 | 1.10.1 | クビ | 06-07 | 35.3 | 7 | |
3 | エーシンリジル | 藤田 | 1.10.1 | ハナ | 08-09 | 35.1 | 5 | |
11 | ミオリチャン | 丸田 | 1.10.4 | 2 | 10-10 | 35.2 | 10 | |
6 | キングレオポルド | 岩田 | 1.10.5 | 3/4 | 08-07 | 35.5 | 6 | |
5 | レオンビスティー | 国分 | 1.10.6 | クビ | 02-02 | 36.2 | 4 | |
9 | ドラゴンファング | 藤岡 | 1.10.9 | 1 3/4 | 04-04 | 36.3 | 9 | |
4 | ナイアード | 大野 | 1.11.1 | 1 1/2 | 01-01 | 36.8 | 8 |
単勝 2 \670
複勝 2 \140 / 1 \110 / 10 \1820
枠連 1-2 \310 (1)
馬連 01-02 \330 (1)
ワイド 01-02 \170 (1)/ 02-10 \7000 (39)/ 01-10 \2550 (23)
馬単 02-01 \1330 (6)
3連複 01-02-10 \13180 (33/165)
3連単 02-01-10 \72540 (146/990)
【ペース・展開おさらい】
出があまり良くなかったナイアードだが、押して押してハナへ。それでも一頭だけが無理している状況で、他の馬は対して苦労することなく追走…それは3F通過が過去10年で最遅の34.3だったことから見ても明らかである…更に4F目で11.9と緩みを保たせて直線での末脚勝負。前後半差+0.7というのは函館でも異例の遅さであり、ペースへの適性が物を言ったレースといえる。
【各馬寸評】
ドリームバレンチノ:出たなりで控えての中団から。3角手前でやや外目に持ちだして前に接近すると、余裕を持って追い出し開始し、あっさりと抜けた。
京都6Fでの差し切り経験もあり、緩いペースでの上がりで勝負も対応できる馬だったのがだ、当面のライバルと目されたロードカナロアが内をチョイスした(せざるを得なかった)のに対し、4角では1頭間におきながらも、外に出されない様に上手く蓋をして、相手にスパートのタイミングを遅らせることが出来たのが大きい。狙って出来たことかは分からないが…また激流でも対応できる差しタイプなだけに、本格化してくれば上のクラスでも太刀打ち出来る可能性は高そうだ。
ロードカナロア:序盤は先団につけるような感じだったが、外目から他馬が押し上げたために中団に待機。4角までは余裕たっぷりに前との差を詰めていったのだが、そこから身動き取れず、外目に出せたのは直線に入り、勝ち馬が先に行ってしまってからだった。この馬もペースとしては問題なかったと思われるのだが、立ち回りの差が出てしまったと言える。一息入れた後であることも考えると、さほど悲観する内容でもないが、ここまで人気の差が付くほどの力差があったとも思えない。
ビスカヤ:好走のヒントを探す方が難しい馬なのだが、過去2走は7Fで、その前は前後半差イーブンの6F戦で差し込んでの2着がある…そんな程度か。後、一応洋芝巧者であることも付け加えておくか。
パドトロワ:基本的に前傾Lapしか対応できない馬だけに、今回の結果は仕方なしと判断していいのだが、鞍上は変えたほうがいい…
サマースプリントシリーズとしては、頭数的に何とも寂しいスタートになりましたが、勝ち馬は今後の可能性を残したといえる結果でしたね。初めて牡馬からのシリーズ王者が出るのか…その辺りも注目です。
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