重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

うーん…ウイリアムズ~エプソムカップ回顧~


まいどー!!です、bera-an2です。

遅きに失した感アリアリですが、一応ちょっとだけ…さすがに、あれはないですね→東京8R…トールポピー以来の衝撃を受けました。誰が見ても100%アウトの事例でしょ。被害馬はどう考えても2着はありましたし、騎手だけに責任をなすりつけて終わらせる事の意味がわかりません。

たしかに馬のクセによるものが大きいものの、進路を妨害したことは事実ですから、降着有りの騎乗停止なしならば、まだアリかなぁとも思うんですが。相手が堀厩舎&社…(以下、当方の一方的な邪推のため省略)

被害馬の調教師で異議申立てするものの、速攻却下された小島茂之師のブログも早速エントリが立ってますが、今後もできる事はやっていくと明言されておられますし、注目しましょう。


2012年 6月10日(日) 3回東京4日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第29回エプソムカップ
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(特指) 芝 1800m 18頭

LAP 12.7-11.0-11.6-11.9-12.0-11.9-11.4-11.6-12.6
通過 35.3-47.2-59.2-71.1  上り 71.4-59.5-47.5-35.6


馬 名騎手タイム着差通過順位上3F
6トーセンレーヴウィリ1.46.7
02-03-0335.21
14×ダノンシャーク福永1.46.7クビ06-06-0533.92
3
マイネルスターリー柴田1.46.91 1/403-02-0135.815
1×セイクレットレーヴ横山1.47.32 1/208-07-0734.24
17
ルクアーネスト池添1.47.41/210-11-0934.18
18
レッドデイヴィス浜中1.47.51/206-08-0734.43
8メイショウカンパク武豊1.47.7117-16-1334.210
12
オセアニアボス武士1.47.7ハナ13-16-1334.214
13
ダイワファルコン北村1.47.7クビ10-09-0934.55
11
ヤマカツハクリュウ田中1.47.91 1/413-14-1334.411
15
モンテエン松岡1.47.9ハナ13-14-1734.26
5
レディアルバローザ内田1.48.01/203-05-0535.29
7
トップゾーン吉田1.48.21 1/408-09-0934.913
2
キングストリート石橋1.48.4118-18-1834.316
10ダノンスパシーバ蛯名1.48.53/410-12-1335.07
9
サンライズベガ中舘1.49.13 1/203-04-0436.518
4
アクシオン田中1.49.21/213-12-0935.917
16
レッツゴーキリシマ江田1.49.83 1/201-01-0238.612

単勝  6 \370
複勝  6 \160 / 14 \160 / 3 \1950
枠連  3-7 \480 (1)
馬連  06-14 \770 (1)
ワイド 06-14 \330 (1)/ 03-06 \7040 (65)/ 03-14 \8940 (72)
馬単  06-14 \1490 (1)
3連複 03-06-14 \43850 (126/816)
3連単 06-14-03 \147390 (441/4896)

【ペース・展開おさらい】
レッツゴーキリシマがジワッと…の所を、エキサイト気味のトーセンレーヴが並んで行く…結果、後者が押さえるようにしてレッツゴーキリシマがハナを取り切り、それにマイネルスターリーが加わる展開。3F通過まではごく標準的な流れだったが、4F目からはこの3頭だけがペースを緩めず、他は息を入れるべくベースダウン…そして残り3Fから差を詰めるような流れとなった。まとめると、前を行く馬(4角3番手まで)に関しては緩まぬ持続力勝負、それ以降の馬は、直線でも切れ味を求められる流れだったと見ていいだろう。ただ、前の刻んだペースというのは、決して激流といえる範疇ではなく、適性のある馬であれば、十分こなせる流れと言えるだけに、4角での位置取りの差というのは、決してペースに見合ったものは無かったと言えるのではないだろうか。前有利というより、後ろ不利という表現が一番しっくりくる。

【各馬寸評】 
トーセンレーヴ
スタート直後から掛かり気味で、何とか押さえながらレッツゴーキリシマを行かせての番手追走。それでも決して押さえきらずに強気の姿勢を崩さないのがウィリアムズ流で、インを突いた3着馬を正攻法で沈めると、脚が上がりフットワークがばらばらになりながらも、2着馬の追撃も封じ込めての初重賞となった。3歳春の時点での瞬発力特化型と言える内容から、4歳に入ってからの好走は共に持続力を生かしてもので、一皮むけた印象もあるのだが、今回に関しては、位置取りの利があった事も間違いなく、更に上のメンバーとの対戦になった時にどうかというのは半信半疑。人気先行型の馬だけにそのイメージは尚更強い。

ダノンシャーク出負けなく、先団からの競馬…それでも上がり最速で前に迫ったが、僅かに届かず。結果論だが位置取り的にはそこで大正解だったということ。直線でのギアアップも途中までは持ったままの地脚で対応できており、持続力と瞬発力を併せ持つタイプであることが見てとれる。勝ち味に遅いのが玉にキズだが、このクラスの重賞なら簡単に取れるはず。恐らくコーナー4つのコースでも問題ない。

マイネルスターリー:先行集団で積極的な競馬から、4角は最内をついて直線に入ってから徐々に外にシフトしていった。勝ち馬にはさして抵抗できなかったものの、後続の馬には先着することが出来た。自身、速い上がりへの適性が薄いこと、更には、洋芝巧者ゆえに力のいる馬場も苦にしないこと、この2つを勘案してのイン突きだったと思われるが、それがうまくハマった、鞍上の好判断と言える。毎年ここから調子を上げていく馬だけに、一応今後も警戒しておいたほうがよさそうだ。

セイクレットレーヴ:最内ながらもうまく馬場の悪いところを避けて通り、直線ではジワジワと外に持ちだしながら伸びたが前には届かず…流れも立ち回りも申し分なかっただけに、現時点では古馬とは少し差があるということ。まだ伸びしろはあるだろうし、秋以降に改めて期待。

ルクアーネスト:外枠からの発送も3角手前で内を確保。なるべくロスの少ない乗り方を選択した。緩まない流れでこその馬だけに、この流れでもやれたことはそれなりに力を付けている印象…条件合えば次以降も面白いところがあっていい。

結局、流れと対比して縦長になりすぎた印象が強く、後方の馬や、大外を回してしまった馬は額面通りに受け取らないほうがいいと思われます。ただそれ込みで考えても、ダノンスパシーバはさっぱり訳が分かりませんがwww



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