福永、堀、4番、ストロ…~ユニコーンS回顧~
です、です。
タイトルにある通り、ストロングリターンが勝った時点で、この馬はないだろ…と、高をくくっておりました。さらに自身のPOG馬で、期間終了後即のなんでココに…という思いもありましたが。
2012年 6月 3日(日) 3回東京2日 天候 : 曇 馬場状態 : 良
【12R】 第17回ユニコーンS
3歳・オープン・G3(別定) (国際)(指定) ダート 1600m 16頭
LAP 12.4-11.0-11.6-12.1-12.6-12.3-12.1-12.4=1:36.5
通過 35.0-47.1-59.7-72.0 上り 73.1-61.5-49.4-36.8
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
4 | ストローハット | 福永 | 1.36.5 | 10-08 | 36.3 | 1 | ||
8 | オースミイチバン | 川島 | 1.36.8 | 1 3/4 | 11-11 | 36.2 | 2 | |
3 | タイセイシュバリエ | 武豊 | 1.36.8 | ハナ | 02-02 | 37.0 | 8 | |
7 | ネクタル | 岩田 | 1.36.8 | ハナ | 12-11 | 36.2 | 5 | |
13 | ワイドバッハ | 小牧 | 1.36.9 | 1/2 | 04-04 | 36.9 | 13 | |
6 | キングブレイク | 藤岡 | 1.36.9 | クビ | 15-11 | 36.3 | 3 | |
15 | サンマルデューク | ホワ | 1.37.1 | 1 1/4 | 09-08 | 36.9 | 11 | |
11 | メイスンキャプテン | 武士 | 1.37.2 | 1/2 | 12-11 | 36.6 | 10 | |
5 | ネオヴァンクル | 北村 | 1.37.5 | 1 3/4 | 02-03 | 37.6 | 15 | |
1 | ヴェルティゴ | 勝浦 | 1.37.6 | 3/4 | 15-15 | 36.8 | 16 | |
16 | レッドクラウディア | 浜中 | 1.38.4 | 5 | 04-04 | 38.4 | 4 | |
12 | メジャーアスリート | 蛯名 | 1.38.7 | 1 3/4 | 08-08 | 38.4 | 6 | |
9 | ヒシワイルド | 池添 | 1.39.5 | 5 | 12-15 | 38.7 | 12 | |
14 | アンアヴェンジド | 内田 | 1.39.8 | 1 3/4 | 04-04 | 39.8 | 7 | |
10 | ドリームコンサート | 丸田 | 1.40.4 | 3 1/2 | 04-07 | 40.3 | 14 | |
2 | シンボリエンパイア | 北村 | 1.40.5 | 1/2 | 01-01 | 40.8 | 9 |
単勝 4 \320
複勝 4 \150 / 8 \180 / 3 \480
枠連 2-4 \510 (1)
馬連 04-08 \830 (1)
ワイド 04-08 \370 (1)/ 03-04 \1450 (14)/ 03-08 \1590 (18)
馬単 04-08 \1410 (1)
3連複 03-04-08 \6280 (14/560)
3連単 04-08-03 \21210 (56/3360)
【ペース・展開おさらい】
最内からシンボリエンパイアが押しながら、その外をタイセイシュバリエやネオヴァンクルが楽に追走…の図式。シンボリもハナには行きたかったのだろうが、ゴリゴリとペースを作る事は考えていなかったようで、2F目が11秒台となる比較的緩めの序盤戦。例年12秒代後半で緩みの入る5F目も同じように少し息を入れての直線勝負。その分、ラスト1Fの落ち込みは少なかったわけだが、いずれの傾向も極端なものではなく、あくまで”標準よりやや~”程度。やや後傾気味も各馬それなりに力の出せる流れだったように思える。
【各馬寸評】
ストローハット:出はあまり良くなかったものの慌てずさわがず、後方グループの一番前の位置取り。直線までは内で我慢させて、直線で外目にシフトして前に進路を見つけると、一気の伸びで抜け出し後続を引き離した。前走も完勝といえる内容だったが、芝では一歩足らなかった瞬発力がダートでも同じように使え、それが大きな強みになっているイメージ…ダート馬としては珍しい存在と言えよう。ただまだしっかりと流れるようなレースは未経験なのも事実であり、その答え合わせが済むまでは評価は避けておくことにする。
オースミイチバン:痛恨の出遅れも、巻き返して勝ち馬のすぐ後ろを追走…4角は勢いに任せて大外を回して追撃開始し、一時は突き抜けんばかりの勢いだったが、最後は脚が鈍りかげんになってしまった。未勝利勝ちがマクリでの圧勝だっただけに、新味を見せたわけでもないのだが、出遅れや大外を回したロス…さらに、最後までLapがあまり落ちない流れでのパフォーマンスである事を考えるとやはり負けて強しと言えるだろう。オースミハルカにタキオンの仔がダート馬というのも何とも言いがたい話なのだが…
タイセイシュバリエ:スムーズに番手確保から残り2Fで前が垂れて先頭に立つと、いっぱいに粘り込み、きわどい2着争いでのゴール。コースを考えると決して勝ちパターンではないが、ペースや位置取り考えてもこの馬の力を最大限出せるレースだった様に思える。
ネクタル:2着馬のさらに後方から。こちらもインべったりを回ってロスなく前に迫ったが、馬群をぬう時にかなり鞍上が気を使いながら…さらに、決してスムーズではなかっただけに、少し悔やまれる一戦。脚質的に仕方のない結果とも言えるのだが…馬群に取り付くまでは持ったままであり、力的には相当なものを持っていそうな気配。
タイトル通り、安田記念のストロングリターンと同じではないですが、似たような競馬での連勝でしたね。鞍上が同じだけに、その特徴がよく出た2つのレースだったように思えます。これは褒め言葉というわけでもないのですが…ねぇ、ワールドエースさん。
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