重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

アーネストリーよ…どこへ行く?~鳴尾記念回顧~


まいどー!!です、bera-an2です。

回顧の順番をユニコーンSより後に回したのは…宝塚記念前哨戦として回顧するには、あまり意味のあるレースではないかなぁという理由からです。

2012年 6月 2日(土) 3回阪神1日 天候 : 曇  馬場状態 : 良
【11R】 第65回鳴尾記念
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(特指) 芝・内 2000m 10頭

LAP 12.7-11.3-13.0-12.8-12.5-12.5-11.9-11.2-10.6-11.6=2:00.1
通過 37.0-49.8-62.3-74.8  上り 70.3-57.8-45.3-33.4


馬 名騎手タイム着差通過順位上3F
10
トゥザグローリー福永2.00.1
02-02-02-0233.22
8
ショウナンマイティ浜中2.00.21/209-09-06-0732.91
6
トーセンラー岩田2.00.5202-02-04-0433.45
3
ナカヤマナイト柴田2.00.5ハナ05-06-06-0633.34
1
アーネストリー佐藤2.00.8208-08-09-0933.33
5
アドマイヤメジャーウィリ2.01.11 3/405-04-03-0234.28
7
イケトップガン川田2.01.1ハナ01-01-01-0134.410
4
スマートギア松山2.01.1クビ04-04-06-0833.76
9
ダンツホウテイ吉田2.01.23/407-06-04-0434.27
2
ロードニュースター和田2.01.31/210-10-09-0933.79

単勝  10 \380
複勝  10 \150 / 8 \130 / 6 \210
枠連  7-8 \520 (1)
馬連  08-10 \590 (2)
ワイド 08-10 \250 (1)/ 06-10 \550 (8)/ 06-08 \400 (6)
馬単  10-08 \1180 (4)
3連複 06-08-10 \1650 (7/120)
3連単 10-08-06 \6900 (22/720)

【ペース・展開おさらい】
最内、アーネストリーは行く気すら見せずに、トーセンラースマートギア辺りが行きかけるところを、イケトップガンが交わしてのペースメイク。とは言え、決して積極的なものではなくペースは全く上がらない。それは5F分割の前後半差…62.3-57.8を見ても明らかだろう。後半に関しては残り4Fからの上がり勝負…ただ、それぞれの区間でのペースの上がりはさほど大きくなく、単純な瞬発力勝負という構成にはなっていないが、物理的に速い上がりに対応できる馬じゃないと話にならないレースであった事は間違いない。

【各馬寸評】
トゥザグローリー
スタートよく番手確保から、坂の手前で先頭に立つと、あっさりと押し切って完勝。瞬発力より持続力に長けた馬だが、上がり性能はしっかりと持っているだけに、この流れならば力を出しきれたと思われる。ただ本番になるとどうも一歩足りない馬だけに、能力とは別の部分での憂いが気になるところ。

ショウナンマイティ大阪杯同様に後方から…ただ、遅すぎる流れに業を煮やしたか、3角までにはある程度ポジションを上げての追撃開始。手応えが怪しくなるのはいつものことで、自身の脚はきっちり使っての2着。この上がりで勝てないのは仕方ないということである。大阪杯では直線の瞬発力に凝縮するような乗り方だったが、5F程度のロングスパートの中でも決め手を発揮できるだけに、宝塚記念でも注目しうる存在…2走続けて小回りでも上がりを出せたのは大きい。

トーセンラー前半から積極的にいったのは予想外だったが、結果的にそれがうまくハマって残しきった感じ。ただ、この結果だけでどうこう言えるような内容ではなかったことも確かであり、過剰な評価はやめておいたほうがいいだろう。

ナカヤマナイト3着馬とは位置取りの差だろうし、この馬も持てる上がりは出している。ただ本質はもっと違うところにある馬だけに、この流れでの結果はあまり気にする必要はない。次走、改めて期待したい。

アーネストリーあえてタイトルに上げてみたのだが、それが何を表してるのか…言わなくても分かるだろう。なぜ逃げる競馬を良しとしないのか?上がりに寄せる競馬で自身の勝つ可能性が大きくなるのか?有馬記念からの3走はすべて同じ疑問符がつくレースである。Lapに明るくない人間でも宝塚記念が超絶パフォーマンスだったということは分かっている…それでいながら。今の作戦がそれより高い位置を目指すためのものであるとは到底思えない。3番人気に支持したファンの中で同じ事を思っている方はどれくらいいるのだろうか…

とりあえず、そんなところで。レースの回顧があまり必要ない分、違う所に文章量をかけてみましたwww 個人的には馬も鞍上も決して嫌いじゃないんです…だからこそ、やるせなさがつのりますね。



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