これもまた競馬~天皇賞・春回顧~
です、です。
昨日の夜に飲み過ぎた分、やりたいことがあまりやれないままGWの前半が過ぎゆこうとしております。明日・明後日は出社せねばならないので、何としてでも今日中にこれだけは仕上げておこうかと思います。決してやけ酒ではない…というか、ここまで行くとある意味スッキリするしますわな。
2012年 4月29日(祝) 3回京都4日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第145回天皇賞(春)
4歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) 芝・外 3200m 18頭
LAP 13.0-11.6-11.3-11.7-12.4-11.9-11.9-12.7-12.7-12.7-12.1
通過 35.9-47.6-60.0-71.9 上り 71.9-59.8-47.9-36.5馬 印 馬 名 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 人 1 △ ビートブラック 石橋 3.13.8 02-02-01-01 36.5 14 16 △ トーセンジョーダン 岩田 3.14.5 4 07-07-07-05 34.0 3 11 △ ウインバリアシオン 武豊 3.14.8 2 12-12-12-12 33.5 2 5 ▲ ジャガーメイル 四位 3.14.9 クビ 13-12-13-12 33.6 9 8 ○ ギュスターヴクライ 蛯名 3.15.1 1 1/2 08-08-07-07 34.4 4 7 △ ユニバーサルバンク 田辺 3.15.3 1 1/4 04-04-04-03 35.2 13 6 ゴールデンハインド 荻野 3.15.3 ハナ 01-01-02-02 37.8 10 2 トウカイトリック 幸英 3.15.4 1/2 06-06-04-05 35.0 17 3 ナムラクレセント 和田 3.15.6 1 1/2 03-03-03-04 35.6 8 17 トウカイパラダイス 柴山 3.15.6 クビ 10-10-10-10 34.5 16 15 ヒルノダムール 藤田 3.15.6 ハナ 15-14-14-14 34.0 5 18 ◎ オルフェーヴル 池添 3.15.6 同着 16-16-17-14 34.0 1 13 フェイトフルウォー 柴田 3.15.7 クビ 09-09-09-09 34.8 11 9 コスモロビン 柴田 3.15.7 クビ 17-17-15-14 34.2 15 14 ローズキングダム 後藤 3.15.9 1 18-18-18-17 34.0 6 10 ケイアイドウソジン 川田 3.16.4 3 05-05-06-08 35.8 12 4 モンテクリスエス 松岡 3.16.5 1/2 10-10-10-11 35.4 18 12 × クレスコグランド 浜中 3.18.6 大差 13-14-15-18 36.6 7
単勝 1 \15960
複勝 1 \3720 / 16 \400 / 11 \350
枠連 1-8 \3580 (11)
馬連 01-16 \61570 (58)
ワイド 01-16 \8400 (45)/ 01-11 \8870 (47)/ 11-16 \760 (5)
馬単 01-16 \208630 (135)
3連複 01-11-16 \97140 (141/816)
3連単 01-16-11 \1452520 (1023/4896)
【ペース・展開おさらい】
ビートブラックとナムラクレセントが内から顔を出すところを押してゴールデンハインドがハナに…結果、この3頭が後続を離すような形での序盤戦。確かに5F通過の60.0は高速馬場を差し引いてもやや速めの様相なのだが、ポイントはそこではない。8F~10Fで12.7と緩んだ時に実は4番手以降との差が離れているのである。そして追い上げを開始したのがその次の11F目、ただその部分で勝ち馬もペースを上げて前に迫っており、言ってしまえば、その時点で後続は物理的に逆転不可能な差を背負っていたということになる。
【各馬寸評】
ビートブラック:何ならハナでも…という感じの積極策。しかも残り6つから前にプレッシャーを掛けてハナを奪うと、このまま影をも踏ませず完勝。前走もそうだったのだが、最後バテてしまうようなペースでも自身はあまりペースを落とさずに踏ん張れる馬だけに、後半速めに仕掛けたのも好判断だったように思える。同型馬をも大きく引き離しており、菊花賞でも3着だったように長丁場への適性…今回のこの馬にとって最も問われたスタミナ面では、他馬を凌駕するものを持っていたということになるのだが、この段階で、それ以上の評価はやはり危険だろう。
トーセンジョーダン:後続集団の前目を追走…4角でユニバーサルバンクに並びかけ、その後もしっかりと伸びたが、さすがに前とは届かなかった。ロングスパート戦大得意だけに、ある意味ではしっかりと自身の力を出せた内容と言っていいだろう。距離にもある程度めどが付いただけに、今年もう1つ、2つのタイトルも見えてきたのではないだろうか。
ウインバリアシオン:この馬にしてはやや前目…こちらも特性である「ロングスパート戦でも速い上がりが使える」という部分を生かしての好走だった。2着馬とは位置取りの差もあっただろうが、力は出せており、仕方なしといっていいし、引き続き無視できない存在であることには変わりない。
ジャガーメイル:予想エントリでも書いたが、この馬にとって理想的とも言える状況が作られていたわけで、こちらもそれを生かした立ち回りだった。最後垂れてしまった辺りは若い馬との差が出てしまった感もあるが、インでもうまく立ち回れる馬だけに、その辺りの利が生かせるのであれば、まだ見所はありそうだ。
ギュスターヴクライ:2着馬を少し前に見る位置から、直線は外目に出したが…折り合いに難がない分、評価を上げたが、個人的には中距離のほうが断然合っている感も受けるだけに、この距離では力負けだったものの、特に悲観するような結果ではなかったように感じる。宝塚記念はちょっと面白いところがあるかも。
オルフェーヴル:折り合い面で特におかしな部分も見受けられなかったが、3角手前から焦ってゴリゴリと追いまくっていたが、そこでの反応はイマイチ、さらに4角では大きく外に膨れてバランスを崩すようなところもあった。様々な面から見ても、決して力負けではないのは明らか…だが、せめて他の馬に対しては何とかして欲しかった…個人的にはもっと高い所に行ける馬だとおもっていたのだが、そういう意味でも非常に残念な結果。もう長距離は使わないほうが良い。
結果論満載ですが、ポイントを上げるとすると…
・マーク薄く舐められ逃げ状態
・高速馬場の幻想により、中盤の5つで前との差をさらに広げてしまった後続
このあたりになるのでしょうね…いずれにせよ、このレース単体で他のレースへ向けての資質を語るのは無理ってもんです。ただ適正を把握して、印を打った馬がそれなりに好走してくれたことは、ちょっと嬉しかったりするのですが。
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