New Type Silport~マイラーズカップ回顧~
です、です。
月曜から木曜まで上海出張…そして土曜に日本一時帰国と慌ただしい日々がはじまります。とりあえず日曜夜までに3重賞回顧をかき上げて、予約投稿でしのごうと思いますが、例によって日本にいると極端にUPが遅れます…その辺りはいつもの事ということで、勘弁してやって下さいませ。
2012年 4月22日(日) 3回京都2日 天候 : 曇 馬場状態 : 稍重
【11R】 第43回読売マイラーズカップ
4歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定) 芝・外 1600m 18頭
LAP 12.1-10.8-11.4-11.9-11.3-11.2-11.8-12.7=1:33.2
通過 34.3-46.2-57.5-68.7 上り 70.3-58.9-47.0-35.7
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
17 | シルポート | 小牧 | 1.33.2 | 01-01 | 35.7 | 3 | ||
3 | ダノンシャーク | 福永 | 1.33.4 | 1 | 12-08 | 34.8 | 6 | |
6 | コスモセンサー | 幸英 | 1.33.6 | 1 1/2 | 04-03 | 35.6 | 7 | |
13 | ヤマカツハクリュウ | 川須 | 1.33.7 | 3/4 | 14-13 | 35.0 | 17 | |
7 | レッドデイヴィス | 安藤 | 1.33.7 | クビ | 16-15 | 34.6 | 8 | |
5 | トウショウフリーク | 浜中 | 1.33.8 | 1/2 | 02-02 | 36.0 | 10 | |
11 | フィフスペトル | 横山 | 1.33.8 | 頭 | 05-05 | 35.6 | 5 | |
1 | トーセンレーヴ | ピン | 1.33.9 | クビ | 07-07 | 35.6 | 2 | |
4 | キングストリート | 佐藤 | 1.33.9 | クビ | 17-17 | 34.7 | 16 | |
9 | ミッキードリーム | 和田 | 1.34.0 | クビ | 08-08 | 35.6 | 14 | |
15 | ダノンヨーヨー | 北村 | 1.34.3 | 1 3/4 | 15-15 | 35.4 | 9 | |
12 | ネオサクセス | 川田 | 1.34.3 | クビ | 17-17 | 35.0 | 15 | |
18 | グランプリボス | 内田 | 1.34.3 | 頭 | 08-08 | 35.9 | 11 | |
16 | エイシンアポロン | 池添 | 1.34.4 | 1/2 | 05-05 | 36.2 | 4 | |
10 | ドリームバスケット | 藤岡 | 1.34.5 | 1/2 | 12-14 | 35.7 | 12 | |
2 | リーチザクラウン | 藤田 | 1.34.6 | クビ | 03-03 | 36.6 | 13 | |
8 | マルカフェニックス | 秋山 | 1.34.7 | 1/2 | 08-08 | 36.3 | 18 | |
14 | リアルインパクト | 岩田 | 1.34.8 | クビ | 08-12 | 36.3 | 1 |
単勝 17 \690
複勝 17 \270 / 3 \270 / 6 \300
枠連 2-8 \1470 (7)
馬連 03-17 \3560 (20)
ワイド 03-17 \1360 (21)/ 06-17 \960 (8)/ 03-06 \1060 (9)
馬単 17-03 \6750 (31)
3連複 03-06-17 \7980 (27/816)
3連単 17-03-06 \36870 (94/4896)
【ペース・展開おさらい】
コスモセンサーがアッサリ控えるのは当たり前…見ての通り、シルポートの単騎逃げが創りだすペース。番手に構えた馬も必要以上に前をつつかなかった分、淡々としたレース運びになったが、稍重を考えても決して緩いペースではない。そして坂の上りで一息入れ、下りでペースアップしセーフティーリードを作ると、最後は一杯になりながらのゴール。3番手以降の後続を見ても決して緩かった訳ではなく、持続力が問われたレースになったのは間違いない所だろう。
【各馬寸評】
シルポート:この馬が出てきた時に常に言っていたのが「テン35秒の分水嶺」要は自身の刻むペースでテンが35秒以上かかると残り目が出てくるという説なのだが、今回はそれを大きく上回る34.6での通過…確かにプレッシャーは少なかった分、マイペースを守れたのかもしれないが、最後は一杯になりながらも、後続にも脚を使わせて追い上げを封じ込めた内容は優秀といっていいだろう。自ら壁を破っての好走で昨年より進化してように見えるだけに、今後も要注目。ただ逃げ馬は逃げ馬の宿命があるだけに、過信のしすぎには注意が必要といえる。
ダノンシャーク:出遅れなく、インの中団から。直線もトーセンレーヴの内に潜り込んで最内を伸びてきた。その部分においては恩恵を受けられたのだが、元々持続力勝負でも自身の脚はしっかり使えるタイプだけに、他の馬の脚が鈍ったラスト1Fでもしっかりと伸びることが出来たのだろう。G3レベルならいつでも手が届く馬であることは間違いない。
コスモセンサー:シルポートとの兼ね合いはしかたのない所…むしろ、控えて競馬できるこの馬にとってはいいペースメーカーだったと言えるし流れ的にもかなりマッチしていたように思える。今回は力負けということでいいだろう。ただ今後もシルポートの出るレースでは、勝ちを意識すると立ち回りがかなり難しくなりそうだ。
ヤマカツハクリュウ:道中は2着馬のやや後ろ…この馬もインを追走していた。4角から直線に入ったところで、一旦控えるようなところもあったのだが、よく盛り返しての掲示板。準オープン勝ちが厳し目の流れを差しきってのもので、流れに適正はあったと思えるのだが、7F戦のものであり、その分この舞台では半信半疑だった。どちらかと言えば7Fがベストなのだろうが、この距離でも流れ次第ではOP特別くらいは何とかなりそうだ。
レッドデイヴィス:スタート後手で4着馬から更に後方に位置…そして、この馬もインベタの競馬だった。直線もラチにくっつくように進路をとって伸びてきた。前走は道悪に泣いただけに、開幕週の馬場、そしてこの流れならばこれくらいはやれて当然。結果的に出遅れが響いたとも取れるが、出遅れからこそインベタに張り付けたという見方も出来るだけに、その辺りは過大評価しなくてもいいかもしれない。
結果、後続に脚を使わせたシルポートに、距離ロスのないインを突いて伸びてきた差し馬たち…という図式になりました。となれば、外目でロスの多い結果になった馬たちの巻き返しに注意を払うのは定石…特にダノンヨーヨー、エイシンアポロン辺りは、巻き返しが十分ありえる内容だったように思えます。また、それには当てはまりませんが、外目をジリジリと伸びていたミッキードリームは、その内どこかで穴を開けるはずです。しつこく追ってみても面白いかも。
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