重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

勝って強し、負けて強し~皐月賞回顧~


まいどー!!です、bera-an2です。

レースリプとパトロールフィルムを繰り返しみたのですが、不確定要素が多すぎて何とも言えないというのが正直なところ…推測の域は出ませんが、自分なりに振り返ってみようと思います。


2012年 4月15日(日) 3回中山8日 天候 : 晴  馬場状態 : 稍重
【11R】 第72回皐月賞
3歳・オープン・G1(定量) (牡・牝)(国際)(指定) 芝 2000m 18頭

LAP 12.4-11.1-12.3-11.9-11.4-11.6-12.2-12.7-13.6-12.1=2:01.3
通過 35.8-47.7-59.1-70.7  上り 73.6-62.2-50.6-38.4


馬 名騎手タイム着差通過順位上3F
14ゴールドシップ内田2.01.3
18-18-17-0634.64
9×ワールドエース福永2.01.72 1/217-17-17-1534.92
6×ディープブリランテ岩田2.01.8 3/403-03-04-0436.73
15
コスモオオゾラ柴田2.01.8ハナ04-06-05-0536.46
18グランデッツァデム2.02.01 1/414-15-15-1435.41
8サトノギャラント横山2.02.0ハナ10-11-10-1236.09
7
ベールドインパクト藤岡2.02.1クビ09-10-08-0936.213
4
メイショウカドマツ藤岡2.02.1ハナ01-01-02-0238.411
1
モンストー柴田2.02.2 1/206-04-08-0936.416
10
スノードン北村2.02.3 3/411-08-10-1136.218
5
アーデント藤田2.02.3ハナ11-11-10-1236.28
3
トリップ田辺2.02.4クビ06-06-05-0637.07
12
フジマサエンペラー田中2.02.5 1/211-13-13-1536.317
17ロジメジャー安藤2.02.6 3/406-08-07-0637.115
13
シルバーウエイブ北村2.02.614-15-15-1836.014
11
マイネルロブスト武豊2.02.7 3/414-13-13-1536.410
16
ゼロス川田2.03.5502-02-01-0140.612
2×アダムスピークピン2.04.8804-04-03-0340.25

単勝  14 \710
複勝  14 \210 / 9 \160 / 6 \200
枠連  5-7 \890 (4)
馬連  09-14 \1220 (5)
ワイド 09-14 \500 (5)/ 06-14 \700 (6)/ 06-09 \460 (4)
馬単  14-09 \3190 (12)
3連複 06-09-14 \2050 (4/816)
3連単 14-09-06 \12620 (26/4896)

【ペース・展開おさらい】
レースの流れ自体は割愛するが、ここでそれぞれの位置取りのLap推移…の推測をしておきたい。

・公式Lap(メイショウカドマツ・ゼロス・ラスト1Fはゴールドシップの刻んだLap)
12.4-11.1-12.3-11.9-11.4-11.6-12.2-12.7-13.6-12.1=2:01.3
3角以降でLapを作ったゼロスは内を通っており、残り3F辺りでお釣りが無くなりバタバタになった所を、残り1Fでゴールドシップが抜け、ラストのが一気に縮んだというLap構成

・先行集団の一番前(主にディープブリランテの通過)
12.8-11.5-12.4-12.4-11.9-11.8-11.8-13.2-11.6-12.4=2:01.8

4角は比較的外目を回してのもの。パトロールフィルムを見てもわかるが、一気に外に振ったのは3~4角の中間地点からで、この部分のLapが一気に落ちていることが分かる。ただし実際に緩めているわけではなく、一定のペースでは走り続けているだけに、6Fロングスパートの消耗戦の様相。

・連対2頭(大勢に影響のない部分と思われる6F目まではあえて同じLapにしている)
1着:ゴールドシップ
13.9-11.8-12.1-12.8-12.4-12.2-10.7-11.9-11.4-12.1=2:01.3
2着:ワールドエース
13.9-11.8-12.1-12.8-12.4-12.2-10.8-13.1-10.8-11.8=2:01.7

ご存知の通り、大外をぶん回したワールドエースに、リスク覚悟でインを突いたゴールドシップ。この部分のLap差を見れば一目瞭然。

【各馬寸評】
ゴールドシップ
内を衝いたことを好騎乗と言われているが、インタビューでもあった通りに、ある程度の勝算ありきの選択だったようだ。自身のウデが伴ってのものなのは言うまでもないが…とは言うものの、ゴールに向かって加速する中において、瞬時のギアアップを見せた上で、最後まで脚が落ちないというのは、明らかに力の証明。個人的にはもし外を選択していたとしてもワールドエースとはいい勝負が出来ていたに違いないと判断したい。もちろん東京12Fを走破出来るだけの下地があることは言うまでもないだろう。

ワールドエース出た瞬間も横の馬にぶつかるようなところもあった上でのつまずき。位置取り面はともかくリズムが狂ったことは間違いない。その上で上がり4つから一気のペースアップ。この時は仕掛けるようなアクションはなく地脚で対応…さらに直線に入ってからも残り200までは推定10秒台で駆け抜けており、後傾持続力勝負においても極めて高いレベルでの瞬発力を有した馬であると言っていいだろう。この結果が負けて強しであること、どう考えても東京のほうが適正が高い事は今更説明の必要もないか。

ディープブリランテこの位置の馬は終始持続力を求められたレースであり、そんな中で2着とコンマ1秒差にまとめられた事はのは大きい。この馬もこのレースにおいては相当走ったと判断していいのではないだろうか。その上、瞬発力面での裏付けをも持っている馬で東京替わりも問題なく、2強ばかりに目が行くようであれば、人気の盲点になる可能性もなきにしもあらず。

コスモオオゾラこの馬は馬場もそうだが、とにかく流れが向いたことに尽きる。それ故に、着差はわずかでも先着を許した3頭とはやはり力差があると言わざるをえないか…東京替わりもプラスにはなりそうもなく、次へ向けての根拠は乏しい。

グランデッツァ思った以上に後方から…それでも3角までは連対2頭よりは前で競馬していたのだが、4角では2着馬に並ばれる所まで差を詰められており、こうなってはどうしようもない。↑を見ても分かる通り、あの位置からだと瞬発力をも求められた訳で、その部分で遅れを取ってしまったということではないだろうか。正攻法でこその馬で、逆に言えば上がり性能もトップ級というわけではないだけに、ここでタイトルが取れなかった以上、次の期待値は更に下がりそうな気配。

サトノギャラント:上位馬と比べてスケールは小さいものの、このレースで後ろから差を詰めることができている以上、それなりのレベルにある馬と判断して差し支えないだろう。ダービー出走を確実にするだけの賞金を持っていない分、間に一度使わなければならないだろうが、ローテを考えるとそちらのほうが狙い目と言う事になるか。

つらつらと書いてみましたが、正直分析がどこまで上手くいってるのか…自分でも半信半疑だったりします。ただ現時点で2強という感じになってますが、個人的には3着馬もプラス、更に毎日杯の勝ち馬ヒストリカルと加えた4頭で考えるべきレースなんじゃないかなと思っております。


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