絶妙のペース配分も…~ダービー卿CT回顧~
です、です。
今日はようやく休み…まぁ平日に休みをもらってもあまりすることがないというのが正直なところでしてwww 取り急ぎ、こちらのエントリを上げておこうと思います。
2012年 4月 1日(日) 3回中山4日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第44回ダービー卿チャレンジT
4歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)[指定] 芝 1600m 16頭
LAP 12.2-11.3-11.9-12.0-11.4-11.6-11.8-11.3=1:33.5
通過 35.4-47.4-58.8-70.4 上り 70.0-58.1-46.1-34.7
馬 | 印 | 馬 名 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 単勝 |
8 | ○ | ガルボ | 1.33.5 | 04-08-09 | 34.1 | 7.3 | |
10 | オセアニアボス | 1.33.5 | クビ | 14-15-12 | 33.5 | 16.9 | |
9 | ネオサクセス | 1.33.6 | クビ | 12-12-13 | 33.8 | 13.4 | |
2 | ツクバホクトオー | 1.33.7 | 1/2 | 01-01-01 | 34.9 | 14.0 | |
3 | ダイワファルコン | 1.33.7 | クビ | 04-05-06 | 34.5 | 4.3 | |
12 | × | アプリコットフィズ | 1.33.8 | 3/4 | 04-05-06 | 34.6 | 5.8 |
14 | ミッキードリーム | 1.34.0 | 1 1/4 | 09-11-09 | 34.4 | 15.8 | |
6 | ▲ | タガノエルシコ | 1.34.1 | 1/2 | 15-16-15 | 33.7 | 21.6 |
13 | スピードリッパー | 1.34.2 | クビ | 11-08-08 | 34.8 | 90.9 | |
1 | ◎ | ミキノバンジョー | 1.34.2 | クビ | 04-05-04 | 35.0 | 20.6 |
15 | リーチザクラウン | 1.34.3 | 1/2 | 09-04-04 | 35.2 | 22.8 | |
11 | テイエムオオタカ | 1.34.3 | クビ | 02-03-02 | 35.3 | 11.8 | |
4 | サトノタイガー | 1.34.4 | 1/2 | 02-02-02 | 35.5 | 9.2 | |
5 | キングストリート | 1.34.5 | 1/2 | 12-13-13 | 34.6 | 71.7 | |
7 | ベルシャザール | 1.34.5 | クビ | 16-13-15 | 34.6 | 11.4 | |
16 | マンハッタンスカイ | 1.35.3 | 5 | 04-08-09 | 36.0 | 202.6 |
単勝 8 \730
複勝 8 \270 / 10 \450 / 9 \410
枠連 4-5 \1920 (8)
馬連 08-10 \5760 (26)
ワイド 08-10 \1800 (23)/ 08-09 \2240 (34)/ 09-10 \2680 (43)
馬単 08-10 \10910 (46)
3連複 08-09-10 \28420 (118/560)
3連単 08-10-09 \163170 (632/3360)
【ペース・展開おさらい】
テイエムオオタカは積極的にハナに行く素振りは見せずに、ツクバホクトオーのペースメイク。1F目のダッシュは12.2とやや速めだったが、3F目の11.9が若干遅目ということもあって、前半3Fはごく標準的な通過となった。ただし4F目も3F目の流れを引き継ぐかのようにペースが上がらず12.0とした所で、外からテイエムオオタカが突っかけるような形でペースアップし、上がり4つは11秒台とまとめてのFinish。終わってみれば47.4-46.1という後傾気味の持続力勝負になったが、4F目でのペースアップに付き合わされた先行各馬たちは、数字よりかは厳しい展開だったように思える。
また注目の馬場は…内が残れないと言うわけでもないが、外からもそれなりに差しが届く状態。内有利が無くなったと言うよりも外の不利が軽減されたと表現する方が正しいだろうか。
【各馬寸評】
ガルボ:先団からの競馬も、2F目あたりで一度引っ張るような所あり。いつもよりは後ろからの競馬になってしまったが、追うとしっかりと伸びての勝利。流れ云々よりも今年に入ってからのパフォーマンスはこのメンツではちょっと上だったということでいい。すなわち、間違いなく緩まない流れになるであろうG1でもそれなりにやれそうな気配が漂ってきたということ。
オセアニアボス:いつも通り後方から。4角までは内目を進んでいたが、直線は勝ち馬の内に合わせるとしぶとく伸びた。緩みの少ない流れでもキッチリと速い上がりをマークできるようになっており、7F・8F戦ならば常時注意が必要…おそらく馬群に入れて追い込んでくるので、枠はあまり気にする必要のない馬といえる。
ネオサクセス:2着馬よりやや後方からも、4角は対照的に大外に振っての追込できわどく迫った。4走前の準オープン勝ちもそうだったが、緩まないがデフォルトの中山でも決してテンから速くないレースのほうが末を生かせるという不思議な馬。ただ現状イン優勢になりがちな中山なだけに、敵は別の所にもいるわけで、常時狙えるわけではないだろう。
ツクバホクトオー:付いていった先行馬がほとんど残れなかった事を思えば、強い競馬だったとも言え無くはないが、個人的には絶妙なペース配分があってこその結果で、一概に判断するべきではないと思う。ただ、自身は交わされてからも止まっているわけではないので、同じ逃げでも、もう少し速めに流れたほうが、持ち味が出せると思われる。今回に関しては力負けでいいだろう。
ダイワファルコン:直線に向く辺りまではかなりいい感じだったのだが、そこからいまいち伸び切れず。おそらく使える上がりの脚に限界があると思われ、そういう意味ではもう少し距離があったほうがいいかも。また時計勝負も向いてない傾向だと思われる。
アプリコットフィズ:このコース、流れでの取りこぼしはいただけない。好不調が激しいタイプだけに、次走以降も嫌って妙味ありと言えるかも。
着差はわずかでも人気を背負ってしっかりを結果を出した勝ち馬は一皮むけた印象ですね。このメンツでももう少し人気していいと思うのですが、血統的に地味だからか、あまり過剰人気にならないタイプですので、今後もいいお付き合いが出来そうな感じです。