何のトライアル?前哨戦?~大阪杯回顧~
です、です。
今日からチャイナは3連休…の、はずなんですが、何故だか出勤しております。まぁ日本は普通に仕事ですからね…全く連絡が取れないというのはどうかということで、ローテーションを組んで出社しておる次第です。明日と明後日で遅れた部分は取り戻そうと思っておりますので、今しばらくお待ち下さい。
2012年 4月 1日(日) 2回阪神4日 天候 : 曇 馬場状態 : 稍重
【11R】 第56回産経大阪杯
4歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定) 芝・内 2000m 12頭
LAP 13.2-12.2-13.7-13.2-12.9-12.7-12.3-11.9-11.2-12.2=2:05.5
通過 39.1-52.3-65.2-77.9 上り 73.2-60.3-47.6-35.3
馬 | 印 | 馬 名 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 単勝 |
11 | ショウナンマイティ | 2.05.5 | 11-11-11-12 | 34.3 | 9.0 | ||
6 | フェデラリスト | 2.05.7 | 1 1/4 | 04-03-03-03 | 35.2 | 2.6 | |
2 | トーセンジョーダン | 2.05.8 | クビ | 01-01-01-01 | 35.6 | 4.5 | |
8 | ローズキングダム | 2.05.9 | 3/4 | 07-07-07-07 | 35.1 | 6.8 | |
1 | ナカヤマナイト | 2.06.0 | 3/4 | 04-05-05-05 | 35.3 | 6.3 | |
9 | アーネストリー | 2.06.0 | ハナ | 06-06-05-05 | 35.3 | 6.9 | |
5 | コスモファントム | 2.06.2 | 1 1/4 | 02-02-02-02 | 35.9 | 35.1 | |
7 | ナリタクリスタル | 2.06.2 | クビ | 07-08-09-09 | 35.2 | 70.1 | |
3 | フライングアップル | 2.06.4 | 1 1/4 | 03-03-03-03 | 35.9 | 115.1 | |
12 | メイショウカンパク | 2.06.5 | 1/2 | 12-12-11-10 | 35.2 | 82.8 | |
4 | ダンツホウテイ | 2.06.5 | クビ | 09-08-07-07 | 35.7 | 60.4 | |
10 | ソリタリーキング | 2.07.2 | 4 | 09-08-09-10 | 36.2 | 208.6 |
単勝 11 \900
複勝 11 \220 / 6 \120 / 2 \170
枠連 5-8 \810 (3)
馬連 06-11 \990 (5)
ワイド 06-11 \380 (5)/ 02-11 \700 (12)/ 02-06 \280 (1)
馬単 11-06 \2660 (10)
3連複 02-06-11 \1740 (7/220)
3連単 11-06-02 \11540 (42/1320)
【展開・ペースおさらい】
せめてコスモファントムがそれなりにペースを…という期待も虚しく、恒例のダチョウ倶楽部状態…となれば、竜ちゃんよろしくダシにされるのが岩田ヤスナリ…(意味不明)今回は腹をくくったような感じの先行策であったが、とにかくペースが上がらない。数字上は3F・4F・5F通過全てにおいて過去10年最遅。これは馬場状態を加味してもなお遅すぎる流れという表現でいいだろう。そこからはゴールに向けてペースが上がっていきながらも、直線入り口の区間でコンマ7秒上げる瞬発力勝負となってしまった。持続力と言うよりも「上がり性能」がモノを言ったと言えるだろう。
ちなみに内回りの馬場は内外差のあまりない状況…やはり位置取りよりペース適正の方が着順に大きく影響したとみていいだろう。
【各馬寸評】
ショウナンマイティ:後方2番手から大外をぶん回して突き抜けた。出走メンバー中で瞬発力面では最上位評価できる馬であり、流れ以上に直線での爆発力に寄せた騎乗も光ったと言えよう。また頭数と流れが落ち着いて、後方待機でも前との差があまりつかなかった事もプラスに働いたと思われる。いずれにせよ、この流れで差し切っても、次以降も狙える舞台が限られてしまう事は変わりなく、引き続き、瞬発力特化型として注意が必要な存在と言える。
フェデラリスト:絶好の番手キープ。鞍上談話の通り、4角では間違いなく勝つと思わせる手応えだったが、外からのキレに屈してしまった。4連勝の内容を見ても、瞬発力が必要なレースはほぼ皆無といえる状況だっただけに、このメンツに入り、切れ味で勝負するのは分が悪いということなのだろう。次どこに行くのかは知らないが、今回の結果で評価を落とす必要はない。
トーセンジョーダン:ハナに行かされてしまった事は仕方ないにしても、この馬とて切れ味には乏しいタイプ。ギリギリまで追い出しを我慢する競馬というのはどうなんだろうか。一旦前に出られた馬を最後は差し返しての3着というのも持続力で勝負したいタイプというのをよく表しているといえる。とにかく、この流れと位置取りならば及第点としていいだろう。
ローズキングダム:フットワークのいい馬で、一瞬のギアアップ能力ならば上位に取り上げたいなの馬だが、それでいてこの結果というのは…次以降も大きく狙う必要はないと思っておきたい。
ナカヤマナイト:2着馬を見る絶好位でレースを進めることが出来たのだが…直線では思うように弾けなかった。とは言えこの馬も特に切れ味勝負は分が悪いクチなだけに、あまり悲観する必要はないだろう。
アーネストリー:有馬記念に続き、負けるべくして負けたと言っていいだろう。何がしたいのか…どうなりたいのか…どこに行きたいのか…とにかくそう言わざるを得ないレースぶり。宝塚記念のパフォーマンスを思えば、自身でそんなLapを刻んでもいいと思うのだが。
元々、この重賞の位置づけというのが、良く分からない感じではあったのですが、今年のレースを見て余計にそんな思いを強くしてしまいました。ここから天皇賞に行く馬がいても、この結果は全く気にする必要はありませんね。勝ち馬の切れ味性能はしっかりと評価する必要はありますが、宝塚記念を思えば、その適正は必要ない訳で…ちょっと難しいところです。